筋金入りのパニック障害。
同じ所をグルグルして
生きてます。
奎星展記念作品集が送られてきた。
前衛作品が多いですね。
その中で
先人の書というページ。
川邉清華先生の言葉が心に残った。
前衛作品は作った時点で
前衛でなくなる。
そうだ、
自分が作り出した新しい書の形を
発表した時点で
最新とは言えなくなるって事だね。
人や過去の自分のモノマネでは
無くて、新しい作品を探求せよと
いっておられるのか?
何か、フィギュアスケートの
羽生結弦の得点に似ている。
自分が出した世界最高得点は
次に出しても
世界一では無いって事だね。
心にズーンとくる。
青墨 松揺風、
相方にクランプしてもらい
墨摺り機発動。
水100ml 30分摺り
その墨を更に薄めて淡墨に挑戦。
一枚目書いてみる。
わっ!薄っ!
二枚目は濃くしよう。
三枚目はもう少し薄くして
四枚目は力を抜いて
もう少し濃く書いてみる。
五枚目、字形を変えて書いて
六枚目は頑張って書きました感を
消してユルくしたかったのに、
ふーっ
中々、上手く書けない。
字形も墨の色もダメらね。
しかも、少し墨の色が濃いかな?
って思ったものは
乾いていくとドンドン薄くなり、
初めから薄かったものは、
ドンドン
消えます・・・
淡墨、恐るべし!らね。