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「言葉を超えた写真家 富山治夫 『現代語感』」を東京ミッドタウンにある写真歴史博物館で見てきました。日本カメラ歴史博物館のスタンプラリーが主目的で来ました。
富山治夫(とみやま はるお、1935-2016)さんは、カメラマンで1964年から『朝日ジャーナル』誌の連載「現代語感」の写真を分担。
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代表作の「過密」1964(昭和39)年です。解説によると「都電のプラットホームに人々が待つ光景は、小さな島国日本に密集し溢れていく様子をイメージしてされた」、プラットホームは錦糸町駅です。ホームに人がいる時に「富山は島の手前、道路の真ん中にわざと立ち止まり、カメラを構えます。すると富山の背後からは車のクラクションが、島にいる人々がその音に反応し一斉に車の方向を向いた瞬間、富山はシャッターを切りました」
報道写真のような、芸術写真のような不思議な写真です。
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