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三菱みなとみらい技術館のサイエンスカフェ2018の最終回は「量子暗号通信」でした。講師は、武岡正裕さんです。ご本人の自己紹介では、情報通信研究機構(NICT)>未来ICT研究所>量子ICT先端開発センターのセンター長で、今流行りの「ICT」が続きます(^^;
「量子暗号通信」は、あらゆる計算機で解読不可(量子コンピュータでも無理)、あらゆる物理的盗聴が不可だそうです。これは、量子物理学の基本原理である、「粒子の位置と運動量を同時に確定することはできない」というハイゼンベルグの不確定性原理と、「量子は、観測することにより発生する相互作用でその状態を変える」という量子の観測不可能性により保証されるそうです。
現在、使用している暗号は原理的にはコンピュータの性能が上がれば解読できますが、量子暗号は無理だそうです。
話を聞いた時は分かったつもりでしたが、思い出して分からなくなりました。難しいです。
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