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漫画、アニメ、ドラマで話題の『この世界の片隅に』の企画展が昭和館で開催されてます。入場無料です。この企画展では、『この世界の片隅に』に描かれた当時の様子を実物資料や写真が展示されてました。
主人公のすずさんの夫の周作さんも着用したと思われる海軍文官従軍服や作幼児服、アイロン(陶製)、愛国イロハカルタ、国策水彩絵具、等々です。展示品が掲載されている漫画の原稿も展示されてました。
『この世界の片隅に』の複製原画(上、中、下巻)カバーもありました。
撮影は出来ませんでした。
昭和館は、主に戦没者遺族をはじめとする国民が経験した戦中・戦後(昭和10年頃から昭和30年頃までをいいます)の国民生活上の労苦についての歴史的資料・情報を収集、保存、展示し、後世代の人々にその労苦を知る機会を提供する施設です
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昭和館の近くの「しょうけい館」にも寄りました。
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しょうけい館(戦傷病者史料館)は、厚生労働省が戦傷病者等の援護施策の一環として、戦傷病者等が体験した戦中・戦後の労苦を後世に語り継ぐ施設として平成18年3月に開館した国の施設です。入金無料です。
「みくにの華」(戦前)と「日傷月刊」(戦後)は戦傷病者の団体が発行した印刷物です。特に、戦後軍が解体され援助が無くなり苦労をされたようです。
「街頭募金をする者も現れる」とありましたが、私の子供の頃(昭和40年代)にも国鉄天王寺駅と近鉄百貨店を結ぶ歩道橋に戦傷病の人がいたと思います。募金というより物乞いに近い感じでした。
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