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『音楽に秘められた無限の力』 講演+クラシックコンサートを日仏文化協会 汐留ホールで聞かせていただきました。
イベントは東京から和歌山を応援する紀友会主催です。
講師は、東京藝術大学学長である澤和樹さんです。澤さんも和歌山県出身です。「卒業生の半分は行方不明!? 」と言われる藝大です。会社に就職するのが負け組。あくまでも芸術の道を尽くすのが、藝大生。先生たちも本来なら芸術に邁進したいのに学生に教えなければならない。学長を務められるのは、大変だと思います。
澤さんも卒業後にNHK交響楽団にコンサートマスター候補で入団したのに、わずか8か月で退団して、イギリスに留学したそうです。講演は30分くらいでした。
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演奏は全部で6曲でした。
・モーツァルト: ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ト長調 K.301
・マスネ: タイースの瞑想曲
・エルガー: 愛の挨拶
・ラフマニノフ: ヴォカリーズ
・クライスラー: 愛の悲しみ、愛の喜び
・情熱大陸(TBS毎週日曜日23時)
情熱大陸以外、知っている曲はありませんでした。しかし、演奏が始まると半分くらいは、聴いたことのある曲でした(^^;懇親会で、私だけでないことが分かりました。
情熱大陸の作曲は、葉加瀬太郎さんです。藝大出身です。テレビで聴く情熱大陸はパワフルですが、澤さんの情熱大陸も落ち着いていて、こちらもよかったです。生で間近で聴くと迫力満点です。使っているバイオリンはイタリアの1732年にできたもの、同じ作者の似た作品が8億円だったそうです。
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演奏会の後は、懇親会です。紀友会の会員の中にキリンの人がいるようで大量に差し入れをしてくれました。24本パックが3箱残ってました。紙袋があれば、もらってました。代わりに数本カバンに入れました。
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温故知新ならぬ「温故創新」(古きを温ねて新しきを創る)のラベルを貼った日本酒です。ラベルは学内でデザインしてもらい、中身は和歌山県海南市の平和酒造株式会社のお酒です。
もうひとつ、澤さんをイメージしたステッカー(名前、忘れました)が講演会の時に紹介されました。デザインはJR東日本のSuicaのペンギンを描いた人だそうてす。
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