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4月17日に始まった国立映画アーカイブのこけら落とし企画の「没後20年 旅する黒澤明」も残りわずかになりました。この企画の展示品は、全て黒澤明研究家・槙田寿文氏のコレクションです。8月14日(火)より会期終了まで、出演者の遺族より寄贈を受けた幻の黒澤監督版『トラ・トラ・トラ!』の撮影台本(1968年)を除く。
その槙田寿文さんによるトークイベントがありました。槙田寿文さんは学生時代に黒澤明監督の作品のとりこになり、生前の黒澤監督の自宅までお邪魔して、お話を伺ったりしたそうです。
80ページ以上の資料を説明していただき、予定の1時間をオーバーしてしまいました。
常設展に展示されている「本木荘二郎旧蔵『羅生門』ヴェネチア国際映画祭金獅子賞トロフィー(1951年)」と同じものを槙田寿文さんも手に入れて展示してました。ヤフーオークションで購入したそうです。落札価格は秘密だそうです。
トロフィーは共に複製で受賞記念に当時の大映の永田雅一社長が複製を十数体作って関係者に配布したものと思われます。
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