名古屋の河村市長が、名古屋城を木造で再建するって発言していたね 日本の建築文化を残そうと奮起したね
鉄筋コンクリートの城なんて情けない話だからね 歴史的文化遺産ではないよ 7階建ての鉄筋コンクリートの城型ビルだろ 城の模造品だよ
木造技術を忠実に再現して名古屋城を造れば、後世に残せる技術遺産にもなるからね 城としての価値も日本建築としての価値も残せるからね
建築基準法の強度を構造計算で証明できれば良いけどね どの様に現実に木造で再現するのかは楽しみだね
計算で証明できる設計士がいるのかは疑問だけどね 息詰まると特例処置って伝家の宝刀が出るのかもね
名古屋城を木造で再現する検討部会の様な会議録では「建築基準法適用除外」と言う扱いで名古屋城を再建築するような記載があったね
適用除外なら現行の建築基準法に適合する必要もないって事なんだろうね
建築基準法の改正で「大規模木造建築が認められるようになった、現在要求されている耐震基準も満たせる」等の記述もあるよ
接合部の補強金具で強度がアップして必要な計算数値が出せるって事なのかね それとも梁の組み方で強度が出せるって考えが数値化できたって事なのかね
いずれにしても、木造の7階建て建物が「現在要求されている耐震基準も満たせる」って事なら凄いことだからね 本当なら素直に学者を褒めたいね
テレビで熊本城の石垣が崩れた番組をやってたね 石垣の名人衆として穴太衆が紹介されていたよ 優秀なあのう積の技法だね
「石の心の声」を聞くことができる職能集団として賛美されていたよ 施工のポイントは石の重心を上手くとらえていたね 揺れた時に一つ一つの石がバランスを取る積み方だよ
近代に修復して積んだ石垣は美装感覚が優先されて、2点支持で一つ一つの石を積み上げていたね 綺麗に積めるけどね
揺れたときは2点支持だから揺れてバランスを取れないからね 1点が外れると重心が崩れて決壊してしまうよ
これは荷重を一点支持で重心を取るって事が揺れを吸収して崩れにくいってメカニズムだろ 一本足のヤジロべイは倒れないって理屈だよ
穴太積は一つ一つの石がバランスを取れる石の積み重ねだって事だろ 綺麗に積むために2点支持の荷重で石を積んだ近代の石垣は倒壊したって事だよ
近代の技術者はそのメカニズムの違いを知らない為に間違いを犯したって事だね 心柱効果と同じでね 支点を造ってヤジロべイのようにバランスを取る構造にするって事だろう
建築物でも同じだよ バランス構造を重視しないと耐震性は向上しないよ 歴史的建造物が教えてくれるよ 温故知新だよ
名古屋城を木造で再現するって事は、日本の歴史的木造技術を保存するってことにもなるよ 沢山の技術者が見て学ぶことができるからね
(木造の名古屋城は建築基準法適用除外?)
文化財の建物? 観光の目玉? 入場者数年間400 万人を超える。建築基準法との矛盾はないのか? 等の疑問も指摘しているよ
文化財と言えども活用するためには安全でないといけない。 適用除外なら何をやってもいいわけではない。等々
建築基準法、消防法、さまざまな法規に適合する努力は欠かせないだろうけどね 史実に忠実プラスアルファって事らしい
それでも「適用除外は基準がない」って事らしいからね 文化財だから超法規的処置って事かな?
木造の名古屋城再現は、建築基準法の例外規定 で実現できるって事らしい
要するに真正面から建築基準法で証明できる建築物にはならないって事だよ 構造のメカニズムが解明できないんだろ
歴史的木造技術が劣っているって事なのか、建築基準法が未熟で本当の強度を計算できない、証明できないって事なのか不明だね
城などの歴史的建造物は木造だから、現在の消防法はクリアーできる訳がないからね 燃えない木材を使ったら近代建築になってしまうよ
耐震強度の問題が歴史的建造物でもクリアーできるかだからね 規格化した計算方法ではクリアーできなくても倒壊しない建造物は沢山現存しているよ
歴史的建造物の耐震強度を明らかにするメカニズムを数値化して認めるって事ができれば大きな進歩になると思うね 五重の塔の構造計算書の数値が見たいね
松本城は木造で現存する城だよね 小田原城、姫路城等とは基本構造が違っていたね
小田原城には1本、姫路城には2本の太い通し柱が使われている構造になっているけどね 松本城には通し柱が無い構造になっていたね
小田原城は通し柱を使った心柱工法のバランス構造になっていたけどね 松本城は箱型のユニットを積み重ねたような構造だよ
何方も耐震性は高い構造になっているようだからね どの様なメカニズムで耐震強度が出せるのか、数値で証明できれば現在の木造建築にも生かせるよ
国や専門家は証明する義務があるよね 証明できないものは、規制して建築不可としている以上は、歴史的技術は解明する義務があるよ
何故ダメかを証明せずに技術を封じ込めるのは暴挙だろ 証明できずに過去の技術を封じ込めるのは許せないからね 国の怠慢だよ
河村市長の名古屋城再現は是非にも木造で実現してもらいたいね 歴史的技術を守るって事はこの様な事だろ 真に文化遺産を守るって事だろ
過去に木造で城の復元がされてたね やはり、建築基準法の問題はネックになっていたみたいだけどね 建築基準法適用除外でクリアーしたんだろうね
全国初の木造本格復元だった掛川城天守閣
「静岡県掛川市の掛川城は、平成2年(1990年)8月から復元工事が行われ、平成6年(1994年)4月に竣工、一般公開された。木造復元から20年以上を経た現在、掛川城は地域のシンボル、観光資源として定着し年間14万人もの人が訪れている。」
平成2年着工なら、阪神大震災の前の建築基準だからね 耐震強度も緩かった時代だね これから名古屋城を木造で造るとなると、さらに困難な要求をされそうだよ
その意味でも、名古屋城を本格的な木造建築で再現できたとしたら凄いことだよ 無理をせずに、重量鉄骨との混構造にすると楽になるとは思うけどね
ハイブリット工法では本格的木造建築とは言えないけどね 木造建築の耐震補強は鉄骨でサポートするのが効果的だよ
柱や梁伏せ構造は厳格に復元するとしても、接合部の補強は鉄材に頼ったほうが強度はアップするし構造計算も楽だろうね いっそのこと、未来型新工法で実現してもらいね
2019年2月14日 名古屋城再現に見通しが立ったようだね
さすがに技術の竹中工務店だね 伝統的な技法である木造軸組み在来工法で現行の耐震強度を確保しそうだね
下記の記事を見つけたよ
伝統的な建築法でも想定の強度が確認できた‥ 名古屋城木造復元で事業者
伝統的な技法で作る柱や壁は想定通りの強度でした。
名古屋城天守閣の木造復元で、事業を担う竹中工務店は、去年行った耐震実験の結果を明らかにしました。
14日午後、建築の専門家などでつくる天守閣部会が開かれ、竹中工務店が、去年行った実験結果を明らかにしました。
実験では、クギを使わない伝統的な技法で組み立てた柱と梁や、巨大な土壁に、地震で建物にかかる力を加えると、どのように変形するかを調べていました。
その結果、柱と梁、土壁ともに、一部の仕様を除いて、想定通りの強度だったということです。
「いま設定しているクライテリア(目標値)のなかでは、大きく崩壊することはなかった」
(竹中工務店 山田基裕さん)
竹中工務店では、この結果をもとに、木造の天守閣が現在の耐震基準を満たすにはどのような補強が必要かを検討していくということです。
これで歴史的伝統技術の優秀さが証明されそうだね 構造計算できない設計技術の未熟さが改善されるよ
計算できないメカニズムを現物実験するって原始的な手法で証明するって事だね 技術を真正面から受け入れるって事が重要なんだよ
計算できないから否定するって対応が伝統技術を埋没させたんだよ 国の姿勢が間違っているって事だね
名古屋の河村市長は優秀だよ 国が為さねばならないことをやらないからね 河村市長が日本の建築文化を残そうと頑張ったと言うことだね
難しい厄介な問題に取り組むって公人は他にはいないよ 市民や議会を説得して、あえて木造で名古屋城を再建するってことは凄い男だね
河村市長は政治家としての心情はピカイチだね 正に馬鹿の壁をぶち破って規制緩和だよ 日本の文化遺産が優秀な建築物として認知されるよ