サニテラの仲間達

退職を機に、自分は残りの人生で何をしたいのか心の声に耳をかたむけ山小屋生活を楽しみ、世界を歩く夢を実現したいと考えてます

第二の人生 これからの生き方を考えています

2023-06-08 09:21:00 | 人生について
人の幸せについて考えています。

これから残りの人生をどう生きるのか考えてしまいます。
お手本は自分の父親、義父、曽祖父を思い返します。皆、働けなくなるまで仕事していたので、今の自分は年齢的にはまだまだ働けるのにと思うと、学校や仕事をずる休みしているような罪悪感もあります。
先日、アマゾンプライムで「痛くない死に方」と言う日本映画を見ました。末期癌の患者が自宅で尊厳死するさまを描いていますが、自分の最後もこうありたいものだと痛感しました。とても良い映画でした。自分の親や自分がそろそろかなと、感じているのなら是非とも見るべき映画ですよ。

私の子供達は、自分の生活の為に仕事に家庭に一生懸命に取り組んでいます。目の前の出来事に追われているようです。でも先日、長女から「自分の将来を考えると不安がいっぱいだったけど、パパが自由に生きている姿を見ていると歳をとってからも楽しいかもしれないと思い始めている」と言ってくれました。私が自分の親を見ていた視線で子供も私を見ているのだと感じた瞬間でした。

私は子供や孫の為にも、希望となるような生き方をしていかなくちゃとも思い始めています。当初は、同年代の友人知人に退職後にいかに楽しく豊かに暮らしていけるのかの実験台になってやろうと思って始めた、「死ぬまで遊びつくすぞ」のスローガンが多少変わってきています。自分の自由な時間が出来たことでゆっくりと様々な事を考えるようになりました。

人の幸せとは、いったいどうすれば良いのだろう?

例えば、定年後に残りの人生を贅沢旅行が出来る経済力があったとして、それが出来たとして、その一瞬だけは幸せを感じるだろうけどそれだけの事だと思っています。自分の趣味を極め世間から認められて注目さたい?とてもプロには敵いませんし趣味の範疇で終わりそうです。何かを後世に残せるとは所詮趣味の世界なので、詳しく知れば知るほど思えません。孫達との3世代同居の楽しい生活?そもそも今の都会では家が狭くてとても無理ですが、それでももし広い家があっても、孫が成長する過程で、自分は孫に何を与えられるのか・見せられるのかが大切であって、孫の成長する姿を見てるだけだと孫からも相手にされそうになく、コレも論外です。

多分、幸せだったかどうかは、自分が死の時を迎えたときに、過去を振り返って「精いっぱい生きた。もう思い残すことはない、幸せだった。神さんありがとう」と思えるか否かじゃないだろうかと想像はしています。
なので今の私には、「生きて幸せになる事とは、その時に自分がしたい事を目一杯して人生に後悔しない事」が答えだと思っています。