最近の詐欺メールが怖い。
昔から詐欺メールは色々ありましたが、昔は詐欺メールの日本語がモロ外人が使うような下手糞な日本語だったり、中国語の書体だったりと分かりやすかった。それが最近は、彼らもこれじゃ日本人を騙すことが出来ないとレベルアップしているようです。私は絶対に犯人は外国人だと思っています。
私の所にも最近3通の詐欺メールが届きました。
間違えてアクセスしない様に消してしまう様にしていますが、今回は2通をスクリーンショットしておきました。(その内の一番出来が良かった1通を間違えて直ぐに消してしまいました)
1通目:東京電力から電気料金の未払い3,830円が有るから確認してくれという案内。笑えるのは差出人名が東京電力ではなくて、「力東京電」になっています。詰めが甘いのと、企業が顧客に使う様な日本語になっていませんが、普通の日本語としては理解できるレベルまで上達しています。
2通目:マスターカードから定期的な情報確認依頼。
このメールでは宛名が「カード・マスター」となっている事が変だとは思いますが、恐ろしいのは「本メールに心当たり無い場合はカスタマーサポートまで連絡下さい」まで記入ありメルアドもさも有りそうなアドレスになっている事です。残念ながら電話番号は日本国内の電話番号ではありえない00発信なので残念でしたが、日本語自体はまずまずだと思いました。
私はマスターカードが直接発行しているカードは持っていないのですが、多分どこかの発行する何かのカードにマスターカードが付いている事はあるでしょうが、マスターカードが直接発行しているカードが有るとは思いませんがどうなんでしょう。
3通目:イオンカードからの連絡で、カードが不正利用された可能性が有る。使用場所は、都内の住所とセブンイレブンで17,000円程の金額が添えてあり、使っていなかったら連絡して欲しいと連絡アドレスが有りました。イオンマークもあり日本語も上記2通よりも上手く本物と見まがうばかりでした。このメールを消してしまっており残念無念です。
このメールもイオンのカードを持っていないから慌てませんでしたが、もし持っていたら慌てたら引っかかる人も居るんじゃないでしょうか。
これまでにも、何社かからの銀行や実際持っているクレジット会社のメールが届いて、その内の1社は本物かもと思ってしまった経験もあります。勿論、その時はそのメールからの応答はせず、カード会社に直接連絡して本当に私にメールを発信したのか確認しましたが、良く出来た嘘の詐欺メールでした。
因みに、私の現役時代に会社で、社外からの企業ネット攻撃防衛目的で、社員教育も兼ねて全社員一斉に偽メールを送信し、間違って添付を開いたら【もしこのメールが攻撃メールだったらあなたのPCは汚染されました】と大きく画面に現れる訓練をしていましたが、私は良く引っかかっていましたから今思うと、この訓練もすごく役立っていると思います。
自民党の高市早苗大臣が「日本には、海外から毎日数億件のネット攻撃が行われている」と発言されていましたが、もしかしたら日本人個人へのこのような詐欺メールも含まれているかもしれないとも思った次第です。ちょっと油断すると恐ろしい事になりかねないネット社会、携帯電話と銀行やカード情報を繋げたくはないですが、繋がないと生活が不便すぎます。そういう意味でもLINEの個人情報漏洩問題も、サーバーやメンテナンスに韓国や中国が絡んでいるとか不安でしかありません。もしもの台湾有事あった場合は間違いなく情報混乱に利用されるでしょうから、早くサーバー等は日本国内に移し管理して欲しいものです。