秋のキノコ狩り
信州の農協に行くと、この季節は山に生えているキノコ類が沢山販売されて来ます。キノコの大様のマツタケもコウタケは値段が高くて私達には手が出ません。クロカワまでいくと、小さなパックに少ししか行ってない物だったら買います。その他の雑キノコ類はまだ比較的に安いので買って食べてましたが、今年はキノコの値段も大幅に値上げされていました。去年まで1パック350円やら沢山入ってても500円程だった、私達の好きなハナイグチも今年は大体1000円~1200円もします。
村の野菜販売所も今年の10月7日から値上げになりました。それまでの白菜は大きさによって50円か150円だったのが、150円か250円になってしまいました。それでも都会のスーパーで買うよりもとても安いんですが、ちょっとしたショックです。お米も去年まではコシヒカリでも8500円程度(税抜き30㎏)だったのが、今年からは13800円に大幅な値上げです。これらも街のスーパーで精米した5㎏3000円もするお米と比べれば、まだかなり安いですがそれでも無職にはとてつもなく厳しい状況です。
クロカワエリア
コウタケエリア
堂々のマツタケエリア
これはショックだと、庭のきのこ畑(椎茸、クリタケ、なめこ、ヒラタケ)に今年もそろそろ出て来てくれているかと確認に行くも、今年はまだ出て来てくれていません。それならばと自然公園の山の中に雑キノコを探しに行きました。そうは言っても私が判別できるのはマツタケ、コウタケ、クロカワ、ハナイグチ、マイタケくらいしか判断できない、まだまだ素人です。高級キノコはそう簡単に素人が見つける事も出来ないので、可能性があるのは後にも先にもハナイグチだけです。熊に遭遇しないようにナタを振り上げ小枝を払いながら大声で歌って、これを他人が見たらかなりイカレた危ない老人です。
山で採ったハナイグチ!
そんな甲斐もあって、今年もなんとかGET出来ました。昨年と違うのはこのキノコの市場の値打ちです。去年の倍はあるので、多分これで5000円分以上あろうかとほくそ笑んでいます。ですが、こんなに沢山のキノコは一度に食べられそうにありません。そのままでは直ぐに駄目になる種類なので、駄目元で塩漬け保存に挑戦してみました。成功したら来年以降はこの方法で沢山の種類の雑キノコを確保出来るようにしたいものです。