サニテラの仲間達

退職を機に、自分は残りの人生で何をしたいのか心の声に耳をかたむけ山小屋生活を楽しみ、世界を歩く夢を実現したいと考えてます

東南アジアの旅 とうとう帰国の日

2025-01-16 07:00:00 | 旅行
35日目の帰国の日

昨日の夜に荷物のパッキングは終わっているので、朝起きたら身支度して部屋の簡単な片づけをして、いよいよこの旅を終えて帰国です。ホテルからの帰路には年老いてもバックパッカーとしての面目躍如の為にも、最後くらいはタクシーは使わず公共交通機関のみの移動としました。昨日の夕食時に友人にも話しましたが、タイ人の奥さんはそんな事しなくてもタクシーで行けば楽なのにという目をしていましたが。
先ずはBTSで最寄り駅のWongwianyai(ウォンウェイヤイ)からSiam(サイヤム)まで行き、乗換えてMo Chit(モーチット)で下車。道路を反対側に渡ってバス停で空港行きのA1バスを待ちます。バスがなかなか来ないので隣の人に聞くと自分も空港に行くので合っているとの事で安心です。その人はチェンマイから来ていて、これから韓国に行くそうですが日本の関西に行った事あり、来年年明けには北海道に雪を見に行くそうです。そんな話をしていたら、A1バスが来て無事空港に到着しました。


最寄駅のウォンウェンヤイ駅



切符買って


A1のバスが来ました!

空港到着後に搭乗予定の飛行機の情報を見るために掲示板を見ていたら、目の前の空港職員が私の名前を書いてあるボードを持って立っています。びっくりして、声掛けしたら本人確認されてパスポート見せて私だと確認できると、チェックインから搭乗前まで最優先で前に並んでいる人達を飛ばして優先してくれるそうです。どうも先日行った手荷物重量アップで支払ったサービスに付帯していたファストなんやらとかというサービスの様です。早速チェックイン手続きが長い行列を飛ばして優先窓口に行きました。ところがこのお姉さんが、このサービス登録してない神さんは、一般搭乗者として長い列に並べと言います。私は「そうすると席が隣同士にならないじゃないか」と言っても、「それはチェックインの手続きの時に窓口で言ってくれ」しか言わないので、「それじゃ私も神さんと一般に一緒に並ぶからいい」と言ったら、彼女も一瞬何やら考えて「一緒に優先チェックインしても良いよ」となりました。話はコレで解決とはいきませんでした。今度はチェックインの窓口の係のお姉さんが、私のリュックが何やらの理由で駄目だと言うので理由を聞くと重量が7㎏オーバーして8.9㎏あるから駄目だと言い張ります。私は「既に重量オーバー分のお金は払ってる」と言っても答えは「ノーウ!」と人差し指を立てて左右に振って勝ち誇った顔つきで言い放ちます。この女は強情で超強気です。私も「それなら証拠を見せるから待ってろ」と言って、事前にこんな事もあろうかと、昨夜調べていたネット予約画面を見せるしか無いと携帯電話でその画面を開こうと長期戦覚悟で始めたら、その姉さんの後ろに立ってやり取りをチェックしている人達と何やら話を始めていますが、私が携帯で画面を開ききれていない内に、「このバックは機内持ち込みか」と聞くので、「当たり前だ」と言うと「それならOKだ」とにっこり笑って答えます。この野郎!と言うかこの女(アマ)!先ずは謝れ!と心の中で思いながらも、私も笑顔で「有難う」と答えてしまいます。私もここが一番の難所だと思っていたのでここを無事に通り抜けることが出来て安心したのでした。次のセキュリティチェック向かおうとしたら、今度は私の名前を書いて優先搭乗に付いてきているお姉さんが、「次のセキュリティーチェックからは、契約している私だけが優先で神さんは一般ルートに並んでもらう事に了解してくれ」と言い始めました。私もそりゃそうだと思い、お姉さんに「優先搭乗のサービスはここまでで大丈夫だ」と告げると、そのお姉さんは何故だかホッとした表情。直ぐに私に「サービスを受けたよ」と言う書類を出してきてサインが欲しいと言いました。なるほど彼女にとっての仕事だった私に対するサービスを最後までこなしたと言う証拠になる書類に私のサインが必要だったのかと理解してサインしましたが、私が神さんと一緒じゃなけりゃ一般搭乗の列に並ぶと言った時の一瞬の躊躇いや、チェックイン手続きが終わったところで、もうここまででファストサービスは良いよと言った時のホッとした表情は、書類に私のサインが必要で、彼女なりに夫婦で来てるのに片方しかサービスの依頼をしていない私達の事を、クレーマーなのかと色々考えていたんだと思います。それにしてもやはりLCCのサービスは何やら分かりにくい。


優先チェックイン窓口でいきなり3番目。一般はこの左側に長蛇の列でした。

一般乗客になった荷物のセキュリティーチェックも、殆ど人が居なくてさっさと終了し、出国手続きも同様に直ぐに終了してしまいました。そうすると出発時間までの時間が約3時間も出来てしまったので、プライオリティパスで入場できる有料ラウンジで朝食と昼食分までビールと共に色々な種類の食事にデザートまで頂きました。今回の旅では4回の有料ラウンジを使いましたが、1回に付き1人の入場料はカード保持者のゲストで入場する場合US35ドル(5000円以上)は必要なので、夫婦で4回使えば合計4万円以上の費用がかかった事になるので、カードの今年の年間会費の2万円分は有効に使えたと思います。


有料ラウンジのコーラルラウンジ

こんな感じで受付して

下に降りる感じ

バンバン食べます!

まだまだおかわり!

おつまみは少しもらって行きました。

デザートも。

いよいよ搭乗に時間になり搭乗口に向かうと私だけが優先搭乗でゾーン1でしたが神さんの搭乗券は3番目のゾーン3になっていました。流石に私1人だけ先には搭乗できずに待っていると、隣の席に座って待っているお嬢さんが私の搭乗券を見ていたようで「今、ゾーン1の登場が始まってますよ」と教えてくれますが、「私はゾーン1なんだけど神さんがゾーン3なんで、一緒にゾーン3で搭乗するんです」と説明すると納得したようでした。そして飛行機に搭乗して荷物を席の上の荷物入れに入れていたら、さっき私達にゾーン1ですよと教えてくれたお嬢さんが、私達と一緒の3列席の通路側でした。多分、これは何かの縁なのかもと思い、私の役目は、これから日本旅行をしようとしている彼女に色々と日本の事を伝える事なのかもと思いましたが、私の横に神さんもいるし、ここで若いタイ人のお嬢さんとニヤついておしゃべりしていると、神さんとしては面白くはないだろうと黙っていましたが、もしかしたら私は役目を果たせなかったかと、これだけが少し心に引っかかっています。


いよいよ帰国

良い天気!

本当に帰国です

成田空港にも時刻通りに到着し、自宅にも無事に帰りつき、まず一番にした事は熱いお風呂にゆっくり首まで浸かる事でした。やはり日本のお風呂文化は最高です。その次はビールですが、日本のビールも最高です。やはり日本は世界で一番の国だと今回はつくづく思い知らされました。

次の旅先を考えるのはもう少し経ってからになりそうです。

今日の出費 58,027円
交通費   154バーツ(空港まで)
航空運賃   52,000円
荷物重量加算 5,300円
空港から自宅までは別途