サニテラの仲間達

退職を機に、自分は残りの人生で何をしたいのか心の声に耳をかたむけ山小屋生活を楽しみ、世界を歩く夢を実現したいと考えてます

第二の人生 孫との山小屋 その2

2024-11-05 07:00:00 | 山小屋
孫との山小屋生活もそろそろ終わりに近づいた週末に、長女の旦那さんが迎えに来てくれました。次女夫婦も久しぶりに来てくれました。そして今回はゲストに長女の旦那さんの友人家族も遊びに来てくれました。

山小屋は久しぶりに大人数で大賑わいです。小さな子供達は近所の巨大な公園で走り回り、カラオケで子供の歌の歌合戦も始まってます。大人達はBBQで飲んで食べて遅くまで大いに語り盛り上がりました。今回、ゲストで来てくれた方が手作りの白菜キムチときゅうりキムチを持ってきてくれたんですが、これが私達の口にピッタリと合いどんなに美味しいと言われる物よりも、本場の韓国で食べるキムチよりも美味しいんです。

私も、ずいぶん昔に韓国人の友人から教えてもらったキムチの作り方を思い出しながら最近何度か作ってみましたが、こんなに美味しくは出来なかったのでそのレシピを教わりました。私がそれまで作っていた方法や入れるものと比べてもそんなに違いは無かったのですが、1つだけ私が入れておらず、彼が入れているもの“砂糖”がありました。確かに言われてみればその韓国の友人からも砂糖も入れるように言われたような気もしてきました。

なので今回、街の家に戻り作ってみました。
作り方は簡単です。
材料A
今回の白菜は2.6㎏あったので、四つ切りにして数日干します。
大根は460g程度を皮をむいてこれも縦に四つ切しました。
上記2種の合計重量の約3㎏の5%の150gの塩を使い白菜と大根の浅漬けを作りました。ここで白菜を少しつまんで食べてみて程よい塩加減なのを確認。勿論、薄いと思えば本漬け時に塩を追加して、塩辛いと思えば塩抜きします。

これらと別にキムチの素を作りました。
材料B
生姜(チューブ)18g
ニンニク5片
ニラ約50g
人参250gを細くカット
昆布だし(即席スティックタイプ)20g
出汁(我が家で日常使っているあご出汁粉末1.5袋)15g
ナンプラー12g
砂糖(きび砂糖)37g
乾燥小エビ(お好み焼き用半分)6g
切りイカ(お好み焼き用半分)約5g
キムチ用唐辛子約75g

これら材料Bに、材料Aの大根を細切りにしたものを混ぜておきます。
材料Aの白菜を手で水気を絞り、葉の間に材料Bを適当に挟みます。
挟み終わったらレジ袋に、それらがばらばらにならないように入れていき、全部を入れたら手で適度に空気を抜きながら袋の口を縛り、冷蔵庫の野菜室に2日程入れて出来上がり。




とっても美味しい手作り白菜キムチの出来上がりなんですが、私が作るとどうも再現性がダメダメです!何が駄目なのかもっとB材料を増やす事、Aの塩気が強過ぎた。砂糖の比率をもう少し増やした方が良い気がする。

なかなか難しいもんです🥲






第二の人生 孫たちと山小屋

2024-11-04 07:00:00 | 山小屋
久しぶりの日記です
とても忙しくしていました。

少し遡って記録しておきます。
山小屋に久しく行って無かったので、冬支度も兼ねて行ってきました。
最初の1週間は、産休中の長女が孫を2人連れて来てくれました。
3歳になる孫は、毎年来ていましたが以前の記憶は無かったようですが、今回は家の中で、外でと大活躍だったのでもう忘れる事はないでしょう。

孫が来ている時に経験させたかった事がいくつかあります。1年前には出来なかった、庭で泥んこになって遊ぶこと、泥団子を作れるようになる事、虫達と友達になれる事、野生の動物や鳥達を身近に感じてくれる事、近所の公園で走り回る事、カラオケで大きな声で歌う事です。

庭で泥んこになる事は、私が猪に荒らされた庭の修復をしていた時に「じいじのお手伝い」といって泥や草などをひっかきまわしていました。まだまだ都会っ子で奇麗に遊んでいましたが出だしは順調でした。
その流れで、泥団子作りが大好きだった長女が孫に泥団子作りを教えていました。まだまだへんてこな泥団子ですが何とか作れていました。
天気にあまり恵まれず、虫達の数が少なくトンボや小さな蜂がなかなか飛んで来てくれないので、虫と仲良くなる事はチャンスが無く次回への持ち越しになりました。野生動物や鳥達は沢山出てきてくれたんですが、そんな時はいつも遊び疲れてお昼寝していたので見れませんでした。これも次回に持ち越しです。近所の公園は異様に広く芝の手入れも行き届き子供用の遊具も沢山ありますが、人がほとんどおらずいつも貸し切り状態。熊が出そうな雰囲気さえありますが、そんな中で大はしゃぎで走り回っていました。
最後の希望のカラオケで歌う事も最初の数日は恥ずかしがって、私達が孫の歌いたい「氣志團のワンナイトカーニバル」を歌わされる羽目になりましたが、1週間もいると振りを付けて大きな声で歌うようになってくれました。


じいじのお手伝い

猪の掘り返しを元に戻しているつもり!

探検中

遊びに来てくれたお友達と

たった1年で孫も随分と成長して変わりました。まあ、その分私達は色んな所にガタが来てしまいましたが、自分の事よりも孫の成長がこんなにも楽しく嬉しいものなら歳をとる事もそんなに悪い事ではないなと、世の中のじいじとばあばの気持ちが良く分かるひと時でした。




山小屋日記 イノシシはブルトーザー

2024-11-03 08:32:00 | 山小屋
前回山に来てから、久しぶりに冬支度を行うために山小屋に戻ってきたら。

まあ、草が増えていたのは想像できました。でも通路や花壇や畑が小型トラクターで掘り返したようになっていました。最初見た時に、もう、何が何だか訳が分かりませんでした。通路は砂利を敷いて雑草があまり出て来ないようにしていたのにぶっちゃらかっていますし芝桜の絨毯がほぼ全滅。花壇は春は沢山の水仙にチューリップが山盛りに咲き乱れ、その後は赤や白の秋明菊が咲き乱れて近所でも有名だったのに全滅です。畑は野生動物が多い地区なのでトマトが襲われるのは覚悟していましたが、花豆や行者ニンニクまでやられていました。


ココは花壇だった場所で、本来秋明菊の群生地なのに。。。

真っ平らな通路で砂利をしいていて、その上を芝が多い始めていたのに!!!


発狂しそうですが、多分犯人は憎っくき猪野郎だと思いました。

早速、刑事事件を見てきた通りの聞き込み調査開始です。
近所から開始すると、ご近所でも猪被害は出ていた様子で、数軒が被害に遭われていて、あるお宅は丹精込めて育てていたユリが球根狙いで全滅してしまったとか、農作物を守るために猿の被害から電柵を作っていたものの、電柵の下を掘って侵入し被害に遭われたなどです。また、猿の被害も多くブルーベリー畑を作っていたお宅は、ブルーベリーを散々食べ散らかすだけではなく、ブルーベリーの木をへし折って食べるので、次年度への影響も大きく頭にきて空気銃迄購入されたと言われていました。昨日は、数軒隣の栗の木で10匹くらいの猿が栗を食べていたとか。村内のガソリンスタンドに情報収集に行くと今年から兎に角、猪の被害がひどいと嘆いておられました。熊は突然出会わない限りは熊の方が逃げる筈だが、猪は突進してくるからある意味、熊よりも恐ろしいと注意されました。山で出会った場合、猪の牙がちょうど人の股関節くらいの高さを襲うので、そこ辺りを突かれて動脈切れたらほぼ間違いなく山で死んじゃうことになるなどです。駆除しようにも奴らは野生の感が鋭く、罠をかけてもなかなか入らないそうです。鉄の匂いが危険を感じる様だと言ってました。

スタンドの社長はこの村育ちで、村の生き字引です。イノシシは一時期豚コレラで居なくなっていたが、去年頃から見かけはじめ今年は急に被害が増えてきた。山のキノコのムロも猪が無茶苦茶にするので、次の年に出て来なくなる。また、この村も人の年齢は上がる一方で猟師も減ってしまって熊も猪も増える一方だし、都会で増えてきていると聞く猟師も、こんな山奥までは来れる筈も無かろうから。。。また木こりも減り以前の森林と村の境目が無くなってきて動物達が人を恐れず村内に下りてきて危険な状態を感じている。
私等の都会人からすれば、今も村のすぐ近くの森をバンバンと切り開いていて、森林破壊しているなと感じていましたが、以前は、今よりずっと切り開かれた村だったと思います。村の年寄りから話を聞くと、例えば我が家の周りの木々も30年ほど前には、背丈くらいの木しか無かったと言われる始末ですが、今は30m越えの大木だらけですから。また森林組合なのか何なのか分かりませんが、村の道路脇から入った森林を多少木を切り倒しても直ぐに(と言っても20~30年)経てば、元の森林に戻ってしまいます。本当に日本の森の復元力は凄い力です。なので、昔から行われていた山の狩猟ももう少し力を入れないといけないと思いました。

リーマンだった頃に群馬県の山のタクシー運ちゃんから聞いた話ですが、野生の猪を食べさせる店が無いかを聞いた時の話です。山には猪は沢山いるが、どの猪も痩せているので美味しくない。猟師が減ってきて猪の数が増えて、山が養える猪の数を超えていると言われていて猪が肥れない。
こんな山奥でも、人が野生動物数をコントロールする事が出来きず、増えるがままにすれば、いずれ人への被害や、群馬で聞いた様な痩せた動物だらけになる可能性を感じました。

PS。このブログを書いているそばから、有線放送で親子熊が公民館近くに目撃情報あり外出時の注意喚起が放送されています。こうなったら、この村の為にも、私も狩猟免許でも取って猪、熊、鹿撃ちでもしようかな!