小村雪岱(せったい)は大正~昭和初期の日本画家で挿絵画家、装幀家として有名です。浮世絵の影響を受けて
いて着物姿の女性図が多いですが、その表情に意志の強さを感じさせます。雪岱本人は「私の描く人物には個性
がありません。」と語っていますが、感情があまり出てないような表情が角度によって色々に見えてきます。
本書には女性図、表紙絵、装丁、舞台美術、挿絵が掲載されていますが、抜群のセンスで本当に美しい。人物も簡
潔なくっきりした線で生き生きと描かれています。後半のモノクロの挿絵はデザインのようで本当に素晴らしい!
「青柳」です。人物がいないことによって想像力が掻き立てられます。構図と色使いに裏寂しさ、艶めかしさを感じ
ます。雪岱の画集は古本屋さんを探してもほとんど見当たりません。見つけたら買いです。
いて着物姿の女性図が多いですが、その表情に意志の強さを感じさせます。雪岱本人は「私の描く人物には個性
がありません。」と語っていますが、感情があまり出てないような表情が角度によって色々に見えてきます。
本書には女性図、表紙絵、装丁、舞台美術、挿絵が掲載されていますが、抜群のセンスで本当に美しい。人物も簡
潔なくっきりした線で生き生きと描かれています。後半のモノクロの挿絵はデザインのようで本当に素晴らしい!
「青柳」です。人物がいないことによって想像力が掻き立てられます。構図と色使いに裏寂しさ、艶めかしさを感じ
ます。雪岱の画集は古本屋さんを探してもほとんど見当たりません。見つけたら買いです。