先日、新聞を見ながら、「富士山も噴火するかなぁ~」って云うと
ツレ、「そりゃ、するよ。自分たちが生きている時かどうかはわからないけど・・・」 って
「それは分かってるよ、活火山だもん。御嶽山に続き、近々噴火するかなって・・・こと」と、心の中で云ってみる。
そしてツレ
夏の富士山で、今回みたいに何も警報も予兆もなく噴火したら・・・。 なんて恐ろしい事を云う。
全く、そのとおりだ。
今回の御嶽山でも、噴火の数日前から異変はあったそうな・・・
気象庁火山課は
「噴煙の異変だけをもって噴火を予測することは難しいが、山をよく知る人たちからの情報は重要。
もし、異変があるとの連絡を受けていれば、火山性地震が増加したこととの関連性を調べるために
調査員が現地に赴き、噴煙の量や成分を調べることで噴火を察知できた可能性もある」と話す。
とネットのニュースでていた。
読売新聞の記事より
「星の王子様」
王子はススが詰まって爆発しないように掃除して旅立った。
それを聞いた語り手の僕が嘆く。
地球の上では人間が小さすぎて、ススはらいができない・・・だから、ぼくたちはさんざ火山の爆発に悩まされるのだと。
人は噴火するのを止めることはできない。だから代わりに手に入れかけているのは噴火予知という災いを払うほうきだ。
火山活動が活発な地震動を観測していたが、噴火に至ると判断するほどではなかったらしい。が
今となっては登山者に異常が伝わっていなかった事がくやまれる。・・・・とある。
王子はたった一つの愛する薔薇のため、火山の掃除をして旅立つ。
私たちも愛する人々のために何が出来るのか・・・・
クールなツレは、前兆を危険段階の数値で発表したところで、絶対に登山禁止!!って云わない限り
登る人は登るんだから!と結構厳しい事を言っていた。
読売新聞のこのコラムでも
情報発信の見直しが必要だろう。観測データを公表した場合の利益、またはリスクをとことん議論すべき時ではないか。
と結んでいる。