胃薬といえば・・・
ドラッグストアで買える
い~い薬です!の太田胃散
緑の胃薬サクロン♪
あたり。
でも最強、すんごい薬があるんでっせ。
30代、私は毎日毎日、毎日・・・・胃が痛かった。
空腹で痛くなり、食事をしてもっと痛くなり、何でもないときでもシクシク不快。
そんな日々。
だから病院でお薬を処方してもらっていたり、売薬を買って飲んでたり
自己流のハーブで対処したり・・・
どうして炭酸嫌いの私が炭酸水を飲むようになったか?
どうしてミントティーやらミントキャンディを常備しているのか?
それは、すべて胃の不快を治すためのアイテムなのであった。
その頃、仕事場の青山でかかっていた病院の先生
私:「胃が痛いんです。はい、そう体重も減ったし・・・」
先生:「お~~!!それはなんかできてるねぇ、うんうん」とニッコリ。
そう、先生、消化器専門の超得意分野で、なんか嬉しそうに胃カメラの日時設定。
鴨ネギ? 先生のモルモット?
残念でした、その時はただの潰瘍だったな。
で、また別の日
私がカナダに旅行に行き、ものすごい胃の不具合でナイアガラのそばのホテルで
死にそうになった時のこと・・・
自分でも体温低下、心拍頻脈、血圧低下がわかる。
このままだとヤバイ感満載。
バスタブにお湯をため身体温め一夜を過ごし・・
何とか翌日現地のドラッグストアでつたない英語で症状をいい
ショッキングピンクのドロドロ液体の薬を出してもらった。
これだ!!
ペプトビズモ・・・
見よ!!この怪しい色!! スライムまではいかないけどかなりドロドロ。
しかし、私はこいつで命拾いしたんだ。
ペプトビズモ様々なのだ。
ありがたや〜!
で、帰国後すぐに前出の先生のとこへいったら
「はははっ、それ、典型的ショック状態ってやつね。よく生きて帰ってこられたね~」
と笑う。
う~~~人ごとだと思って~。
しかし、この対応私は嫌いではない。むしろこの先生が好きになった。
この時初めて「タール便」という言葉を知った。
胃の中で大出血をして、腸を通過すると真っ黒くろすけになって排出される
それをタール便というのだそうだ。
出血していた胃の傷口をこのドロドロピンクが塞いでくれたんだ。
で、この得体の知れないピンクの薬の話をしたら先生は
ふ~~ん、知らないなぁ・・・とのことだった。
制酸剤らしいし、アメリカではかなりポピュラーなんだと後日知る。
つい先日お仕事ご一緒させていただき仲良しになったKeiさん。
日本人だけど彼女の本拠地はアメリカ。(TOIEC940点の持ち主!!)
そのピンクの薬話をして、また欲しいけどもうアメリカいかないからな・・・
といったら、
このゴールデンウィーク明けにアメリカに帰るから買ってきてあげる!!
って言ってくれて!!
おまけに私の頭痛でお世話になった薬の話もしたら
そう!! 痛み止め、こちらはエメラルドグリーンのジェルカプセル(名前忘れた)
の薬も買ってきてくれる。
超うれしい。
しかし、自由の国アメリカ、売薬の色も自由だ・・・。