香木とは・・・・
樹木が傷付き、或は、特殊の菌が付いた後、倒れて土中に埋り、長い年月の後、
中の樹脂分だけが凝集し、芳香を放つ様になったもの。
比重の関係で、水に沈むものを「沈香木」、或は「沈水香」と呼び、略して「沈香」と呼ばれ
最初「香木」として使われた。
平安時代には良い香りのする香木を名香(ミョウゴウ)と読んで仏前でたくようになる。
名香の中でも、伽羅(キャラ)・羅国(ラコク)・真那蛮(マナバン)・真那伽(マナカ)
が観賞されている。・・・・・ネット調べ & 腹心の友・談
香道について何にも知らない私は、アロマの試験にも出てくるサンダルウッド(白檀)は
そのほかのエッセンシャルオイルと比べ高価だから
一番クラスが高いものなのかと思っていたら、キャラや沈香は白檀と一線を画す香なのだそう。
白檀のほうが下ってこと。確かに値段が違う・・・
香道に限らず、ワインの味や香りを表現し、相手に伝えるのは困難。
そして、その匂いを判る様に描き留め記憶しておくことも難しいけれど
香り・匂いの記憶は毎度申し上げている通り、大脳辺縁系が作用して過去の記憶と感情に作用し
認知症予防にもなるの。
「あれ!!この匂い・・・え~~~っとどこで嗅いだ香り?? そうだ!! 」 ってな具合にね。
プルースト効果って云うんですって。
私が途中で読むの断念した本「失われた時を求めて」の作者・文豪マルセル・プルーストから。
この本、主人公が紅茶とマドレーヌを食べるシーンから始まって、マドレーヌの香りから
過去をあれこれ思い出す・・・そんなところから命名。
さてさて、
日本の源氏物語でも光源氏や登場する女性たちの香りあちこちで描写されている。
源氏物語の五十四帖 帚木で、
つまらない雨の夜に頭中将さんと馬頭さん、藤式部丞さんたちの男子会が始まるの。
もち、光源氏もね・・・でも彼はまだ若いからもっぱら聞き役・・・耳年増になるわ~。
これを「雨夜の品定め」と言っている。
先ず、藤式部が学問好きの娘の所を訪れたが、風邪を引いてニンニクを食べてて、
臭いからとイヤ~~っと断られちゃったぜ~話をした処から香り(匂い)の話が始まり
どんな女性が自分にとっていい女なのか・・・ワイ談?
欠点も何もかも隠されてしまっている上流階級の箱入り娘よりも、
気質がありのままに見える中流階級の娘のほうが良いと頭中将さん
せきらら実体験も話しちゃう。
頭が良くて美人と聞いたけど実際会ってがっかりした
妄想が膨らんだあとの失望は大きいから、最初から中流がいい
ひとつ秀でたところがあると、その意外性に惚れる
み目麗しいけど、掃除洗濯まるで駄目じゃね。
家事は完ぺきなのに、身の回りかまわず、化粧っけなし、髪の毛ぼさぼさも厭だ。
いやいや、おもしろくなくっちゃね。
ううん、素直が一番
ってな具合?
この後、源氏物語では
光源氏が方違え(カタタガエ)で泊まったお家で空蝉ちゃんと出会い夜這う??、
まっ暗闇でも源氏の薫き込めた香りで女房達に気付かれるちゃう話。
(このとき空蝉ちゃんはかたくなに拒絶して源氏は何にもできなかったのよん)
残り香が切ないね。
「空蝉」という香袋、もう香りが無くなってきちゃった。
そんなこんなの和の香り話。
このお香を作った人のイメージがこれなんだ~
樹木が傷付き、或は、特殊の菌が付いた後、倒れて土中に埋り、長い年月の後、
中の樹脂分だけが凝集し、芳香を放つ様になったもの。
比重の関係で、水に沈むものを「沈香木」、或は「沈水香」と呼び、略して「沈香」と呼ばれ
最初「香木」として使われた。
平安時代には良い香りのする香木を名香(ミョウゴウ)と読んで仏前でたくようになる。
名香の中でも、伽羅(キャラ)・羅国(ラコク)・真那蛮(マナバン)・真那伽(マナカ)
が観賞されている。・・・・・ネット調べ & 腹心の友・談
香道について何にも知らない私は、アロマの試験にも出てくるサンダルウッド(白檀)は
そのほかのエッセンシャルオイルと比べ高価だから
一番クラスが高いものなのかと思っていたら、キャラや沈香は白檀と一線を画す香なのだそう。
白檀のほうが下ってこと。確かに値段が違う・・・
香道に限らず、ワインの味や香りを表現し、相手に伝えるのは困難。
そして、その匂いを判る様に描き留め記憶しておくことも難しいけれど
香り・匂いの記憶は毎度申し上げている通り、大脳辺縁系が作用して過去の記憶と感情に作用し
認知症予防にもなるの。
「あれ!!この匂い・・・え~~~っとどこで嗅いだ香り?? そうだ!! 」 ってな具合にね。
プルースト効果って云うんですって。
私が途中で読むの断念した本「失われた時を求めて」の作者・文豪マルセル・プルーストから。
この本、主人公が紅茶とマドレーヌを食べるシーンから始まって、マドレーヌの香りから
過去をあれこれ思い出す・・・そんなところから命名。
さてさて、
日本の源氏物語でも光源氏や登場する女性たちの香りあちこちで描写されている。
源氏物語の五十四帖 帚木で、
つまらない雨の夜に頭中将さんと馬頭さん、藤式部丞さんたちの男子会が始まるの。
もち、光源氏もね・・・でも彼はまだ若いからもっぱら聞き役・・・耳年増になるわ~。
これを「雨夜の品定め」と言っている。
先ず、藤式部が学問好きの娘の所を訪れたが、風邪を引いてニンニクを食べてて、
臭いからとイヤ~~っと断られちゃったぜ~話をした処から香り(匂い)の話が始まり
どんな女性が自分にとっていい女なのか・・・ワイ談?
欠点も何もかも隠されてしまっている上流階級の箱入り娘よりも、
気質がありのままに見える中流階級の娘のほうが良いと頭中将さん
せきらら実体験も話しちゃう。
頭が良くて美人と聞いたけど実際会ってがっかりした
妄想が膨らんだあとの失望は大きいから、最初から中流がいい
ひとつ秀でたところがあると、その意外性に惚れる
み目麗しいけど、掃除洗濯まるで駄目じゃね。
家事は完ぺきなのに、身の回りかまわず、化粧っけなし、髪の毛ぼさぼさも厭だ。
いやいや、おもしろくなくっちゃね。
ううん、素直が一番
ってな具合?
この後、源氏物語では
光源氏が方違え(カタタガエ)で泊まったお家で空蝉ちゃんと出会い夜這う??、
まっ暗闇でも源氏の薫き込めた香りで女房達に気付かれるちゃう話。
(このとき空蝉ちゃんはかたくなに拒絶して源氏は何にもできなかったのよん)
残り香が切ないね。
「空蝉」という香袋、もう香りが無くなってきちゃった。
そんなこんなの和の香り話。
このお香を作った人のイメージがこれなんだ~