伊勢丹松戸店美術画廊にて。5月3日まで
「街の灯」絵画二人展
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/5f/160ae89b73161713cb7312478242c1ed.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/7f/a53b6ad0cd828a572c134ebaf37cac8b.jpg)
大好きな作家、毛利先生の絵画が並ぶ。
イタリア・ペルージャの町並み・・・特に夕暮れ…黄昏時を過ぎ
空がどんどん青の深みを増していく、その瞬間をとらえている街の絵が
とてつもなく、恐ろしく、心わしづかみにされる。
目があった瞬間、文字通り「ハッ!!」と息が止まりそう。
そして、きゅっと心、苦しくなうような、温かい切なさを感じる。
いろんな作家さんの絵を見る中、毛利先生のブルーに私はKO負け!
ノックアウト状態。
今日、画廊に伺ったら、いらしてて、いろいろ一つ一つの絵のアングルや建物の歴史
地理的位置を教えて頂く。
私の心つかまれているブルー・・・ほとんどが日本製の画材だそう。
ただ一つ、昼間の乾燥した空のブルーは、イタリア製の画材だそうで、
やはりイタリアのこの空はイタリア製の画材でしたと、
毛利先生のお人柄そのまんま、穏やかな優し~い口調でお話しして下さる。
いつも思うのは、その瞬間、日が刻一刻と暮れていき、空の色がどんどん変わる
その瞬間を捕らえ表現する(その色を作り出す)先生の感性は
言葉に尽くせない。
「刹那」という言葉が心の浮かぶ・・・
刹那とは本来サンスクリット語で、時間の最小単位を意味し、
七十五分の一秒を「一刹那」とする説や、指を一回弾く時間の六十五分の一を
「一刹那」 とするなど諸説ある。
「刹那という極めて短い時間を大切に生きよ」という教え。
その本来の刹那をうけとめる刻々と変わりゆくブルーだと感じる。
その貴重な瞬間との一期一会。
生み出す絵の具の色とも一期一会。
私が勝手に名付けた「コバルトブルーの魔術師」。
デパート内のギャラリーにて、個展されているので
もし目についたらご覧下さい。
心奪われること間違いなし。
今回は二人展ということで、もう一人の画家さんはお若いニューヨークの街並みを
描く、元甲子園出場した高校球児であり、大学では土木工学を学び橋などを
作っていて、絵は独学という異色の作家さん。
若い感性の絵画。こちらもステキでした。
おまけ
Wikipediaより
黄昏時とは・・・黄昏(たそがれ、たそかれ、コウコン)は、
一日のうち日没直後、雲のない西の空に夕焼けの名残りの「赤さ」が残る
時間帯である。
西の空から夕焼けの名残りの「赤さ」が失われて藍色の空が広がると、
「まがとき=禍時」という時間帯に入る。
「街の灯」絵画二人展
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/5f/160ae89b73161713cb7312478242c1ed.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/7f/a53b6ad0cd828a572c134ebaf37cac8b.jpg)
大好きな作家、毛利先生の絵画が並ぶ。
イタリア・ペルージャの町並み・・・特に夕暮れ…黄昏時を過ぎ
空がどんどん青の深みを増していく、その瞬間をとらえている街の絵が
とてつもなく、恐ろしく、心わしづかみにされる。
目があった瞬間、文字通り「ハッ!!」と息が止まりそう。
そして、きゅっと心、苦しくなうような、温かい切なさを感じる。
いろんな作家さんの絵を見る中、毛利先生のブルーに私はKO負け!
ノックアウト状態。
今日、画廊に伺ったら、いらしてて、いろいろ一つ一つの絵のアングルや建物の歴史
地理的位置を教えて頂く。
私の心つかまれているブルー・・・ほとんどが日本製の画材だそう。
ただ一つ、昼間の乾燥した空のブルーは、イタリア製の画材だそうで、
やはりイタリアのこの空はイタリア製の画材でしたと、
毛利先生のお人柄そのまんま、穏やかな優し~い口調でお話しして下さる。
いつも思うのは、その瞬間、日が刻一刻と暮れていき、空の色がどんどん変わる
その瞬間を捕らえ表現する(その色を作り出す)先生の感性は
言葉に尽くせない。
「刹那」という言葉が心の浮かぶ・・・
刹那とは本来サンスクリット語で、時間の最小単位を意味し、
七十五分の一秒を「一刹那」とする説や、指を一回弾く時間の六十五分の一を
「一刹那」 とするなど諸説ある。
「刹那という極めて短い時間を大切に生きよ」という教え。
その本来の刹那をうけとめる刻々と変わりゆくブルーだと感じる。
その貴重な瞬間との一期一会。
生み出す絵の具の色とも一期一会。
私が勝手に名付けた「コバルトブルーの魔術師」。
デパート内のギャラリーにて、個展されているので
もし目についたらご覧下さい。
心奪われること間違いなし。
今回は二人展ということで、もう一人の画家さんはお若いニューヨークの街並みを
描く、元甲子園出場した高校球児であり、大学では土木工学を学び橋などを
作っていて、絵は独学という異色の作家さん。
若い感性の絵画。こちらもステキでした。
おまけ
Wikipediaより
黄昏時とは・・・黄昏(たそがれ、たそかれ、コウコン)は、
一日のうち日没直後、雲のない西の空に夕焼けの名残りの「赤さ」が残る
時間帯である。
西の空から夕焼けの名残りの「赤さ」が失われて藍色の空が広がると、
「まがとき=禍時」という時間帯に入る。