過日、腹心アンちゃんと、レストランでランチ。
帰りぎわ、「ごちそうさまです」と
アンちゃんはお店の方へ。
その後、お店出てから、「あ~また言っちゃったわ・・・」と
失敗しちゃった風に言う。
「へっ?何を?」と私。
何でも、先日お稽古ごとの先生と店でお食事会をし、今日のようにお店の方に
ご馳走様を言ったら、先生に
お店の人には「ごちそうさま」はいらないわよと窘められたそう。
奢ってくださる方へ(このときは先生?)はご馳走様でしたはオーケーだけど・・・って。
え~・・・それ、私は納得いかない。
アンちゃん、いいと思います。
絶対いいと思います。
森羅万象、人にも物にも何事にも思慮深く先を予測し
見えないものにも心を配る
思う、思いやりの人アンちゃん。正しいと思うのです。
しかし・・・
え~駄目なの?そうなの?どうなのって気になるからネットで検索。
まずは
「いただきます」 はいのちへの感謝
食べるということは、動物や植物などの「いのち」をいただく行為。
その「いのち」を頂戴していることに対して感謝と敬意をあらわし
「あなたのいのちをわたしのいのちにさせていただきます」の言葉。
そしてそして
「ごちそうさま」の意味
「ごちそうさま」は、漢字で「ご馳走さま」と書きます。
「馳」「走」のどちらも「はしる」の意味です。
昔は今のように食材が簡単にお店で買えるわけではなく、
お客さまに食事を出すために馬を馳せたり、自ら狩りや収穫をしたり、
それこそ走り回ったそうです。料理そのものに対しての感謝だけではなく、
そこまでして用意してくれた人に対して感謝の気持ちを表した言葉が「ごちそうさま」なんです。
日本独特の感謝の言葉
「いただきます」や「ごちそうさま」を表す言葉は、他の国にはないといわれています。
食事をいただくのに、自然の恵が食卓に運ばれるまでのすべてを通して感謝するのは、
日本人の独特の感覚なのかもしれません。
どちらの言葉もさらっと口にしていますが、料理を作ってもてなしてくれた人はもちろん、
お野菜などを作ってくれる農家さん、動物たちや植物、
さらには雨や風などの自然にも思いを馳せて使いたいもの。
食事を粗末にするということは、いのちや人の思いを粗末にするということだと、
あらためて胸に刻みたいと思いました。
ネット検索 MY LOHACOより
奢ってくださった方へは、感謝のありがとうを。最大級のありがとうを。
そして、暑い中厨房に立ち美味しくなぁれと調理してくださったシェフ、サーブしてくださったり、
心地よくいただけるよう食器を洗うカリナリーさん、盛りつけるたりするお店スタッフさん、
新鮮なものをと安全運転で運ぶ配送業者さん、生産農家さん、漁師さん、酪農家さん
ここに見えないすべての方へご馳走様を、たまたまそこにいらしたお店スタッフさんに
代表となって受け止めてもらいたいのです。そんな思いを言霊にして言いたいのです。
いや、自然と口からでちゃうのです。
だからいいと思うの。
人それぞれいろいろだけどね。
そおだ、思い出した。
以前、美容院だったか何だったか忘れたけれど
何かをプロの方にお客として何かをしていただき、仕上がりうれしくて
感謝のありがとうを言おうとして
「ごちそうさまでした!!」
と言っちゃったことがあり恥ずかしかったの~と知人に話したら、
してくださった事が心の糧となり、心が美味しくみたされたのよって
言ってくれた。なんか素敵。