枕草子の枕

気になる出来事

戦後70年

2015年01月07日 | 日記
  

年末年始、実家にいて、母と散歩したり、四方山話したり・・・



年末には銀座で「ディオールの世界」展に行き

クリスチャン・ディオールの50年代くらいのステキな服を見ながら

先日、ブログに書いた母の森英恵さん話を聞いたりしてたら、

偶然、一昨日の読売新聞に「戦後70年」の記事に森英恵さんの語り。

母が云っていた、新宿のミシン一台のお店が写真で乗ってた。



昨日の記事は、小澤征爾さん。






また、おうちで、私が何となく・・・

「東京大空襲の時、ピンポイントでどこにいたの?」って母に聞いたら

母、「押し入れの中よ」って。


えっ?防空壕とかじゃないの?って聞いたら

行く暇がなかったとか。

空襲警報が鳴るんじゃないの?って云ったら

それでも、行けなかったんだそうだ。






母9歳、そして、やっと歩けるようになった1歳ちょっとか2歳の弟と・・

もの凄い爆発音、押し入れがガタガタと揺れたそう。



ところが、その弟が

大泣きして外に出て行ってしまったんですって。


場所は川口

外にでて見ると、荒川の対岸、赤羽あたりは、大地は一面真っ赤っか。

燃え上がる炎。

空からばんばん爆弾が雨のように降っているのが見えたんだとか。



そして、子供の泣き声は敵に見つかるんだとか云われて、困りはてたって云っていた。



もっと、シビアな状況だと、母親が泣きやまぬ乳飲み子の口をふさいで殺しちゃったとか

そんな事があったみたいよ・・・なんて云っていた。





そして、その夏、何云ってるかさっぱりわからない玉音放送を聞く。










70年が経ちました。

その時、今のこんな日本を想像出来たかしら?

すごい時代を生きてきたんだなぁ~









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