五弦べーシストなべの雄叫び
四弦が弾きたいなぁ。
おはよう
只今、福島県にて仮眠をとり、出発
凄い雨だ
そして何より寒い
車中では、八月と言うのに暖房を焚いている
雨音の中、南下して行けば、ホイドーズの夏休みは終わってしまったと言う現実が、実感として湧いて来る。
友よ、君に再会した時、それが前よりも特別な時間になることを祈り
了
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ギターと刀と煙草とtaspo
鉄マンのソロライブで締めくくられた
リハも無事に終え、一度家に帰る事となった
自転車に跨がり、ふと横を見ると、彼はギターを背負っているではないか。
確か弦も新品に変え、もう必要無いはず…
俺は彼に
「持って帰る事なくね?」
と問うた俺に
「鍋よ…」
と鉄マン
「ミュージシャンにとってのギターとは武士にとっての刀ぞ!恥を知れ!」
と
道すがら、うなだれる俺を見て、不憫に思ったのか、突然「鍋、煙草はまだあるのか?無ければ買って行くか」と慰めるようにして自販機の前で自転車を停めた。
そして、ふと札入れ口を見ると店内でtaspoの手続きを無料でしてくれると言う張り紙が
「せっかくだから申し込みして、ついでに煙草も中で買うか」
気のいいおばちゃんが対応してくれてすんなりと手続きを終え、煙草を手に、自転車に跨がり少し行くと、後ろから大声で「ちょっとー!」と呼び止められた
とっさに二人見つめ合い、全てを悟った。
そう、武士にとっての刀とも呼べるギターを置き去りにしてきたのだ。
ほんの数分前まで、俺に武士道とは何かと語っていた男は、taspoの手続きを済ませ、煙草を買ってウキウキになり、その全てを忘れてしまったのである。
友よ、奴には二本差しの資格があると思うかい。
水戸に向かっている車中で、本当の武士道とは何かを考えてみようと思う。
津軽衆よ、しばしサラバ。
冬には帰って来るよ。
了
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