![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/78/e4dd37ac1115a3f2b0740ce1901bef19.jpg)
2011年記事
知人から 高級な桃を頂きました。
その日の晩に桃を食べようとして、冷蔵庫を開けると
なんと かぶり付いた跡があるではありませんか・・・
私:「誰じゃい!?モモをかじった奴ぁ!」
(シーン)
居間から ひそひそと、ささやくような声・・・
娘:「それは カクレモモジリの仕業よ」
私:「何それ?カクレモモジリとな?」
何でも、娘の説明によると 時々、桃には
モモ好きの小人の精が紛れ込んでいるとの事。
此間まで幼稚園児だった我が子・・・
余りにも可愛い受け答えに、つまみ食いの犯人詮議は
ぶっ飛び笑っちゃいました。
もうすぐ 誕生日・・・
「誕生日プレゼントにカクレモモジリの人形を作ってぇ!」と
せがむ娘。
作りました・・・・
買えば良いのにと思うかも知れませんが「作って」と
言う言葉を裏切れなかったのですよ・・・
日頃、手作りの価値を説いているからでしょうか
店で売っている物には興味がないのですね・・・
「そこまでせんでも」と思われるかも知れませんが
過去、長男には仮面ライダーの着ぐるみを作ってやったので
娘にも何か手作りの物をと思いましてね。
しっかし マア!紙粘土っちゅうのは
フィギュアには不向きなんですな
なかなか 上手くいかない・・・
作っていると どうしても、高木ブーさんの顔になってしまう
私はドリフ世代なので 太ったおじさんは 皆ブーさんに
見えてしまうのです。
再び挑戦しましたが 今度はまっちゃん(松村邦弘さん)になり
手直しして タケちゃんマンになってしまい苦労しました。
ラインの入れ方一つで 顔の印象が全く違うのです。
フード部分と顔の境目に黒ラインを入れていたら
娘:「パパ!そんなことしたら 不自然になる」と
指摘されました。
色付けの濃淡から、原作者の意図まで指導を受ける有様。
娘:「これは 桃の妖精だからね!テカっていたら いかんとよ」
(成るほど・・・だから紙粘土ご指定だったのか・・・
毛羽立ちが良かったわけね・・・こやつ、タダ者では無い)
私:「塗料がこれしか無いけん 許してチョンマゲ!」
たまに 大人顔負けの専門的なこだわりをする娘に
(この子は前世、俺の師匠だったのかも・・・)と
ギョッとするのでありました・・・
追伸 娘に、「人形にろうそくを持たせて!」と
言われました・・・
暗闇で見ると すこし不気味・・・誤算でした
ちょっと笑えますが(^^ゞ
手作りの誕生日プレゼント、どんな物でもいい思い出になると想います。
世界に1つだけの贈り物。
娘さんの笑顔が見えるようです。