3月8日(火曜)
例えば、10年前の今日や、20年前の今日、
自分はどんなことを考えて、どんなことを悩んで生きていたのだろうかと、
考えたりします。
僕のそんな個人的な気持ちとはお構いなしに、
毎年毎年、同じ時期に桜の蕾は膨らみ、
そして花開いて散っていく。
そんな自然の営みを俯瞰して見れば、人の一生も同じですね。
自分はこの世を去っても、代わりに子供が生きている。
この永続性は普遍なものなのでしょうね。
そう考えると、血族は幹なんでしょうね。
昨日も今日も、コートを着る必要もない東京です。
一足先に河津桜は花開き、
新宿の横丁には、造花の桜がもう満開。
そして今、こうして生きていることの奇跡に、
なんだか急に感謝したくなったりして。