ねこなんて大っ嫌い

ってずっと思ってたのに。
死にそうな子ねことの出会いが生きる力を与えてくれました。
バツ2でも結構幸せにやってます!

お願いポンちゃん、ご飯、食べて・・・。

2016-11-02 05:55:55 | ポンちゃん通院記録
動物病院の待合室で、ようやく鳴き止んだポンちゃん。2週間くらい前から、くしゃみと鼻水が、一日何度も出始めていました。大好きなカリカリも、少しずつ食べる量が減っていきました。

でも以前もそういうことは、たま~にありました。病院に行くことのストレスを考えると、様子を見ながら回復していくのを待った方が、ポンちゃん自身が楽なんじゃないかと。そうやって見守る内、元気にモリモリ食べるようになっていきました。

ところが、先週一週間で食べる量はいつもの半分に減ってしまい、10月30日(日)、遂に全く食べなくなってしまいました。お水も殆んど飲みません。飲みたい気持ちはあるのですが、いざ水を前にするとぷいっと横を向いてしまいます。こんなことはポンちゃんが家族になって初めてのことです。10月31日(月)仕事を遅刻させて貰って、病院へ行きました。

生後2週間の頃からポンちゃんを診てくださっている先生です。

これまでの経緯・状況を説明し、早速診察してくださいました。「くしゃみや鼻水が出ているので、ねこ風邪だというのは間違いないと思いますが、それがその食欲不振の原因かどうかは、何とも言えませんね。熱も8度1分だから高くはないし。風邪薬は出してもいいのだけど、食欲を減退させる可能性が高いから、このタイミングでは出したくないですねぇ」

「血液検査で全てのことが分かる訳では無いけど、もしかすると、食欲不振の原因となる結果が出る可能性もあります。」そう言われ、検査をして頂くことにしました。

動物病院にお世話になるのは、年に一度のワクチンの時だけですから、何度来てもビビりのポンちゃんは、ひたすら震え続けます。

写真では分かりませんが、ずっと小刻みに震えています。

6.6Kgだった体重もわずか2週間で6.1Kg。500gも減りました。お水を飲む時に、いつも飛び上がる洗面台にも、もう3度も飛び乗るのを失敗し下半身が落ちてしまいます。まるで力が入らないようでした。

優しい看護師さんに、ずっと声を掛けて頂きながら採血です。

実は私一人で病院に連れて来たのはこれが初めて。病院はいつもお姉ちゃんの担当だったのです。診察室に入っても、一言も声を発せず、注射を打たれた瞬間も、ピクリともしません。

お姉ちゃんからその様子を聞いてはいましたが、本当にその通りでした。余りの恐怖に声も出ない・・・だったりして。それともいつもの、ただのぽえ~ちゃんなのでしょうか。

再び待合室で、検査結果が出るのを待ちます。そこでね、思わぬ出会いがありました。シマジロウくんというもうすぐ10歳になるアメショの男の子。隣り合わせで座ったご縁で、話が弾みました。

とても穏やかで優しそうな飼い主のMさん。互いに「病院でこんな風にどなたかとお話しするの初めてです・・・」と言いながら。ポンちゃんとは対照的に、シマジロウくんは、診察室で悲壮な声で鳴いてましたちっちゃなキャリーに入っていたから子ねこちゃんかと思いきや、体重8Kgだと聞いてびっくり

このブログのこともお話しさせて頂いて、早速ご覧くださってました。また覗いてくださるかなぁ。またお会いしたいなぁなんていうと、そこは病院な訳で、それもどうでしょうってことですよね。

検査結果が出ましたが、全て異常なし。食欲不振となりそうな原因は見つかりませんでした。

この時点では、全く食べなくなってまだ丸1日でしたから、ひとまず帰って、様子を見ることにしました。当日の夜、仕事から帰ってみるとやはり何も食べていない。これで丸2日。

7歳の誕生日に、喜んで食べていたねこ缶を買って帰り、直ぐにほぐしてお皿にのせましたが、近寄っても来ません。顔の前に持って行ったら、ほんの少し、一口だけ食べました。

お姉ちゃんが帰って来て、ねこ缶一口しか食べていないと言うと「おやつは?何でもいいから、食べられるものあげようよ」と言い、おやつを。いつもは5枚くらいしかあげないのに、え?こんなに良いの?という顔をして10枚ほど食べ、二人で胸を撫で下ろしました。

ところが数十分後、食べたものは全部リバース。結局胃が受け付けなくなっているのでしょう。何が原因なんだろう。もしや、私たちが気付かないところで、また異物を食べた?十分に気を付けているつもりでも、もしや・・・と思ってしまいます。

そして昨日11月1日(火)仕事から帰ってみると・・・朝置いて出た、ねこ缶のウェットタイプの方が、ほんの少し減っていました。嘔吐した形跡はありません。カリカリはそのままだったので、一旦捨てて、買ったばかりの袋の封を開け、お皿に出してみました。

すると、クンクン匂ったかと思ったら、ガツガツと食べ始めました。半分ほどしか食べませんでしたが、約3日ぶりの少し纏まった量の食事です。

ねこ飼いのベテランさんに言わせたら、たった3日食べなかったくらいで・・・と笑われてしまうかもしれませんね。でも、私にとっては、一大事でした。仕事をしていてもポンちゃんのことしか考えられない。5分に一度はどうしてるかな、食べてないかな、戻してないかな・・・。病気知らずだったポンちゃんが、初めて経験した病気。

大変な病気を抱えながら、育てていらっしゃる飼い主さんたちの気持ちは、如何ほどのものだろうと、想像しました。
胸が苦しくなりました。元気でいることが当たり前だと、いつの間にかそんな風に思っていた自分を、恥ずかしいと思いました。

まだいつも通りのポンちゃんではありません。しっかりと見守って、必要ならば適切な治療を受けさせたいと思います。
未熟な飼い主で、本当にお恥ずかしいですが、気持ちを引き締めて、ポンちゃんと共に、また歩んでいきたいと思います。



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