にゃに
もうすっかりお馴染みのしまちゃん 通勤途中のお宅の玄関前で飼われているねこちゃんです。
最初の頃は怖~いお顔、してたんですよ~
でも最近は
にゃんだ~ おばしゃんか~
と、優しいお顔をしてくれるようになりました。これでも精一杯優しいお顔~
これは10月初めの頃のお話し。いつものようにお宅の前を歩いていると、しまちゃんの飼い主であるお母さんに呼び止められました。
「ねぇねぇ、Mさんって知ってる?」
「えっと~、どちらのMさんでしょ?」
「ほら、あそこの会社に勤めてる女の人」と、私の勤務先とは反対方向の大きなビルを指差されました。
9月の半ば頃にしまちゃんは後ろ足を怪我したようでした。私は全然気づかなくて、いつも通りだと思っていたのに、骨が見えそうなほどの傷だったようでした。何てうかつなんや~
「何かの罠に掛かっちゃったんじゃないかと思うの。それでね、お医者さんに連れて行こうかどうしようかと迷ってね、お友達とも相談して、自分で傷口をなめてるし、ご飯もたくさん食べるから、少し様子を見ようかって話してたのよ。そしたらある日、こんなものが郵便受けに入っていたの」
見ればお手紙と封筒が、クリアファイルの中に入っていました。
「いつもしまちゃんのお世話をありがとうございます。しまちゃんが後ろ足を怪我しているようで、大変失礼かとは思いましたが、毎日のご飯だけでも大変なのに、この上病院代まで・・・と考えると、お母さんの負担が大きいと思い、社内で募金をしました。僅かですが、病院代の足しにして頂ければと・・・。」という内容のお手紙と共に封筒に入ったお金が入っていたと。
「折角のお気持ちで嬉しいんだけどね、結局病院には行かなくて、ほら、傷治ってるでしょ?」見れば、ほんの少し赤くはなっていますが、そんな大変な傷だったことさえ分からないくらいです。
「お金の封筒は開けてないのよ。だって、病院に連れて行くかどうか分からなかったし。それでね、あれから毎日、こうしてこれを持って、Mさんがここを通ってくれるのを待ってるの。あそこのビルは大きいから、受付に行ってもMさんっていう名字だけじゃ、誰かわからないわよね。早くお返ししたいんだけど、なかなか会えなくて」
お母さんのお話しを聞いていて、不覚にも涙がこぼれそうになりました。
そうか・・・ここを通って、毎日しまちゃんに会えるのを楽しみにしているのは、私だけじゃなかったんだ・・・。しかも複数名で募金っていうことは、沢山の人がしまちゃんに会えるのを楽しみにしているんだ・・・。お母さんの負担を考えて、力になりたいと思っている人がいてくれるんだ・・・。
病院に行かなかったからと、一日も早くお金をお返ししたいと思って、玄関前で待っているお母さんも凄いな・・・と思いました。お母さんは、これまでも、こうして生きてこられた方なのだろうな・・・と思いました。
お母さんとおちりでごっつんこ?しまちゃんは幸せですね~
そのちょっと前に、ポンちゃん用に買ったウェットフードを、ポンちゃんが食べてくれなかったので、よかったらしまちゃんたむちゃんにと思い、持って行きました。するとしまちゃんは喜んで食べてくれたと。そんなことでしか、お役に立てませんが、それでも少しでもお母さんのお役に立てれば嬉しいなぁと思います。
その後お母さんは、無事にMさんと会えたらしく、お気持ちだけ頂いて、募金はお返ししたと仰っていました。
テレビをつければ毎日嫌なニュースが流れてきますが、こういう話を聞かせて頂くと、まだまだ日本も捨てたもんじゃない!と思うのです。みんなが優しい気持ちになれば、幸せは循環していきます。
お母さんは、お家の中で2匹、お外でも2匹のねこちゃんのお世話をしてくれています。それを周りのみんなが、暖かい目で見守り、いつでも助けの手を差し出しますよ・・・というそのスタンスが、とても素敵です。可愛いその姿を見せて頂けるのは、お母さんの毎日のお世話があってこそ、という事を、皆が分かっているのですよね。
あらま、しまちゃん
車の屋根で毛繕い~?
爪は立てないであげてくださいよ~
車から降りて、たむちゃんとまったりですね~ そうそう、その方が、おばちゃんは良いと思うよ~
あらあらあら・・・。同じ日、自宅最寄駅前に住む白黒ちゃんも何故か今日は屋根の上~
ねこ界で、お達しでもあったのかしらん。「みなのもの~!本日車の屋根に乗れぇ~い!」なんてね。
さぁ、家で待ってるポンちゃんの所に、早く帰りましょ
もうすっかりお馴染みのしまちゃん 通勤途中のお宅の玄関前で飼われているねこちゃんです。
最初の頃は怖~いお顔、してたんですよ~
でも最近は
にゃんだ~ おばしゃんか~
と、優しいお顔をしてくれるようになりました。これでも精一杯優しいお顔~
これは10月初めの頃のお話し。いつものようにお宅の前を歩いていると、しまちゃんの飼い主であるお母さんに呼び止められました。
「ねぇねぇ、Mさんって知ってる?」
「えっと~、どちらのMさんでしょ?」
「ほら、あそこの会社に勤めてる女の人」と、私の勤務先とは反対方向の大きなビルを指差されました。
9月の半ば頃にしまちゃんは後ろ足を怪我したようでした。私は全然気づかなくて、いつも通りだと思っていたのに、骨が見えそうなほどの傷だったようでした。何てうかつなんや~
「何かの罠に掛かっちゃったんじゃないかと思うの。それでね、お医者さんに連れて行こうかどうしようかと迷ってね、お友達とも相談して、自分で傷口をなめてるし、ご飯もたくさん食べるから、少し様子を見ようかって話してたのよ。そしたらある日、こんなものが郵便受けに入っていたの」
見ればお手紙と封筒が、クリアファイルの中に入っていました。
「いつもしまちゃんのお世話をありがとうございます。しまちゃんが後ろ足を怪我しているようで、大変失礼かとは思いましたが、毎日のご飯だけでも大変なのに、この上病院代まで・・・と考えると、お母さんの負担が大きいと思い、社内で募金をしました。僅かですが、病院代の足しにして頂ければと・・・。」という内容のお手紙と共に封筒に入ったお金が入っていたと。
「折角のお気持ちで嬉しいんだけどね、結局病院には行かなくて、ほら、傷治ってるでしょ?」見れば、ほんの少し赤くはなっていますが、そんな大変な傷だったことさえ分からないくらいです。
「お金の封筒は開けてないのよ。だって、病院に連れて行くかどうか分からなかったし。それでね、あれから毎日、こうしてこれを持って、Mさんがここを通ってくれるのを待ってるの。あそこのビルは大きいから、受付に行ってもMさんっていう名字だけじゃ、誰かわからないわよね。早くお返ししたいんだけど、なかなか会えなくて」
お母さんのお話しを聞いていて、不覚にも涙がこぼれそうになりました。
そうか・・・ここを通って、毎日しまちゃんに会えるのを楽しみにしているのは、私だけじゃなかったんだ・・・。しかも複数名で募金っていうことは、沢山の人がしまちゃんに会えるのを楽しみにしているんだ・・・。お母さんの負担を考えて、力になりたいと思っている人がいてくれるんだ・・・。
病院に行かなかったからと、一日も早くお金をお返ししたいと思って、玄関前で待っているお母さんも凄いな・・・と思いました。お母さんは、これまでも、こうして生きてこられた方なのだろうな・・・と思いました。
お母さんとおちりでごっつんこ?しまちゃんは幸せですね~
そのちょっと前に、ポンちゃん用に買ったウェットフードを、ポンちゃんが食べてくれなかったので、よかったらしまちゃんたむちゃんにと思い、持って行きました。するとしまちゃんは喜んで食べてくれたと。そんなことでしか、お役に立てませんが、それでも少しでもお母さんのお役に立てれば嬉しいなぁと思います。
その後お母さんは、無事にMさんと会えたらしく、お気持ちだけ頂いて、募金はお返ししたと仰っていました。
テレビをつければ毎日嫌なニュースが流れてきますが、こういう話を聞かせて頂くと、まだまだ日本も捨てたもんじゃない!と思うのです。みんなが優しい気持ちになれば、幸せは循環していきます。
お母さんは、お家の中で2匹、お外でも2匹のねこちゃんのお世話をしてくれています。それを周りのみんなが、暖かい目で見守り、いつでも助けの手を差し出しますよ・・・というそのスタンスが、とても素敵です。可愛いその姿を見せて頂けるのは、お母さんの毎日のお世話があってこそ、という事を、皆が分かっているのですよね。
あらま、しまちゃん
車の屋根で毛繕い~?
爪は立てないであげてくださいよ~
車から降りて、たむちゃんとまったりですね~ そうそう、その方が、おばちゃんは良いと思うよ~
あらあらあら・・・。同じ日、自宅最寄駅前に住む白黒ちゃんも何故か今日は屋根の上~
ねこ界で、お達しでもあったのかしらん。「みなのもの~!本日車の屋根に乗れぇ~い!」なんてね。
さぁ、家で待ってるポンちゃんの所に、早く帰りましょ
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