今回作ったミニチュアキャットタワーは、オーダーメイドの作品です。今年の5月に書いた記事のコメント欄に、初めてコメントを入れてくださったのんちさん。
そこには、のんちさんの切ない思いが綴られていました。少し前に愛猫のとっくんを1歳9ヶ月という若さで亡くしてしまったということ。毎日 お骨を抱いて写真を見る日々が続いているいうこと。キャットタワーが大好きだったとっくんのために、ミニチュアキャットタワーを販売して頂けないか・・・という願い。
愛猫を亡くした経験の無い私ですが、想像しただけで胸が潰れそうになりました。娘が言いました「きっと、のんちさん、キャットタワーを見る度に、元気だった頃のとっくんを思い出して懐かしむんだよね。だったら、のんちさんのお家にあるキャットタワーを再現してあげることが、一番嬉しいんじゃないかな・・・」
今はお空に住むとっくん。本当に可愛いお子です。
のんちさんに愛されていたんですよね、たくさん、たくさん。
再現しましょうか・・・と申し上げておきながら、不安が無かったかと言われれば、正直ありました。送られてきた画像を拝見して、うっ、と思わず声が出ました。
これまでに作ったことの無い、ボックス型ハウスとハンモック。出来るの?ホントに再現できるの?と不安でいっぱいになりましたが、のんちさんは待ってくださると仰った。出来なければ、出来るまで作ればいいじゃないか・・・。
最初はね、酷いものでした。ボックス型ハウスが、思うようにキレイに仕上がらない。
これじゃまるで、雪で作ったかまくらです。かまくらに怒られるわ!
これまで使っていた板を止めて、厚みを1mm薄いものに変更しました。薄い板なので、ちょっとしたカッターの動きで直ぐに割れてしまいます。割れたところを何度もボンドで貼り合わせながら、土台の形を作ります。
ボックスの底の部分は四角形ではなく、L字型になっています。板の大きさも、フェルトを貼った時の厚みを差し引いて計算しなければ、全体のバランスが崩れてしまいます。
ここでも試行錯誤を繰り返しながら、ようやくそれぞれのパーツが出来上がりつつあります。
ところがね、ここからがまた一つの大きな山場となります。ボックスの上下に穴を開けるのですが、この位置をほんの数ミリでも間違えてしまうと、ポールを通すことが出来ません。また一から作り直すことになります。
出来損ないのかまくらくんと並べると、かなり実物に近い形に仕上がったと思いませんか?
ねこ人形もね、キジトラさんって、本当に少ないのです。
例えばおかっぱさんちのうんちゃんの様に、成猫のキジトラさんだったらアウト!でした。まるでね、のんちさんのために、これは最初から用意されていたのでは?と思うほどピッタリの、とっくんによく似た子ねこのキジトラさんがいたのです。
とっくんはハンモックにも入っていたのかなぁ。
お待たせしてしまったのんちさんに、早速連絡を入れました。
とても喜んでくださって、胸が熱くなりました。
一面識もない方であっても、同じねこ飼いであり、飼いねこを愛する気持ちはみな同じ。
どうかのんちさんがこのミニチュアキャットタワーで、楽しくとっくんのことを思い出してくれますように・・・。
そんなのんちさんの様子を、空から見ているとっくんが、幸せな気持ちになりますように・・・。
のんちさん、ありがとうございました
これが本当に、私のやりたかった仕事だと、確信することが出来ました。
こんな機会を与えてくださったことに、心から感謝いたします。
そして、とっくんのことを笑顔で思い出せるようになり、一日も早くお元気になられること、心からお祈りしています。
そこには、のんちさんの切ない思いが綴られていました。少し前に愛猫のとっくんを1歳9ヶ月という若さで亡くしてしまったということ。毎日 お骨を抱いて写真を見る日々が続いているいうこと。キャットタワーが大好きだったとっくんのために、ミニチュアキャットタワーを販売して頂けないか・・・という願い。
愛猫を亡くした経験の無い私ですが、想像しただけで胸が潰れそうになりました。娘が言いました「きっと、のんちさん、キャットタワーを見る度に、元気だった頃のとっくんを思い出して懐かしむんだよね。だったら、のんちさんのお家にあるキャットタワーを再現してあげることが、一番嬉しいんじゃないかな・・・」
今はお空に住むとっくん。本当に可愛いお子です。
のんちさんに愛されていたんですよね、たくさん、たくさん。
再現しましょうか・・・と申し上げておきながら、不安が無かったかと言われれば、正直ありました。送られてきた画像を拝見して、うっ、と思わず声が出ました。
これまでに作ったことの無い、ボックス型ハウスとハンモック。出来るの?ホントに再現できるの?と不安でいっぱいになりましたが、のんちさんは待ってくださると仰った。出来なければ、出来るまで作ればいいじゃないか・・・。
最初はね、酷いものでした。ボックス型ハウスが、思うようにキレイに仕上がらない。
これじゃまるで、雪で作ったかまくらです。かまくらに怒られるわ!
これまで使っていた板を止めて、厚みを1mm薄いものに変更しました。薄い板なので、ちょっとしたカッターの動きで直ぐに割れてしまいます。割れたところを何度もボンドで貼り合わせながら、土台の形を作ります。
ボックスの底の部分は四角形ではなく、L字型になっています。板の大きさも、フェルトを貼った時の厚みを差し引いて計算しなければ、全体のバランスが崩れてしまいます。
ここでも試行錯誤を繰り返しながら、ようやくそれぞれのパーツが出来上がりつつあります。
ところがね、ここからがまた一つの大きな山場となります。ボックスの上下に穴を開けるのですが、この位置をほんの数ミリでも間違えてしまうと、ポールを通すことが出来ません。また一から作り直すことになります。
出来損ないのかまくらくんと並べると、かなり実物に近い形に仕上がったと思いませんか?
ねこ人形もね、キジトラさんって、本当に少ないのです。
例えばおかっぱさんちのうんちゃんの様に、成猫のキジトラさんだったらアウト!でした。まるでね、のんちさんのために、これは最初から用意されていたのでは?と思うほどピッタリの、とっくんによく似た子ねこのキジトラさんがいたのです。
とっくんはハンモックにも入っていたのかなぁ。
お待たせしてしまったのんちさんに、早速連絡を入れました。
とても喜んでくださって、胸が熱くなりました。
一面識もない方であっても、同じねこ飼いであり、飼いねこを愛する気持ちはみな同じ。
どうかのんちさんがこのミニチュアキャットタワーで、楽しくとっくんのことを思い出してくれますように・・・。
そんなのんちさんの様子を、空から見ているとっくんが、幸せな気持ちになりますように・・・。
のんちさん、ありがとうございました
これが本当に、私のやりたかった仕事だと、確信することが出来ました。
こんな機会を与えてくださったことに、心から感謝いたします。
そして、とっくんのことを笑顔で思い出せるようになり、一日も早くお元気になられること、心からお祈りしています。
ポチ、ありがとうございました~