2004年3月4日、74歳の父は脳梗塞で亡くなりました。今年は19回忌です。日本のしきたりや習慣など、無知な私は祥月命日をどうしてあげればいいのかも分からないまま、父の好物だった料理を作り、好きなお酒を一緒に飲んで、昔ばなしをすることにしています。（ほぼほぼ父へ悪態吐いてます）笑
お父さん、あたし去年引越したけど、間違えんでここに来れた？美味しいもん好きやけ、日本酒とえぇ匂いに釣られて来とるよね？
この間、急に思い出したんよ。お父さんがよう歌いよったあれ、江戸端唄の「どんどん節」この写真もそうやろ？あれ歌うとる写真やろ？太鼓まで出してきて本気モードやもんねぇ。（子供は私の姪っ子）
あの歌の歌詞ね、ネットで調べて私も歌うてみたよ。お父さん程、うもうないけど、兄妹の中ではあたしが一番音程がよかったやん？まぁまぁ上手に歌えたよ。まぁお父さんが生きとったら「まだまだワシの方がうまいわい」て、大人気のう言うやろうけどね。
お父さんは昔から見掛けと違うて、声が凄い若かったやん？
お母さんの友達からの電話をお父さんが出たら、兄ちゃんと間違われて「あら、お母さんおられます～？」言われて
「ワシの母親は大分前に死にましたが。かみさんならおります。かみさんでえぇんですか？」て、お母さんの友達を、思いっきりビビらせとったもんねぇ。
それでのうても、お父さんはめちゃ怖いて思われとったけ、お母さんの友達はビクビクしながら電話してくるて、お母さんボヤいとったわ。人をビビらせて喜ぶとか、ホントえぇ性格しとったよねぇ。
お父さんの命日て、ひな祭りの翌日やん？そやけ前日売り切れんかったハマグリが残っとるんよね。これ千葉の九十九里でとれた大きいハマグリよ。ちょっとお醤油入れ過ぎたけ、からかった、ごめん。これまた「こんなからいもん作って、ワシを殺す気か！」て言うんやろうね。もう死んどるけー気にすんな！笑
お父さん、血圧高かったのに、思いっきり走ったことあったやん？兄ちゃんが就職して間なしの頃、定期を忘れて家を出たことに気付いて。路面電車の電停で、定期渡してその場で倒れて、救急車で運ばれたあん時。
血圧、上が240まで上がって、あん時お母さんが青い顔して「お父さんダメかもしれん」て言うたっちゃねぇ。
そやけど「憎まれっ子世に憚る」の言葉通り、お父さんは無事生還を果たしたんやった。笑
今回はいちごのデザート付きやけね。上等な果物しか食べんお父さんのために、あまおう買うてきたよ。今あたしがハマっとる生クリームと練乳掛けやけ、嬉しいやろ？
父が歌っていた どんどん節（江戸端唄）
蒸気ゃ波の上 汽車 鉄の上
雷さんは雲の上 浦島太郎は あの亀の上
猫のざれごと屋根の上 私とあなたは 床の上 どんどん
上は大石 あの内蔵助
下は寺坂吉右衛門 四十七士の あの益荒男(ますらお)が
吉良の屋敷に乱入して 打ち出す太鼓は 山鹿流 どんどん
駕籠でゆくのはお軽じゃないか
わたしゃ売られてゆくわいなぁ ととさんご無事で またかかさんも
勘平さんも折々に 便り聞きたや 聞かせたや どんどん
ネットで調べた歌詞とは、微妙に違うのですが、これが父が歌っていたそのままの歌詞です。
歌詞をよう見てみたら、幼い娘を前にして「私とあなたは床の上！」とか破廉恥な歌、よう歌うとったねぇ。まんま下ネタやん！爆
今年も楽しい祥月命日を、一緒に過ごせたね。
あたしね、待機日やったけ、ゆ～くり準備できたんよ。
どんどん節を鼻歌で歌いながら･･･ね。笑
お父さん、あたし去年引越したけど、間違えんでここに来れた？美味しいもん好きやけ、日本酒とえぇ匂いに釣られて来とるよね？
この間、急に思い出したんよ。お父さんがよう歌いよったあれ、江戸端唄の「どんどん節」この写真もそうやろ？あれ歌うとる写真やろ？太鼓まで出してきて本気モードやもんねぇ。（子供は私の姪っ子）
あの歌の歌詞ね、ネットで調べて私も歌うてみたよ。お父さん程、うもうないけど、兄妹の中ではあたしが一番音程がよかったやん？まぁまぁ上手に歌えたよ。まぁお父さんが生きとったら「まだまだワシの方がうまいわい」て、大人気のう言うやろうけどね。
お父さんは昔から見掛けと違うて、声が凄い若かったやん？
お母さんの友達からの電話をお父さんが出たら、兄ちゃんと間違われて「あら、お母さんおられます～？」言われて
「ワシの母親は大分前に死にましたが。かみさんならおります。かみさんでえぇんですか？」て、お母さんの友達を、思いっきりビビらせとったもんねぇ。
それでのうても、お父さんはめちゃ怖いて思われとったけ、お母さんの友達はビクビクしながら電話してくるて、お母さんボヤいとったわ。人をビビらせて喜ぶとか、ホントえぇ性格しとったよねぇ。
お父さんの命日て、ひな祭りの翌日やん？そやけ前日売り切れんかったハマグリが残っとるんよね。これ千葉の九十九里でとれた大きいハマグリよ。ちょっとお醤油入れ過ぎたけ、からかった、ごめん。これまた「こんなからいもん作って、ワシを殺す気か！」て言うんやろうね。もう死んどるけー気にすんな！笑
お父さん、血圧高かったのに、思いっきり走ったことあったやん？兄ちゃんが就職して間なしの頃、定期を忘れて家を出たことに気付いて。路面電車の電停で、定期渡してその場で倒れて、救急車で運ばれたあん時。
血圧、上が240まで上がって、あん時お母さんが青い顔して「お父さんダメかもしれん」て言うたっちゃねぇ。
そやけど「憎まれっ子世に憚る」の言葉通り、お父さんは無事生還を果たしたんやった。笑
今回はいちごのデザート付きやけね。上等な果物しか食べんお父さんのために、あまおう買うてきたよ。今あたしがハマっとる生クリームと練乳掛けやけ、嬉しいやろ？
父が歌っていた どんどん節（江戸端唄）
蒸気ゃ波の上 汽車 鉄の上
雷さんは雲の上 浦島太郎は あの亀の上
猫のざれごと屋根の上 私とあなたは 床の上 どんどん
上は大石 あの内蔵助
下は寺坂吉右衛門 四十七士の あの益荒男(ますらお)が
吉良の屋敷に乱入して 打ち出す太鼓は 山鹿流 どんどん
駕籠でゆくのはお軽じゃないか
わたしゃ売られてゆくわいなぁ ととさんご無事で またかかさんも
勘平さんも折々に 便り聞きたや 聞かせたや どんどん
ネットで調べた歌詞とは、微妙に違うのですが、これが父が歌っていたそのままの歌詞です。
歌詞をよう見てみたら、幼い娘を前にして「私とあなたは床の上！」とか破廉恥な歌、よう歌うとったねぇ。まんま下ネタやん！爆
今年も楽しい祥月命日を、一緒に過ごせたね。
あたしね、待機日やったけ、ゆ～くり準備できたんよ。
どんどん節を鼻歌で歌いながら･･･ね。笑
え？お刺身がショボかった？
知っとる知っとる。そこは我慢せぇ！！爆
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