12月に入ったが今日は朝から山の会の誘いから、厚木市の郊外の小高い山へ行った。
私は、数年前から、山の会へ入っているが、最初の頃は、高い山へも、良く参加
したが、古希を過ぎたころからは、体力の衰えから、小高い山だけに参加する
ようになった。これは、カミさんが、シニアーがよく山で遭難する記事をみて、
小高い山のみにすることを願ったことからである。この会も、年々、会員の年齢が
高まって来て、約30人の会員の平均年齢がついに、70歳をこえたようで、
今日の参加者11人もこれにたがわずない歳であった。厚木本町駅から、バスで、
この小高い山(鳶尾山)約250mの山のふもとへ行き、公園で体操を皆でやった後、
登り始めた。最初は、215段の階段を鳶尾神社まで登り、疲れた足で、さらに
山頂をめだした。写真のような、頂上には、石塔があり、そこからの眺めは、
素晴らしかった。北は、東京のスカイツリー、東に横浜、南は湘南と一望に関東
平野がのぞめた。この場所からパラグライダーで、この高台から飛び出そうとリックを
担いだ2人のひとが、飛び出す場所へ向かうのを見かけたが、第二次大戦当時は、
この場所から、特攻隊の飛行機が飛んでゆくのが見えたと、石塔の裏に刻んで
あった。シニアーには、このような小高い山が、一番だ。