散歩のコースはどこですか

79歳の老人です。2年前まで現役で仕事をしていましたが、今は、趣味の
囲碁と読書と旅行などのほか朝の散歩が楽しみです。

人はどうして野営がすきなのか

2018-12-08 09:49:11 | 日記

多摩川の土手の散歩で、今朝、写真のような、藪の中に、スラムの小屋を見つけた。

これは、昨年までは、無かった色の建物で、どうも、9月の台風24号の後に造られ

たもののようだ。日本では、農耕で竪穴式の住居にすむことに、なれているのか、

このような笹薮や木立の所に、住まいをつくることが好きなのか。私は、37-38歳の

頃、子供が小学生であるころに、ボーイスカウトの隊長にさせられてしまったことがある。

この小学校の1-2年生が入る隊をカブスカウトと称し、この隊をまとめるのであるが、

夏休みなどの折は、泊りがけで近くの山へでかけることがあった。この場所での活動は、

4人ぐらいのグループに分かれて、自分達のすみかを自然に生えている材料を集めて造る

ことをやらせるのである。この場合、まず、どの場所に造るかをみんなで話し合って

決めることからスタートする。大木の割れ目とか、竹やぶの場所とか、川のそばをさける

とか、それ相応の工夫している。この作業には、自然の材料のみで、竹や笹や草や木材

を蔓などで結んで作っていた。また、食事の時は、火を起こすのは、摩擦の道具を使用

することを教え、それを使って食事を作り食べていた。このように、人は、本来大昔

の暮らしのような生活をしてみたいと思うのであろうか。この多摩川の土手で生活する

人も、このような自然を愛する人かもしれない。しかし、現在の子供達は、このような

自然の生活を経験していないし、また環境も恵まれていないのは寂しい。