テレビで、こんなところに日本人と言う番組があり、良く好んで見ている。
これは、後進途上国への海外経済支援としての政府からの援助活動と個人
でのボランティア活動の双方が現地で活躍する番組であり、おもしろい。これは、
日本が幕末から明治にかけて、ヨーロッバや米国から西洋の文化や技術を伝授する
ために後進国である日本へ来た外国の人達と比較すると大きな違いを感じる。
それは、日本へ来た人は、その目的のほとんどがカトリック教の宣教活動と植民地
獲得の一環としてであり、その代償として、いち早く産業革命を成し遂げた
技術や文化を伝えている。これに対して、現在の日本の活動は、宗教とは無関係
で゛あり、後進国のアフリカや東南アジアや中南米などと各地に行き、医療や
教育や農業や工業などの各種技術を教えて、その国の人達が幸福になることへ
の支援活動を行っている。これは、中国などが行っている一対一路の経済支援
とは大きな違いである。このような、日本の行っているボランティア活動を行って
いけば、必ず、第二次世界大戦で不名誉なことを行ったことを取り返すことの
良い結果が生まれてくると思う。