平成も終わりになってきたが、次の年号が何になるかの話題が聞かれる。今の天皇は
125代目であるが、私が戦後聞いた歌に紀元2600年があった。天照大御神が
日向を出て瀬戸内海を東に進み、大和を平定して、神武天皇が初代の天皇となった
と日本書記にかいてある。その後、豪族の曽我氏が権力を奪ったものを中丈兄皇子
(後の38代目の天智天皇)が中臣鎌足と大化の改新を経て626年に倒して
飛鳥時代を築いている。この後奈良時代を経て、有名な桓武天皇の50代目が
平安京を京都へ造り、平安時代が794にはじまっている。しかし、武士の平家
が実験を握り、その後、武家の時代にはいり、後醍醐天皇が天皇家を戻す試みを
起こし、南北朝時代へとつながるが、この天皇家の系図では、南朝が正統となっ
ており、北朝側の天皇は5天皇が存在しているが、脇に平行して存在している
にすぎない。その後、戦国時代から江戸時代まで武家の時代がつづいたのであるが
天皇家はその時代の将軍が日本の国民の精神の支えの元となっていることへのこと
からか大切にしてきている。この後、ペルーの来航を皮切りに、鎖国では、封建
時代を維持できないことから、天皇の力を頼って、日本は、産業革命を成し遂げ
明治時代にはいっていくのである。この明治天皇が122代目である。このように、
世界でも、大家が続いている国はないと思う。私は、昭和、平成とその次の年号
の3代になるとおもうが、それも、2020年の東京オリンピックを見てのこと
であるが。