土曜日のテレビのグラタモリの番組で、今回は、ローマを紹介する
ものがあり、興味があったので見た。ローマの歴史は、ギリシャ文明を
引き継ぎ、紀元200頃には、有名にシーザーの元では、地中海を取り巻く
すべての国を征服してローマ帝国を築き上げている。しかし(ローマは
一日でならず)の有名な言葉のように、この帝国が造られるようになったのは
それまでには、数十年をかけて、まず水道設備を建設し、当時100万人が住む
町を建設したのだ。この水道は、ローマから数10キロ離れた湖から、水を
運ぶ石で組んだ10数メートルの高い櫓を造り、市街地まで運ぶことを行ったのである。
このローマはそれと合わせて、諸国を征服するための道路をローマからあらゆる
方向へ、軍隊をいち早く送り出すことが出来る道を造ったのだ。このことを地質学の
先生のタモリは説明していた。この時代に、日本は、まだ弥生時代であり、竪穴
住居から高床式の住居に変化してきた頃で、米の栽培と埴輪の時代であったのだ。
このように、文明は、場所によって、こんなにも、違いがあることを、このローマ
のテレビを見るに、よく判った。この時代、ローマでは、あのコロシアムの巨大
な建造物が完成していたのだが、これは、セメント技術がこの時代には、既に
あったことである。しかし、昨日、UAEで行われているサッカーをテレビで見た。
現在の文明は、世界のどもからでも、時間に関係なく、共有できる社会であり、
世界が一つの文明になっていることを再認識した。