多摩地方は大寒であるのに、一月から、晴天が続き、雨や雪を
見ることがない日が続いている。今日も、朝の散歩では、写真のように、雨
をほしがる多摩川土手の色褪せた木々と葦が冬の風景を呈していた。散歩
の途中で、福生小学校の生徒が、野鳥を観察する集団を見かけた。多摩川の
白鷺を写真に撮っていたが、皆は、野鳥の種類の載ったパンフレットを手に持って
いたがこれらの鳥を見つけることは、この頃はできそうもない。昔と残念
ながら違ってきている。暖かい青空の中に、多摩川の水が少ない中に、白い
白鷺が目を引く。遠くに富士山が白い山肌を出す姿は、心を休める。
今日は、帰ってから、この暖かい日を浴びて、コーヒーを飲みながらの読書
をしようと思う。今読んでいるのは、(項羽と劉邦)の司馬遼太郎の本だ。