散歩のコースはどこですか

79歳の老人です。2年前まで現役で仕事をしていましたが、今は、趣味の
囲碁と読書と旅行などのほか朝の散歩が楽しみです。

囲碁の集まりは老人にとって時間を忘れる遊びだ

2019-09-01 09:11:33 | 日記

今日は、いつもの散歩のコースからはずけて、拝島駅の近くまで行き、折り返して

帰ってきた。途中熊川神社の中を通り、戻って来るが、違った風景を眺めての早朝

散歩も良いものだ。昨日は、午後に近くの福祉会館での囲碁クラブでの年に二度ある

大会に出席してきた。18人が参加しての大会であったが、朝から4時までで5回

討つのであるが芳しい成績ではなかった。日ごろクラブで時間を費やして誰とでも

討っているので気軽に遊べる。やはり老人にとっては、囲碁が時間を費やすことと

金のかからない遊びでは最高だ。この福祉会館では、同じ部屋で将棋をする人も

大勢くる。囲碁と将棋を歴史で対比してみる。将棋と囲碁の人口は、日本においては、

ほぼ匹敵しているかもしれない。将棋は、古代インドのチェスに似たゲームが起源と

いわれているが、現状では、奈良県の興福寺境内から発掘された駒が最古といわれ

ています。駒は16点あり、同時に1058年=と書かれた木簡(もっかん。細長い木片)

が出土しました。この駒は、木簡の上に王将と文字が書いたのが見られ、すでに五角

形をしていました。この後、いろいろと工夫、改善が行われ、江戸時代にはいって

からは、捕虜にした駒を、再度使用する方法が考案されました。この方法が考案され

てから、急激に、庶民の中に愛好家が増えました。これは、日本特有のゲームであり

世界には類を見ないものです。このように、将棋は、日本人が工夫した終局のゲーム

と言えるかもしれない。この将棋と囲碁の差を比較すると、下記のようにいえるの

ではないか。

比較の項目                     囲碁                                             将棋
攻めの印象                     面的                                            直線的
勝利の差                    面積の広さ                                 王様を捕らえる
歴史の差        中国より吉備真備が持ち込む       日本独自で起源はインドで工夫改善のもの
時代の対象                貴族 戦国武将                                    庶民
普及の範囲                世界                    日本のみ

このように、日本人の工夫、改善のことは、将棋だけでなく、日本語の成り立ちにもよく

あらわれているのではないか。将棋と囲碁の歴史がいっているように、昔から続いている

娯楽の最たるものであろう。