めざせ百名画

旅行も山もどうもご無沙汰なので、現実的な映画鑑賞をテーマにしてみました(いい加減)

国民の義務

2019-07-14 11:42:09 | 日記
7/14(日)

麻婆ナスラーメン。




昨日までは区役所まで来い!と威張ってた期日前投票が今日からは駅前で出来ます。




あいにくの雨で、イベントも中止に追い込まれてます。




早足で日比谷へ。

掲示板を見たら、これから観るのはもちろん、大方の映画が売切れ?

バブルか?




そのまま入場します。




215 ハッピーデスデイ 2U

さて、どうするのでしょうか?

もちろん登場メンバーは同じです。(追加はあるけど。)

今度は、ベッドを女に取られた男の子の視線です。

しかし、1日と言わずあっという間に刺殺!

こりゃたまらんな。

朝イチで部屋に戻った際にルームメイトに相談します。

すぐに食いつく彼女。(笑)

舞台は大学なんですが、このすぐに殺される彼氏は理学系の学生で、大きな実験室で卒業製作してます。

学部長が乗り込んできて、電気使い過ぎ!と言って装置を没収していきます。

この装置が空間を歪めて、彼女をループに陥れたようです。

ただ良いこともありました。

この世界では、亡くなってたはずの彼女の母親が生きてるんです。

一緒の誕生日なので、家族水入らずでランチを楽しんでます。

(前回、ループから脱出した筈が、彼の装置の暴走に引き戻されて、再び誕生日ループに居る。)

チャッキーみたいに、お面の怪人がキーポイントかと思ったら、犯人がただ被ってるだけで、ループは

装置の仕業にしておけば辻褄があったでしょ?

と言われても何だかなぁ…

新宿に回って汗を流しましょう。




もう昼前なので、殆どの客はチェックアウトしていて、洗い場も空いてて快適です。

この辺りが狙い目だな。

93.35→91.15kg

身体がカラカラです。

渋谷でチケットを買って、文化村横のガストへ。







若者や外国人が多数待ってましたが、他に選択肢がないのでクジラも待ちます…

20分くらいで座れました。




ここは250mlの設定がないのです。(泣)

新メニューの肉豆腐。




ジャンクなポテト。




やっぱサバでしょ?




遂に最後になりました。




キレイに平らげて、再び映画館へ。




時々、この一階でイベントやってます。

アイドルでも来るのかな?

216 夜が明けたら

西村晃が前科者の仕立て屋で、花沢徳衛の刑事が絡んできます。

この映画は観たことあるな?と思った途端、緊張感がなくなります。

もしくは渇いた身体に染み込んだワインの仕業か?

zzz

ハッと気がついて、いかんいかんと眼を見開いたら…間もなく終わりました。

その次の梅宮辰夫と鰐淵晴子は間違いなく観てるのでパスして、東急本店の本屋に行ってチェックしてた

文庫本を購入します。

炭酸水を飲んで目を覚まします。

217 広い天

空襲の東京から広島の親戚を頼って小学生が1人で汽車に乗ります。

昭和20年でそんなやわな状況じゃないでしょうね。

乗り合わせた顔の長い男が阿部寛ならぬ伊藤雄之助。(笑)

行き先を書いた紙を紛失して途方にくれた少年を、自分の田舎の四国の村に連れて行きます。

自分も居候するくせに、厚顔な男です。

ま、ウサギや鶏も飼ってるし、農家なので余裕はありそうです。

戦争は終わりましたが、東京の母親とも連絡が取れず(元の家は焼失)田舎で暮らしてましたが、

密航船に誘われて脱出します。

金は持ってるので、大丈夫!とか言ってますが、戦時中の金は通用しないんじゃないかな?

そして、あんな焼け野原で家族と感動の再会!

無理筋すぎて涙が出ます…

218 雑居家族




万引き家族の元ネタか?

女流作家と、詩人の家庭には子供が出来ませんでした。

キッカケは、義理の兄の伊藤雄之助が、1ヶ月だけ預かって!と知人の赤子を置いていったのがキッカケです。

それから7年、雄之助は姿を見せませんでした。(笑)

その他にも、親戚の赤ちゃんを押し付けられたりして、他人の子ばかり3人。

それに、雄之助に騙されて下宿しにきた大学生。

いとこの娘が小豆島から家出してきて、大学生に妊娠させられます。

雄之助は金に困ると無心に来るのですが、その寄生虫ぶりは秀逸で、今や小学生に成長した子供の

貯金まで狙ってます。

金は天下のまわりモノを地でいってますね。

売れ残り中華で家飲み。




明日は雨止むかな?

デビュー戦なんですが…

キネ旬ベストワン

2019-07-14 05:51:42 | 日記
7/13(土)

あまりに寂しいので缶詰を開けました。




池袋へ出掛けます。




1位の映画を集めてます。




興収じゃなくて投票で決めるようです。

210 楢山節考




昭和33年の1番です。

話は誰でも知ってる姥捨の話ですが、斬新な事に歌舞伎仕立てです。

農家の厳しさが垣間見えて、絶望する(もしくは暴走)若者が哀れです。

70歳を越えたら、自分の意思で山に行かねばなりません。

ってか、こんな劣悪な環境でそこまで生きられんだろ?

やけに丈夫な田中絹代が、ワザと石臼をかじって自分の歯を欠いてます。(女優魂)

渋谷で特集されてる伊藤雄之助と西村晃が揃い踏みですが、特に目立ってはいませんでした。

まぁ、名脇役列伝ですからね。(笑)

211 神々の深き欲望




こちらは昭和43年。

3時間弱の大作です。

投票では圧倒的支持を受けたそうですが、興行的にはどうだったんでしょうね?

今村昌平監督が1年半沖縄でロケする姿は狂気さえ漂っていたとか。

確かに映画もそんな出来です。

三國連太郎が、なぜか鎖で繋がれて、ひたすら穴を掘ってます。(意味不明)

ただ、そこはそれ連太郎ですから、しょっ中鎖を外して島を走り回ってます。(笑)

父親が嵐寛寿郎ですが、この一家はなにかの業を背負っているようです。

家族の中にはイタコみたいな女性がいるし、いつも織物を織ってる狂った女もいます。

島の中のアンタッチャブルです。

庭にある大きな石を穴に落としたら、みんなの仲間に受け入れられると加藤嘉が言ってるのがすでに

胡散臭いな。(笑)

そんな神話的な話と並んで、現実的に島の産業はサトウキビしかなく、本土からの投資を願って村長も

奔走します。

この二つが急に交わって、空港を造るとか話が突然俗っぽくなってしまいました。

渋谷へ移動します。




ガストの余裕はないので、家系ラーメン。




若い子で賑わってました。

こんな味が受け入れられるとは頼もしいですね。(オヤジの食いもんかと思ってましたが。)

212 ある脅迫

直江津の銀行の支店。

新潟に栄転が決まった金子信雄と、同期のうだつが上がらない西村晃。

金子の送別会でも、西村はお燗番してます。

卑屈な感じがよく出てます。(じれったくなるくらい。)

金子は、要領が良いだけでなく、女に手を出したり横領したりしてまして、恨まれた誰かに脅迫されます。

さて、どうするか?

一度この手の対応を間違えたら、一生食い物にされます。

元は小心者の金子は、あろうことか自分の銀行の金庫を狙います。

それで解決すると思うのがおかしいでしょ?

所詮この程度のオトコなのは、仁義なき戦いを観て良く分かってます。(笑)

213 散歩する霊柩車




タクシー運転手の西村晃は、ムチムチ奥さん春川ますみの浮気が心配でなりません。

実際、奔放に浮気する彼女に掴みかかりますが、所詮小男の悲しさ、蹴飛ばされて吹っ飛んでます。(笑)

浮気相手をゆすろうと、死んだフリして棺桶に入る奥さん。

霊柩車の運転手は渥美清!(豪華)

何度妻に騙されても懲りない西村晃が哀れです。

それが幸せなのかもね。

214 怪談 片目の男




クジラは伊藤雄之助のファンなんですが、また西村晃です。

彼は社長で金持ちですが、妻やその愛人(西村が養ってるカメラマンなのに。)や会社の専務(やっぱり

金子信雄。)から命を狙われます。

ってか、殺して葬儀までしたはずなのに、そこここに現れてみんなを恐怖に陥れます。

隠し子まで現れて話はぐしゃぐしゃに。

愛人役の川津祐介だけはどうも好きになれんな。

ムチムチ奥さんじゃなくて旦那でしたが、割引き中華を買って家飲み。