めざせ百名画

旅行も山もどうもご無沙汰なので、現実的な映画鑑賞をテーマにしてみました(いい加減)

脇役特集終盤戦

2019-07-21 15:26:12 | 日記
7/21(日)

米を炊いて、小田原で仕入れた潰し梅と昨日の残りで頂きます。




洗濯物を片付けて出掛けます。

いっそ渋谷への定期でも買うか?(笑)




228 拳銃野郎

刑務所から同じ日に出所した高橋英樹と伊藤雄之助。

高橋は凄腕ガンマンの通称キラージョー。

なんだ?そのネーミングは。

アントニオ古賀が唄う歌までありました。

タイアップか?

他に稼ぐ手段を持たない2人は、ヤクザを脅したりして金を盗んでますが、ヤサも知れてるので当然

手痛い反撃も食らってます。

家族とかいたら余計面倒臭い所ですが、どちらも独り者ですので暴れまくってます。

十朱幸代が舌足らずで可愛さを通り越してエロいです。(笑)

この後の2本は昨日観たので、ここで昼食にします。




まずはロックワイン。




味はともかく、飲みでがあります。(お得感)

納豆で口の中がネバー。




モヤシと鯖で腹一杯です。




コスト意識はどこかへ行ってしまったようです。(泣)




この回のも昨日観たので、空調の効いたロビーに座ってブログ打ち…




誰もいないロビーで脚を伸ばして




さっき東急本店で買った本でも読もうかと袋を開けたら…




カバー掛けろよ?コラっ!(泣)


229 続警察日記




前作は森繁久彌が主演だったそうです。

会津地方の警察署の日常を描いてます。

全員が会津弁で喋ってくれるので、特にネイティブと思われる農民役のおばあちゃんなぞ、半分も

聞き取れません。

明治初期に、会津のなんとか巌が鹿児島の娘と付き合った時に、お互いの日本語が理解出来ず、

会話は英語だったという話を思い出しました。

伊藤雄之助は係長。

いかつい顔ですが人情に溢れてます。

こういう役がこの俳優には似合ってますね。

権力の守護者だが人情家。

ファンジョンミンも、「ベテラン」の刑事役が秀逸でした。

ほのぼのエピソードでホンワカしてたら、誤逮捕が自殺に繋がったり息が抜けません。

隠蔽しようかと思ったらちゃっかり出入りの記者に見られてて、押さえつけようとしたらハッキリと

反発されるという、自然な自浄作用に溢れてます。

こういう社会が理想かと思うんですが、そうもいかんか。

貧乏子だくさんで、農民達はあえいでます…(娘は売られる)

このシリーズで、伊藤雄之助のベストですね。

ちなみに西村晃は「北陸代理戦争」かな。

230 一等女房と三等亭主




セレブ妻に尻に敷かれる亭主が伊藤雄之助。

卑屈過ぎていけません。

それに対して、義理の弟の小林桂樹が奔放すぎて無理があるな。

社長の妾に惚れられて、むげにも出来ないうちに女房に浮気を疑われるという情けない展開ですが、

原因は格差婚にあります。

身の程をしれよ?と。

231 あなた買います

今回の特集には22作品がラインナップされてまして、そのうち観たことがある3本を除いた19作品の大トリです。

大学野球の選手が、プロ野球界から勧誘されてます。

あるチームの担当スカウトが佐田啓二。

選手の育ての親を自認するのが伊藤雄之助。

欲の皮の突っ張ったエゲツなさが彼の真骨頂です。

牛とか家電製品とか家の増築とか、贈り物がエスカレートしてくるにつれて、実家の四国の兄弟達も

金の匂いに誘われて寄ってきます。

こんな状況は、本人にとっても不幸ですね。

プロとして海のものとも山のものとも分からないうちに、金だけが目の前に積まれればみんなおかしく

なります。

球団は今みたいにクジで決めて、その後にFAなどで移籍できるようにするのが現実的なんでしょうね。

やっぱり四国の実家の状況は「貧困」

厳しい時代でした。

まだ中華が売れ残ってたので、家飲み。