高校の遠足を中止させるため、生徒を装って自殺をほのめかす手紙を
学校に届けたとして、岐阜県警は５日、元ＪＴＢ中部社員
を偽計業務妨害の疑いで逮捕した。
仕事をしていてミスはある。
うっかりしてバスの手配を忘れる。
その時 ミスを隠すのではなく、周りの社員や上司に
相談し、近隣のバス会社にお願いすれば、
事なきを得たのではないかと思う。
また、高校側に「自分が手配ミスをしてしまい、誠に申し訳ありません。」って
謝り、ちょっとうそ泣きでもして、
「うわーーん うわーーん 遠足を楽しみにしていた生徒さんたちに、
どう謝っていいか・・・」と泣き崩れる。
ここまですれば、高校側も納得してくれて、
「仕方ないわなあ 生徒に事情を話し、遠足日程の変更を先生たちに伝え
ておきましょう。」となったはず。
しかし、それをしなかった理由が他にあるとすれば、
ミスの常習でこれ以上ミスをするとやばいことになるから隠す。
そして、もうひとつは、プライド
ミスをしたこともなく、高校 大学とエリートコースを歩み、
JTBに就職し順風満帆に仕事をこなし今回が初めてのミスだった。
そのとき プライドが高いがために、ミスを隠す。
どっちにしても、生徒を装って自殺をほのめかすことは、
やってじはいけないこと！
俺がそのJTBの社員だったら、
すぐに上司に報告するやいなや（as soon as)取引のあるバス会社の社長に
「助けてください。バスの手配を忘れてしまい、大至急バスが
必要なんです。」と連絡を取り、同僚の社員や
JTBの女性社員（←かなりの力を持ってる）にも協力を
お願いして最大限の努力をする。
それでも２，３台しか調達できなかったら、高校側にすべてを話し、
頭を下げる。いや 土下座する。
これをすれば、あんな事件にならず、知事さんまでもが、JTBに対して
損害賠償請求をする事態にはならなかった。
「生徒が３２０人もいれば、１人ぐらい行きたくない人もいるはず
自殺予告をすればなんとか、遠足中止になりすべてうまくいくはず。」
って考えたんだろう。
JTB社員は年齢は３０歳 実名も公表され逮捕されてしまった。
自業自得といえばそれまでだが、
誰か彼をかばってやる人はいなかったのか、
彼を取り巻く関係者にとって最悪の結果と
なってしまった事件。
