この話はかなり前の話なので、
今はこんなことはないでしょう。
という前置きをしておきます。
慶應義塾大学 いわゆる慶應大学を作った人は、
大分県中津市出身の福沢諭吉氏で、
その縁なのかどうかは詳細はわからないが、
大分県内トップクラスの県立学校に慶應大学の指定校特別推薦枠が1名
あり、毎年優秀な生徒が厳しい選考を経て決定されて入学してた。
まあ よくある話で全国の高校から優秀な生徒を集まれば
大学側もうれしいはずです。
さあ ここまでなら前置きをした意味がない。
その推薦枠を勝ち取った、ある生徒が入学式でやらかした。
その生徒が晴れの入学式で、着ぐるみを着て入学式に参加した。
どんな着ぐるみだったかは不明だが、
大学側は激怒した。
激怒ってそんなに使用されない言葉で、
「メロスは激怒した」ぐらいしか思い浮かばない。
彼は大学側から停学か退学処分を受けた。
話はここで終わらない。
大学側は今までずっと続いてた指定校推薦枠1名枠を撤廃した。
たった1人の軽はずみな行動で、貴重な枠を失ってしまった
高校の落胆は想像を超えてる。
この話は随分前の話なので、
今はもしかして復活してるかもしれないが、
そこまで調べるつもりはない。
ふと 慶應高校が優勝したので思い出した。
今ならどうなるんだろう?
金髪で入学式に出席することなんか、
当たり前で、とやかく言われないでしょう。
自分に置き換えてみると、
厳粛な入学式に着ぐるみは無理
散髪してビシッとしたスーツを着るしか
思いつかない。
着ぐるみを着た生徒は、うれしくて浮かれたんでしょう。
ウケ狙い 目立ちたがりや お金持ちのぼんぼん
ならわかる。
そうそう 福沢諭吉氏は多くの名言を
残してる。
天は人の上に人を造らず 人の下に人を造らず は有名だが、
それよりも、もっと為になる名言がある。
人は、生まれながらに、貴賤貧富の別なし。
ただ、良く学ぶ者は、貴人となり、富人となり、
そして、無学なる者は、貧人となり、下人となる。
これが学問のすすめです。