この話は長いので、
コーヒーでも飲みながら読んでください。
医者の話なので、医者といえばお金です。
またまたお金中心の話です。笑
以前勤めてた職場の女性の上司の
息子さんが自治医科大学に合格し、
その後 医師国家試験に合格し
医者になった話をしてくれたことがある。
その話で驚いたのが、
2000万円です。
大学にかかった費用ではなく、
ある病院の院長が提示した、
その息子さんへの1年間の報酬です。
2000万円・・・・
まだ30歳そこそこで年収2000万円
5年で1億円
院長からすれば、
自治医科大卒なので、彼はどんな科でもできる。
そりゃ 欲しい人材でしょう。
でもそこには行かなかったらしいです。
そして、もうひとつ上司が言ってたことで、
驚いたのが、
大学に寮があり寮費と少しの仕送りだけで
お金がそんなにかからなかったそうです。
国立大学の医学部に行けば、
初年度で120万円の入学料と
授業料等がかかり、それに仕送り毎月15万円
として、初年度合計約300万円
6年間だから入学料を引いて、約1500万円です。
それが自治医科大学なら修学資金貸与制度があり、
「入学者全員に対して、入学金等の学生納付金の全額及び入学時に
必要となる教科書等の購入に係る支援を目的とした入学時学業準備費
(入学時のみ)を貸与する修学資金貸与制度があります。
この貸与金は、大学を卒業後、
この貸与金は、大学を卒業後、
医師として出身都道府県の知事が指定する公立病院等に
修学資金の貸与を受けた期間の2分の3に相当する期間勤務
(うち2分の1は、へき地等の指定公立病院等に勤務)した場合には、
返還が免除されます。」とあります。
これはすごい・・・
寮だから仕送りもそんなにしなくていいはずです。
彼は親孝行な子どもです。
そうだ 俺の同級生も1人だけ
現役で自治医科大学に合格して進学した。
とにかく真面目でバスで遠距離通学してて、
バスの中で勉強してたらしい。
こういう田舎の高校生の勉学に対する信念は
ものすごいものがある。
きっと 今 立派な医者になってるでしょう。
そして、
自治医科大学ではないが、俺の友人の娘さんが
国立大学医学部に入学してる。
大学が不便なところなので車を購入したそうです。
親としては、子どもために精一杯のことをしてあげたいけど、
それにしてもお金がかかる。
友人は6年間で1500万円最低限かかることになる。
しかも、車を購入してるから、プラス120万円です。
お金のことばかりになったが、医者になるって
本当に大変ということがよくわかる。
俺の友人にエールを送ることしかできない。
あっそうだった。
同級生で地元で医師の父の後を継いでる人がいた。
彼はすごく優しくて朗らかで、お金持ちということを
威張ったりしない人で、医科大に進み今 院長です。
その医科大は私立だったので、
もの凄いお金がかかったはずです。
ちょっと調べてみたら、初年度640万円 2年目から490万円
合計が6年間で3090万円 これは学費だけです・・・
共働きの大手企業社員 共働きの銀行員 共働きの教員 勤務医
上記の4つの職業でも無理です。
子どものために学資としてこつこつ貯めて、
それなりの大きな資産がある家庭なら大丈夫です。
しかし、そういう家庭はほんのひとつまみです。
開業医か政治家しか子どもを私立医科大学に
進学させることができない気がする。
今度 帰省した時に「おっすー 久しぶりー」って
その病院に行ってみようかなあ
でも、同級生が行う手術は嫌です。笑
医者 あこがれの職業です。
しかし、難しい医師国家試験に合格してるのに、
どうして医者ってヤブ医者が多いんだろうか?
さっぱりわからない。
ここで医者の話は終わりです。
少し長すぎました。
最後まで読んでいただきありがとさんです。
お金はかかりませんが、自由はないし、自治体の指定した診療科に勤務するので、「〇〇科の医師になりたい」と言う人は、無理だそうです。
中1の担任のお姉さんが自治医科大卒業後、医師になっていらっしゃいますが、
「僕は反対です。ほかの大学を目指してほしいと、生徒には言います」
と、おっしゃいました。
お金がかからないから、親は良くても、本人は結構きついようですね。
でも、それを超えてなられる方々は、本当に頑張っていただきたいですね。
貴重なコメントをしていただきありがとうございます。
そうですかあ てっきり自治医科大学はすばらしく、
そんなにお金持ちでない子どもでも行け、医者になれると
思ってました。いろいろあるんですねえ
勉強になりました。