石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

今日一日の行動はこんな感じでした

2011-09-16 22:32:44 | 活動レポート

まあ今日も盛りだくさんな一日でした。

スタートは、朝8時からの総務部門会議。今日は平成24年度税制改正要望についての関係団体からヒアリングで、日本郵政、全国消防長会、電気通信事業者協会、ケーブルテレビ連盟の四団体がプレゼンをしてくれました。ちなみに、電気通信事業者協会からの要望は、東日本大震災の教訓を受けて、事業者が予備電源を増設する際に税制の優遇措置を設けて欲しい、というものでした。

9時半からの参議院議員総会に続いて、10時から本会議。昨日に引き続いて、野田総理大臣の所信表明演説に対する代表質問。公明党、みんなの党、自民党、民主党、共産党、たちあがれ日本・新党改革の代表者が、それぞれ質問に立ちました。終わったのは午後の4時。いやいや、長丁場でした。

民主党は、柳田稔議員と、谷岡郁子議員の二人。それぞれ味のある質問でしたが、とりわけ谷岡議員は、労働者の問題をまず真っ先に取り上げて、総理の考えを質してくれました。あっぱれ!

お昼の休憩時間も休みなし。民主党の「東日本大震災対策本部・仮設住宅生活支援対策チーム」の第3回会合です。

仮設住宅等生活支援チーム第3回会合の模様
(対策チーム第3回会合の模様。小さいですが、一番左端が私です。)


先般、宮城への視察に私も参加しましたが、その結果報告と、担当省庁への要望の確認を行いました。課題は、緊急的・短期的なものと、中・長期的なものがあります。取り急ぎ、緊急的な課題への対処を急いで、暫時、次の課題へと対応していかなくてはなりません。なお、来週、岩手への視察も組まれるのですが、残念ながら私は参加できません。ん~、またしても岩手への視察の機会を逃してしまいます。

参議院本会議終了後、初めての予算委員会が開催されました。委員席が確定して、私はなんと、最前列の一番端。閣僚席の真ん前です。目立ちそう・・・。皆さん、テレビ中継入りの時は、ぜひ探して見て下さい!

さて、すでに報道でご存じの通り、今臨時国会の会期は14日間延長されて、9月30日まで続くこととなりました。当初、会期を4日間のみとして今日、閉会し、閉会中に予算委員会を開く予定になっていたのですが、野党からの会期延長要求が激しく、最終的に月末まで延長することになったわけです。

来週は国会は動きませんし、閉会しようがしまいが、予算委員会を26日の週に衆参二日ずつやるわけなので、実質的には何ら変わらないのです。にもかかわらず野党が延長にこだわったのにはそれなりの理由があるわけですが、これについてはまたいつか永田町裏話の機会にお話しします。

明日は、午前中、「東日本大震災復興支援チャリティー駅伝大会」へ。その後、静岡へ行って、最後は京都です!


ヤマト運輸労組の定期中央大会に参加してきました

2011-09-15 23:59:49 | 活動レポート

今日は、午前中に参議院本会議で、野田総理の所信表明演説に対する代表質問が行われました。トップバッターは自民党の中曽根議員会長。二番手は民主党の輿石東議員会長。自民と民主、それぞれの議員会長が党を代表して質問に立ったわけです。

結論から言えば、中曽根さんはとっても野党らしい質問で、輿石さんはとっても与党らしい質問だったと思います。その意味は・・・二人の演説を聴いていただければ分かりますので、ぜひこちらでチェックして下さい!

 ・参議院インターネット中継

さて、本会議が終了してから、新幹線で越後湯沢へ。現地で開催されていた運輸労連・ヤマト運輸労組の第66回定期中央大会にお邪魔して、連帯と激励の挨拶をさせていただきました。

会場には、全国から集まってこられた約1,300名の代議員・傍聴者の皆さん。いつものことですが、壇上から見渡した時の会場の様子は壮観です。これだけ多くの皆さん方が、とても熱心に大会に参加されているのを見ると、ヤマト運輸労組の団結力の強さを実感します。

挨拶では、引き続きのご支援に感謝させていただくと共に、この1年間を振り返っての国会活動の報告と、2年目に向けての抱負をお話させていただきました。特に、東日本大震災の発生後、被災地への支援活動でヤマト運輸労組組合員の皆さんが大きな貢献をして下さっていることに私の立場から感謝しながら、今後、一日も早く再建・復興に向けた取り組みに力を注いでいく決意を述べました。

いつもながら、ヤマト運輸労組の皆さんは本当に温かく迎えて下さって、そして声援を送って下さいます。今日、会場にお出でにならなかった全国のヤマト運輸労組の仲間の皆さんにも、心から御礼申し上げます。本当にいつも温かい応援をありがとうございます!


食欲の秋(事務所だより)

2011-09-15 16:03:47 | 雑記

こんにちは。久々の事務所だよりです。

 

以前、このブログで紹介した参議院・議員食堂のカツカレー。

参考ブログ  http://blog.goo.ne.jp/i484jp/d/20110826

 

遅ればせながらいただきました。

 

▲カツカレー、サラダ、そしてスープと思いきやお味噌汁(ミソスープ)

 

参加者の方が教えてくださったとおり、カツがやわらかくておいしいカレーでした。

ルーに紛れ込んでいたローリエの葉を発見。本格的に作っていることがうかがえます。

ボリューム満点のカツカレー。オススメです。

 

 

▲お父様から秋の便りが!

 

そして、今週は議員の生まれ故郷である島根県安来の梨が届きました。

お父様、ありがとうございます。

こちらも立派でシャキシャキしたおいしい梨でした。昼食後のデザートにいただいています。

 

▲日本の夜明けのお菓子だそうです「どじょうかりんとう」

 

最後はこれ。

国会見学のお土産売り場では、野田首相グッズが並び始めています。

首相がどじょうをかぶったイラストの横には、「これがいいのだ」とのダジャレも…。

どじょうかりんとう。よくみると色でどじょうらしさを演出しています。

国会見学にお越し予定の方。チェックです!

 

まだ、暑い日が続いていますが、それでも朝晩はすっかり涼しくなり、秋の訪れを感じるようになりました。スポーツの秋、芸術の秋、読書の秋などと言いますが、わが事務所は「食欲の秋」になりそうです。

そうそう、事務所だよりロゴも秋バージョンに変えました。気づきましたか??

 


野田総理大臣の所信表明演説

2011-09-13 23:42:52 | 活動レポート

午後の参議院本会議で、野田佳彦総理大臣の所信表明演説が行われました。


参議院本会議で所信表明演説する野田総理(出典:民主党ホームページより)

 

ライブでご覧になれなかった方、全文を文書で読みたい方、総理官邸が早速、ホームページに映像と全文をアップしてくれているので、ぜひこちらをチェックして下さい:

 ・「第178回国会における野田内閣総理大臣所信表明演説」(官邸ホームページ)

 

さて、皆さんは所信表明を聞いて、どんな感想をお持ちになったでしょうか?

私自身は、震災復興、原発事故対応、被災者の皆さんへの支援策、雇用問題、デフレ脱却と景気回復、社会保障と税の一体改革、新成長戦略の実行などなど、直面する多くの課題について、野田新総理がどのような決意を示すのか、どこまで具体的な中身に踏み込むのかなどに注目していました。

ちまたでは、「総花的すぎた」、「具体性がなかった」、「官僚の作文みたいだった」、などの評価が強いようでしたね。確かに、あれほど盛りだくさんにせずに、野田総理が「最重点として取り組む10の課題」ぐらいに止めておいて、それらについて具体的な政策を提起するというアプローチもあり得たと思います。ただ、そうなったらそうなったで、野党は「あれが抜けた」「これも抜けた」と結局、批判するのですから、その辺は為にする批判ということで聞き流しておけばいいと思います。

いずれにせよ短時間の所信表明ですから、なかなか個別課題の具体的な政策的中身まで突っ込んだ説明は出来ないことを前提にすれば、私は全体的に、野田総理の強い思いがあちこちに散りばめられたいい所信表明だったと思います。

雇用や労働者の問題に関する言及が弱かった、というのもその通りかも知れません。でも、野田総理は『希望と誇りある日本に向けて』のところで、次のように述べています:

「かつて我が国は『一億総中流』の国と呼ばれ、世界に冠たる社会保障制度にも支えられながら、分厚い中間層の存在が経済発展と社会の安定の基礎となってきました。しかしながら、少子高齢化が急速に進み、これまでの雇用や家族の在り方が大きく変わり、「人生の安全網」であるべき社会保障制度にも綻びが見られるようになりました。かつて中間層にあって、今は生活に困窮している人たちも増加しています。

 諦めはやがて、失望に、そして怒りへと変わり、日本社会の安定が根底から崩れかねません。「失望や怒り」ではなく、「温もり」ある日本を取り戻さなければ、「希望」と「誇り」は生まれません。」

これ、知る人ぞ知る、2年半前のNTT労組中央委員会、組織内候補としての承認を得た後の決意表明で、私が訴えた内容に通じるものがあります。「一億総中流」とは、経済成長を遂げながらも、格差の少ない、みんなが豊かになっていた日本の姿を示していると思います。それが崩れ、富裕層だけがますます豊かになり、中間層の多くが下層に転落し、二極化してしまったのが今の日本。民間需要が停滞し、デフレが止まらないのも当然です。こんな状況を作ったのはどこの政党だったでしょうか?

今こそ、一般労働者の生活を底上げするとともに、余裕のある層からの社会への貢献を増やし、みんなで支え合いながら、みんなで豊かになる日本を再構築する時です。

結局、それが今日の演説で、私が野田総理から受けたメッセージでした。野田さんは、家族のため、地域のため、そして社会のために貢献し、ささえ合おうとする日本人の「心」を称え、その心に協力を呼びかけようとされていたと思います。

私たち民主党の議員こそが、そのメッセージをきちんと受け止めて、国民の皆さんの政治を実践していかないといけません。そんな思いを抱いた、今日の所信表明でした。

ところで・・・野田総理による所信表明の間、野党席からは相変わらず、ただうるさいだけのヤジ。最後のトドメは「何言ってるかわかんなかったぞ!」というヤジ。そりゃ最初から最後までヤジリっぱなしで、中身を全然聞いてなかったんだから分からないのも当然でしょうね~。


第178臨時国会スタート!

2011-09-13 22:12:21 | 活動レポート

本日(9月13日)、第178臨時国会が始まりました。会期は、今日の衆議院本会議の採決で、4日間に決定しました。9月16日(金)までの短い国会です。

午前中の本会議前の民主党・新緑風会議員総会で、新しい委員会配属が発表されました。私は、下記の通り、これまでの委員会とは全て違う委員会に配属になりました。

  • 第一委員会 厚生労働委員会(一年目は総務委員会)
  • 第二委員会 予算委員会(一年目は行政監視委員会)
  • 特別委員会 政府開発援助(ODA)等に関する特別委員会(略称:ODA特)(一年目は沖縄・北方特)

ODA特別委員会では、理事をやらせていただくことになりました。初めての理事職です。民主党からは、水戸将史議員、私、そして谷亮子議員の3名が理事に選出されています。ヤワラちゃんと一緒に頑張ります。ただ残念ながら、特別委員会はあまり開催頻度が高くありません。本来はもっと頻繁に開催して、ODAのあり方、今後の戦略的な取り組みなど、きちんと議論すべきなのですが、調べてみるとこの一年間でも実質的な審議は二日間ぐらいしかないのです。外務大臣等、政務担当の確保が難しいからなのでしょうが、できれば今期は、理事といてこの辺を改善し、なるべく多くの審議日程を確保したいと思います。

そして、予算委員会。2年目にして初めて予算委員になりました。テレビ中継も頻繁にあって、最も注目される花形の委員会ではありますが、その一方で、勉強もしっかりしなければなりませんし、時間も相当にとられることになります。その分、これまで続けてきた全国行脚にも影響が出てくると思いますが、その辺は、支援者の皆さんにもご理解とご協力をいただけると思います。被災地の再建・復興に向けた第3次補正予算、そして来年度予算案の審議など、最重要課題にしっかり取り組んでいきます。

最後に、厚生労働委員会。これまで総務委員会で、特に情報通信政策を中心に取り組ませていただきましたが、今期は、雇用・労働問題、そして社会保障の問題等に取り組ませていただくことになりました。私の場合、情報通信政策と雇用・労働政策が専門の二本柱。その意味でも、今期はもう一方の柱の基礎をしっかり形作っていくためにがんばりたいと思います。

以上、今期の新しい委員会の紹介でした。

正直なところ、個人的な思いもあるので、沖縄及び北方問題特別委員会を離れるのは残念です。しかし、議員としての仕事の幅を広げ、知識と経験と人的ネットワークの幅を拡大して行くために、新たな委員会できっちり挑戦させていただきます。

もちろん、委員会を離れるからと言って、政策論議からも離れるわけではありません!

実際、今回の新体制で、民主党の政策調査会の役割が強化されることになりました。全ての政策は、政策調査会の承認を経なければならなくなります・・・ということは、政策調査会の各部門会議や調査会、プロジェクトチーム(PT)、ワーキングチーム(WT)などで、どう具体的な政策論議に関わり、意志決定に意見を反映させていくかが、委員会での議論よりも重要なポイントになり得るわけです。

その意味では、引き続き、政策調査会の中で、情報通信政策や沖縄政策、北方領土問題、そして雇用や原発労働者の問題などにも積極的に関わっていきます!

さあ、いよいよ2年目のスタート。引き続きがんばりますので、ご支援のほど、宜しくお願いします!