イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

生き方を諭してくれる人

2020-06-05 04:05:33 | 
 週刊朝日の連載小説「朔が満ちる」(窪美澄)。

 史也が考えていたことは、父親の最後。それは自分の手で…。

 しかし、梓が止めてくれました。
 母親も実は夫に対して、憎しみというのか、世話をしているのが全く心の反対という状態で、実は死を願っている。
 
 2人に対して、梓はそれぞれ諭していました。
 
 父親の、夫の暴力に苦しんだ2人。母親に捨てられたという心の傷の梓。
 その中で、梓の冷静さ。諭せる思考。
 すごい人だと思います。

 ひとまず、悔いを残すような行動はおさまったけれど、この後どうなるのか。
 毎号続きが気になる連載小説です。