シチリアに行きたい、、とモンタルチーノ

2008年6月14日~6月22日シチリアとモンタルチーノに行った旅行記です

2019年6月7日 ゲタリア ~ランチとバレンシアガ美術館

2019-07-12 22:40:36 | 旅行
ゲタリアでの1番の目的はヒラメの炭火焼き、そして次の目的はこの町で生まれた偉大なデザイナー、クリストバル・バレンシアガの美術館訪問です。


ランチは1ッ星の炭火焼きレストラン、エルカノで。


ミシュラン1ッ星のお店でも炭火焼きキッチンは屋外です(笑)


こちらが主役のお魚さん。お魚型の網でしっかり挟まれて焼かれてます。


案内されたのはレストランの奥の方の落ち着いた雰囲気のテーブル(外が明るすぎて暗く写ってしまいました。。)


海も見えます!


まずはお飲み物、もちろんチャコリです。旅行中、いろいろなチャコリを試しましたがひたすら爽やかな微発泡からちょっとコクありもの、酸味の強いものから弱いものと振れ幅がなかなか広く興味深かったです。こちらは酸味弱めコクありめの炭火焼きにぴったりなワインでした。


このオリーブオイル入れ、とびっきり可愛くて欲しかった!


アミューズにイワシのマリネ。最近アンチョビを食べれるようになった私にはハードルが高い、、と一瞬怯んだんですが、、


まったく魚の臭みがなく美味しく頂けました。


そして前菜に魚のスープ。メインがボリュームがありそうなので前菜は辞めようと思っていたのですが魚のスープの魅力にあらがえず、、しかもちょうどスモールサイズがあったので頼んでしまいました。若干好みが別れそうですが、お魚エキスぎゅっとした濃いめ味だけどなぜかサラリともしていて私としてはかなり好きがタイプでした。


途中でスターチスと青紫の花が飾られました(笑)この花瓶も可愛い。


さぁ、こちらがメインのヒラメの炭火焼き!一旦テーブルで見せてもらった後、、


店員さんが取り分けてくれます。


じゃーん、白身さんたちです。結論からいうと、、レア気味ではじめは美味しくいただいたんですが、割と飽きてしまうというか、ボリュームが有り過ぎて、完食は難しかった。。3,4人で1匹を食べるぐらいがちょうどいいのかもです。


むしろこちらの残りの焦げている部分が香ばしくて滅茶苦茶美味しかった!!こっちをさきに欲しかったぐらい(笑)


食後のコーヒーを頼んだら、デセールがスタイリッシュなヒラメ型のお皿にのって登場!これも欲しい(笑)別腹でフィナンシェと生チョコいただきました。


お会計にもヒラメさん!


さて、食後はこの屋外エスカレーターに乗って、、


バレンシアガ美術館へ。ゲタリアは日本でも有名なハイブランド、バレンシアガを創業したクリストバル・バレンシアガの故郷。バスク人の彼は、サン・セバスチャンに店を開き成功していたのですが、スペイン内戦により、スペインを離れパリに移住し、今の発展を遂げたとのこと。


ここまで登るとかなりの絶景。


「ニケ」的な石像がキラキラの海を背景に神秘度アップ!!


さて、バレンシアガ美術館に入場。ここでは彼の人生を知るムービーや作品が展示されています。


外観と違い中は滅茶苦茶スタイリッシュ。受付の方はモデルさんのようでした。


おそらくかなり年月を重ねたドレスだとおもうんですけどまったく色褪せない魅力、今着てもパーティーの主役になれそう(っていうかそういうパーティに出たことないからよくわからないけど^^;)


このクラシカルな白いウェディングドレスも素敵!


超キュートなワンピースたち。グリーン地に赤い花のワンピースの生地、ファブリックとして欲しい(笑)


ちょっと単価高めのお洒落おみやげも売ってました。


ちなみにトイレは真っ白!スーパースタイリッシュ!


豪華すぎて一体年間のランニングコストはいくらぐらいなんだろうと考えてしまう小市民の私でした。とりあえず予想以上に優雅な空間でバレンシアガワールドを堪能ができました。


サン・セバスチャン行きのバス停の前にある広場、中央にある石像はこの町出身のファン・セバスティアン・エルカノさん。マゼラン船団を率いて史上初の世界周航を成し遂げた方です。レストランの名前は彼に由来しているのかな?



さて、サン・セバスチャンに戻ってきました。


ホテルでチェックインの手続きをします。ホテルお兄さんがなにか飲む?っていうので2人して「水!」というとお兄さん「えーーーっ」


「コーヒーとかハーブティーとかいろいろあるよ」って言われ、空気を読む私たちはダージリンお願いしました(笑)写真のシマシマのお兄さんがこだわりのお茶いれてくれました。


なんと鉄瓶で。テ-ブル越でお茶飲みながらチェックインってはじめてかも。なにか聞きたいことある?といわれたので美味しいバルを教えて!と言ったら待ってますたとばかりに町の地図に一杯お店を書いてくれました。ガイドブック要らなかったかも(笑)


こちらがホテルのお部屋。新しいお部屋は白基調でスタイリッシュ。ただ、ベットの薄いガラス越しに裏側はバスルーム、なので音はかなり響きます。神経質な人は難しいかも。私たちは速攻爆睡型なのでまったく気にならなかったですが(笑)それからツインベッドを頼んだのにダブルベット仕様。ヨーロッパのホテルのあるあるです。この日はベットメイキングは難しいとのことでもう1枚お布団だけ届けてもらいました。(翌日からはちゃんとツインベッドになりました)


部屋からは海が見えるのですがちょっと邪魔な工事の柱が、、でもベランダにでれば十分海を楽しむことができたので問題なしでした。さて、間もなくバルタイムです!
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2019年6月7日 ゲタリア

2019-07-08 22:05:33 | 旅行
人口3000人足らずの小さな港町、ゲタリアへ。漁業が盛んなこの町には新鮮な魚介類の炭火焼きレストランがいっぱい。また私たちが今回の旅で堪能しているバスクの白ワイン、チャコリの生産地としても有名です。


バスは35分でゲタリアに到着。途中海沿いの道が気持ちよかった!翻ってしまっている^^;赤と緑と白の旗はバスクの旗です。


バス停の前には可愛らしい家々に囲まれた小さな広場。


広場から見える砦の跡地のようなところに「サモトラケのニケ」的な石像が。謂れがわからない分、青空に映える姿が神秘的に見えちゃいます。


ランチの予約は13時からなのでしばらくゲタリアを散策。まずは町のメインストリート、マヨール通りを歩きます。


早速、可愛い魚の看板の炭火焼きのレストランを発見。炭火焼きは屋外でするんですね。よく見るとまな板も魚型!


この巨大な壁はサン・サルバドール教会の側面。


この分厚く低い石のトンネルがある場所は、なんと教会の真下!


トンネルを抜けると生活感たっぷりなエリアへ。ベランダにいろんなものがぶら下がっていたり、おばあちゃんが白い洗濯物を思いっ切り干していたりそんな南欧の日常の景色が大好き。


教会の裏の坂を下りていくと、、


美しいエメラルドグリーンの海が見えてきました。


スペインというと赤茶の乾燥した大地のイメージがありますが、ここバスクは年間雨量も多く緑がいっぱい。


先ほどのニケ的な石像がはるか上にそびえています。随分下ってきてしまった、、上がれるかな(笑)


さて、ビーチと反対側には漁港が整備されています。この町は中世の頃から漁業が盛んで捕鯨も行われていたそう。


水揚げした魚を運ぶためか駐車場もかなり広いです。


海岸沿いへ。炭火焼きレストランやカフェが並んでいます。


かなりかっこいい黒い大型漁船、乗ってみたい♪


こちらには赤や緑というバスク旗色の中型漁船が並びます。


手前には小さなボートがずらり。こちらも漁師さんの船なのかな。


港を一周した後、ランチまで時間があったので、先ほど通り過ぎたサン・サルバドール教会に寄ってみることに。ネオ・バロック様式の重厚なつくり。それ自体ヨーロッパの教会では珍しいことではないのですが、、


このステンドグラス、ほんのりと色着いたガラスを強い黒と繊細な黒の輪郭で囲むというあまり見たことがなかったタイプ、素敵でした。


こちらの窓の形も独特。


その中にはめ込まれたステンドグラスは直線的な幾何学模様で区切られた美しい青のグラデーション。こちらも私には新鮮でインパクト強かったです。この教会に寄って良かった!


マヨール通りへ戻ります。しばしお買い物タイム!


ここサラノルトはこの町で獲れた新鮮な魚介類を手作業で瓶詰めにして販売しています。


世界一美味しいといわれるカンタブリア海のアンチョビと青唐辛子の瓶詰めをお買い上げ。どうやって食べようかな(笑)


買い物を終えレストランへ向かうと、先につづく丘の上に葡萄畑が!まだ時間があるので行ってみます。陽当たりの良い斜面に石垣が積み上げられそこに葡萄が栽培されています。きっと育てられているのはバスク固有種のオンダリラビ・スリ。チャコリはゲタリアやオンダビリアなど限定した地域で生産されるオンダリラビ・スリから作られます。


葡萄はまだ直径2mm位のほんの小さいサイズでした。健やかに育って美味しいチャコリになりますように。


この先はハイキングコースになっていてそれなりの装備が必要そう。振り返ると青い海が輝いています。さて、いよいよ炭火焼きランチです!


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2019年6月7日 ビルバオからサン・セバスチャンへ

2019-07-07 10:00:12 | 旅行
サン・セバスチャンのラ・コンチャビーチ。スペイン語で貝殻という意味をもつこのビーチには海岸線に沿ったカーヴを描いた波が押し寄せます。


今日のビルバオも事前の天気情報を裏切ってくれての晴天!嬉しい誤算です。あらかじめネットで予約してたバスの出発時間は8時半。昨晩早く寝たせいか目覚めも早かったので、7時ちょいすぎにはチェックアウトしてタクシーでバスターミナルへ。


電子掲示板がわかりやすくて優秀。


まずはバスターミナルのカフェで朝食を。


コーヒーとパン・オ・ショコラ。


サンセバスチャンへのバスはALSA社とPESA社があり、どちらもネットで予約できるし(もちろん電子チケットとして使えます)価格もあまり変わりません。ALSAのほうが本数は多いのですが、今回はビルバオを始発とするPESAを選択。バスにはいろいろトラウマがあるので、できるだけ定刻通りの運転を期待しての選択です。まだハイシーズンには早いせいかチケットは予約しなくても余裕でした(笑)。定刻の8時半に期待通り出発、バスは新しく綺麗で快適な1時間半のバス旅です。


ビルバオ~サンセバスチャン間はほんの数か所しか停まりません。あるバス停を出発した直後、写真のような川沿いの樹々が美しい場所に。あまりにも雰囲気が良かったので、機会があればここに来たいなと思っていたら、バスはビルの地下駐車場的な場所に入り、全員降ろされます。何事!?バスのトラブルで乗り換えるのかしら?と思って並んでいる人々の列に並んだら、どうやらその列はビルバオへ行くバスへ乗るためらしい。ちょっと2人で混乱していると、並んでいた女性がここがサンセバスチャンよ!って教えてくれます。あまりに想定外でびっくり、到着予定時間より早めな到着だったのでした。しかもバスターミナルが地下とは思わず(ビルバオと同じような場所かとおもっていた)。混乱してまだウロウロしていると先ほどの女性が、このエスカレーターを上がればいいのよってわざわざ教えに来てくれます。バスクの方、親切です。ということで先ほど来たいと思った(笑)サン・セバスチャンに到着です。


さて、地上に上がると鉄道駅と隣接しているおかげでタクシーも待機中。ということで?ホテルまではタクシーで。ホテル名は伝えてもわからなそうでしたが、住所をみてヨットハーバーだねと。到着してみると確かにホテルの前はヨットがいっぱい。


写真だとわかりにくいと思いますが、この小高い丘に沿って建つホテルが今回泊まるSANSEbayホテル。


今回の旅のメインテーマ、バル巡りのために選んだ旧市街に建つホテルです。こじんまりな印象ですが、まだ建てられたばかりなようで明るい感じです。入口で見て、まさかの階段だけ?と心配しましたが、ちゃんと奥にエレベータありました(笑)


チェックインにはまだ早いのでスーツケースを預かってもらい、まずはサン・セバスチャンの散策へ。青空の下、キラキラ輝く海の綺麗さに早速テンションが上がります!


するとそんな美しい海を見つめる日本風ワンコを発見!


視線に気づいてか「よく来たな」的にカメラ目線くれました。可愛い。秋田犬かふっくらした柴犬か微妙なサイズ。。とりあえずお耳△△立ちのワンコは可愛さは最強。


さてワンコが見つめていたコンチャ湾をまずは堪能。中央は湾に浮かぶサンタ・クララ島。その周辺には外波を避けるボートがたくさん停泊中。


ボートのためなのかな?この海に向かった階段のある桟橋がいい感じ。


見回すとミラマール宮殿が。スペイン王室はサン・セバスチャンを夏の離宮としていたそうです。避暑地にぴったりですものね。


このいかにも南国風な明るいベージュの建物は、、


なんと市庁舎。気品ある美しい建物はまるでお城のよう。


市庁舎の前の公園には不思議な木が、、風が強いからかな!?


公園越しに改めて優雅な市庁舎を。


柱の直線と窓や屋根の曲線の組み合わせが絶妙。シンメトリーさも気持ちいい(個人の感想)


高級リゾート感を醸し出す白いフェンスに沿ってしばらく海沿いをあるきます。


晴れたサン・セバスチャンを見れるとは思っていなかったのでこの青い海をみるだけで幸福感♪明日からまた天気悪そうなのでとりあえず写真をいまのうち撮っておかねば。


ということで携帯バージョン。


いくら晴れていても上着必要な気温、水も冷たそうなんですが結構みなさん平気で泳いでます(笑)


海岸沿いに大型のホテルは建設&リニューアルラッシュのようでした。確かにホテル少な目なんですよね。これからリゾート地としてさらに発展するのかな?


さて写真もたくさん撮ったので、そろそろランチを予約しているゲタリアに向けて出発します。バス停はさきほどのバス・ターミナルではなく街中。こういったときgoogleマップさんはちゃんとローカルバスの時間やバス停まで教えてくれるので便利です(ときどき時刻表最新じゃないけど^^;)11時7分、今回も定刻通りゲタリアに向かいます。

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2019年6月6日 ビルバオ ~ビスカヤ橋

2019-07-06 09:09:04 | 旅行
1983年、大西洋に注ぐ川の入口に世界初の運搬橋として架けられたビスカヤ橋、2006年世界遺産に登録されました。


ビスカヤ橋のあるゲチョ地区へはメトロで向かいます。ところがメトロへの入口がなかなかわからない。ウロウロ歩きまわって気づいたのがこの入口!かなり目立ってはいるけど、初めての人にはわかりにくいと思う(笑)ちなみにビルバオの街中の地下鉄の入口はだいたいこの形状です。一度知ればもう迷わない。


まずはBarikカード購入。ビルバオ版Suicaカードで複数人で使うことができます。買い方がわからずオロオロしていると駅員さんが丁寧に教えてくれました。ビルバオには1日しかいないので10ユーロをチャージして2人でちょうど使い切りました。ちなみに複数人での使い方は1人が自動改札を抜けたあともう1人に手渡しするというかなりアナログなやり方(笑)


地下鉄ABANDO駅の明るくて広々としたホーム、電車も頻繁にきます。ビスカヤ橋のあるAreeta駅までは20分ぐらい。


Areeta駅からビスカヤ橋への道沿いにはカラフルで小綺麗な建物とカフェが並びます。観光客より地元で暮らしている人が多い感じ。


10分ほど歩くと目の前にビルバオ川とそこにかかるビスカヤ橋が現れます。鋼鉄製のビスカヤ橋は想像以上に大きく威風堂々。ただ気になる黄色いものが、、


黄色い子アヒル・ラバーダック、、ちょっと出没しすぎでしょ、、しかも今回はちょっと川面からも遠く景色に馴染んでない感。。


とりあえず橋の全景写真。橋を設計する当時、上流にある鉄鋼の町として栄えたビルバオへ鉄を運ぶ大型船が頻繁に通ることができ、住宅が密集していて橋脚を立てるスペースはないという難しい条件の中、地元出身の建築家、アルベルト・デ・パラシオが考えた方式が、、


この地上45メートルの高さの橋桁からゴンドラを吊るして人や車!を運ぶ運搬橋という方式(上の写真でも実は右下に写ってます)。もちろん世界初です。これを可能にしたのがゴンドラを吊るしたり、橋脚を支える当時の最先端技術で作られた鉄の縄、ワイヤーロープ、さすが鉄の町。


この可愛いポスターのイラストが橋の構造がわかりやすく教えてくれているので貼っておきます。顔を横にしてみてください^^;


早速ゴンドラにのって対岸へ向かいます。自動改札があって先ほど購入したBarikカードで入場することができます。料金は日本円で60円ぐらいと安い!観光客がそんなに多いわけでもなく、地域住民の生活の足なんだなと感じます。


一方、車はそのまま走って乗り込み、乗車したまま橋を渡ります。ぎゅっと詰め込めば6台まで乗れるそう。昔は馬車も運んだんだとか。


勿論バイクもOK。そして両側の屋根のある場所に人間が乗ります。勿論ワンコもOK。


いよいよ川を渡ります。ちょっとしたアトラクションみたいですが、実際にはほとんど揺れることがなく、むしろまわりの景色が動いていくという不思議な感覚。


片道2分の空中散歩を終え対岸へ。ゴンドラは再び人や車を乗せ向こう岸へ戻ります。


こちら側からも全景を。すぐ先に広がるのは大西洋、海に近いだけあってすぐに錆びてしまうそう。見る分には風情のある赤茶の姿ですが、メンテナンスは365日体制で行われているそうです。お疲れ様です。


ちょっと川沿いを歩くと独特なフォルムの木越しにパステルカラーの建物。


別角度から。美しい黄色い建物はホテルだったみたいです。


雰囲気のある建物に囲まれた小さな広場。


特にえんじ色の出窓ととんがり屋根を持つこの建物がエレガンス。窓の横のえんじのドットで描かれた模様(?)も素敵。


この辺りからも改めて町の景色に馴染んだビスカヤ橋の姿を。この橋桁は一度破壊されたことがあるそう。1937年スペイン内戦中、敵に攻め込まれないためです。ただ橋に愛着をもつ住民が以前とまったく同じ姿に戻すことを望み再建されたとのことです。愛された橋なんですね。


エレベータで上って橋桁を歩いて渡れるらしいのですが無事?見つからなかったので大人しくゴンドラに乗って戻ります。地上45メートルのところ歩くなんてスリルありすぎでしょ。。


旅行直前に放送されたTBSの世界遺産で予習したおかげでより深くビスカヤ橋を感じることができました。(情報が多いのはそのため^^;)
地下鉄駅へ戻る途中にこんな花壇が。デザインの発想や良いのでもう少し丁寧にお花を植えていると更に可愛いんだけどな(上から目線)


さてビルバオに戻り、一旦ホテルにチェックインします。お部屋は白壁とウッディーな落ち着いた空間。初日なのでちょっと広めな部屋にしたのでのびのび良い感じです。


窓側には居心地の良いソファーコーナー。


先ほど見たビスカヤ橋の素敵な写真が飾ってありました。


コーヒーメーカーやお水も完備。その他、バスタブもあるし、無料クリーニングサービスとかもあったりして一泊だけなのが勿体ない感じ。


さて、再度ビルバオの街へ。まずは明日乗るバスターミナルの場所を確認しにいきます。googleマップさんからはホテルから徒歩20分って言われたんですが実際歩いてみると、ちょっと(本当は大分)迷ったせいもあるけど全然着かない、、スーツケースを運びながらはまず無理、明日はタクシーにすることにします。その後、石原さとみちゃんが訪れたスパイス屋さんへ。お土産物屋さんの要素がまったくない本当にお料理する人向けのお店、ここで爆買いしたさとみちゃん、凄いです。その後、雑貨屋さんなども立ち寄ったのですがまったく購買意欲がわかない。どうやら深夜便からの長~い1日の疲れがでてきてしまったよう。一旦ホテルへ戻ります。


ホテルの部屋に屋上にあるテラスバーのカクテル無料券がついていたのでせっかくなので一杯頂きにいきます。だいぶ雲が厚くなっていましたが煉瓦色の屋根が見渡せる爽快な眺め!あの高いビルの麓付近にはパピーがいるはず。。


遠くに雪を残した高い山並み、ピレネーかな。。(適当)


窓際の居心地の良い席でカクテルを選びます。あまり普段カクテルを飲まないし、カクテルによく使われるパイナップルが苦手なので注意深く選択、メロン&バナナのフローズンカクテルをいただきました。写真を撮るのをまた忘れてしまったのですが(今回は疲れかな)飲み応えたっぷりでした。


ボリュームいっぱいのカクテルでもうそのまま寝れそうなんだったのですが、さすがにちょっともったいない。本当はまだまだ行きたいパルがあったのですが、遠かったり開店時間が遅かったり。さきほど通ったときちょっと良さそうだった近くのバルがあったのでそこに行ってみることに。


1指さしで頼んだビンチョスはキノコと生ハム、奥はサーディンだったかな。赤ワインと美味しくいただきました。


照明のカバーが珍しい木綿的な糸を編んだ感じのもので可愛かったです。色もベージュや茶、カーキの色違いがセンス良く配置されていて素敵でした。木曜日まずは朝出社して飛行機のってそのままビルバオを歩き周ってと過ごしたながーい1日目がこうして終わるのでした。明日はバルの聖地、サン・セバスチャンへ向かいます。

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2019年6月6日 ビルバオ ~旧市街でバル巡り

2019-07-02 21:25:13 | 旅行
まずはビルバオの旧市街でバル巡り!美味しそうなビンチョスの並んだ華やかなカウンターにテンションが上がります!


朝食を3度も食べているのでそんなに空腹というほどではないのですが^^;やっぱりランチタイムになればランチです(笑)記念すべきバスクでのバル体験1号店は、、


このヌエバ広場であるはず(広場への入口がわかりにくいので注意!)


明るいクリーム色の建物に囲まれた広大な広場にはさまざまなバルやレストランがぐるりと並んでます。


お目当てはここ、グレトキ。バル本?に絶対に載っている1982年創業の有名バル。


12時ちょっと前だったのでほどほどの混雑具合、お店の人の対応もとっても親切。


壁にはワインや生ハム、カウンターにはお洒落仕様のビンチョスがずらりと並んでます。


まずは絶対に食べたかったイディアサバルチーズときのこのスープ。ビンチョスコンクールで優勝したこの店の看板メニュー。美しい見かけだけでなくほんのり温かくほどよいコクありスープは本当に美味しい!


カウンターに並ぶ美味しそうなビンチョスの山から選んだのはクルマエビと野菜のロール揚げとサーモンと野菜がみっちり詰まった一品!温めてサーブしてくれます。


合わせる飲み物はもちろんチャコリ、バスク固有品種であるオンダリラビ・スリという葡萄からつくる白ワイン。さわやかな酸味が特徴で魚介料理とぴったり!更に言うと晴れた日のランチにピッタリのお酒って感じかな。無事カウンター席を確保してじっくりファーストバルを楽しみます♪


断面図(汚くてすみません)。若干中華味もあって美味しい♪意外とボリュームもあり。


ふと見上げるとお洒落な照明が!


写りが悪くて伝わらないと思うのですが、実際には明るい色の石の壁にむき出しのパイプ、間接照明とかなりスタイリッシュな雰囲気、いい意味で想像していたバルと違う感じした。そして「あっ」という間に完食(飲)。ここで解説、バスクのバル巡りは1杯+1~2品のビンチョスをつまんだら次のバルへ行き、また1杯+1~2品のビンチョスをつまむを繰り返します。ヴェネツィアでもこのパターン?で楽しみましたがさすが本場、1品1品の完成度が凄かったです。ということで次のお店へ(笑)


お隣のお店も素敵な感じ。ただ今回は心に決めた次のお店が。。


とりあえず広場を後にします。


カラフルな家々が並ぶ細い道をほろ酔い気分で歩いていると、、


もっとカラフルなものが!色とりどりの美味しそうな野菜や果物たち。


値札がとにかく可愛いです。しかもよく見ると安い!ちなみに私はこの平べったい桃を見るとヨーロッパにきたなぁって感じます。


だいぶ人が増えてきました。


ちょっと見えにくいんですが左側中央にあるラテン男性の看板がインパクトありすぎて撮っちゃいました。


お目当てのバルはこの赤い窓枠の家々が並ぶ雰囲気のある通りの先にあるよう。


唐突にこんな歴史のありそうな建物が出現します。積み上げられた黄色みのある石の壁が好きな感じです。


ここでお目当て2軒目のバル・モトリケスを発見。


飾り気のない素朴な店内はまさに思い描いていたバル!カウンターには大皿に盛られたヒルダ(オリーブ、アンチョビ、青唐辛子の酢漬けを串に刺したもの)や輪切り唐辛子と揚げニンニクをのせた鱈のオリーブオイル漬けがドンっと置かれています。共にバスクのバル界の永久レギュラーといえる存在。


そして忘れてはいけないトルティーヤ、ジャガイモのオムレツ、とりあえず大きいです。こんなクラシックな店ですが会計はなかなかシステマティック(後のディスプレイ、、便利そう)


さて、この店の一番人気、誰もが絶対に頼むのがこの奥の鉄板で焼いている、、


『?』、、ですよね、、なんと撮影する前に食べてしまう痛恨のミスorz...超肉厚なマッシュルームがいい香りをさせながらめっちゃ熱々で出てきたので、、つい撮ることを忘れて食べてしまったのです。。切って食べてしまったマッシュルームを整えようと思ったのですが無駄でした(笑)にしても信じられないぐらい熱々でガーリック風味でちょっとピリ辛という本当に本当に絶品、マッシュルームの鉄板焼き『チャンピ』でした。


あきらめて断面図。肉厚なのは伝わるかな!?マッシュルームというよりシイタケLサイズという感じでした。今思い出してもよだれが出そう、、下にひかれた薄めのパンもソースが染みて美味しかった♪隣にちょこっと写っているのがヒルダ。意外とさっぱりして癖になる美味しさでした。


このチャンピは誰もが頼むので、、こっそり隣の方の写させてもらいました(盗撮^^;)美味しさ伝わるかな。。


コメント (2)
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