AKB48の旅

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マジすかSeason2 その2

2012年06月05日 | AKB
以下散漫な印象など。

Season1で優子が病死しているという、AKB「設定」からの決定的な逸脱は、三つ子という寝言は寝てから言え設定で回避してるように見えて、これが見事に空気になってるというていたらく。とにかく優子を出せ要請で、どうせそんなら二人出しちまえってことなの?

ネズミとセンターの孤独が描けてたのは、当初は好印象だったけど、両者の心理描写が濃密になりすぎて、正直反応に困ったかな。この物語世界全体のリアリティとバランスしてないというか、ネズミの心が解けていく過程がなんか気恥ずかしいというか。アレ、こっち系の話だっけみたいな。

加えて、ここまで「次世代」を意識した作りになってたのかという。なーんだ、ネットのあちこちで見かけた次世代話って、もしかしてみんなこのマジすかSeason2がネタ元だったの?

悪役を担ったちんともさん、ある意味もっともAKBに忠誠を誓ってるメンバーの一人だと思うんで、この役どころに何を思ったのやら。例によって「辛いことには慣れてるから」とかぼそっと言い放つのかな。

JRの絡みとか(最初、辛みに変換された笑)、チョウコクの貧乏話とか、ジャンケンとか、あらゆる端々でハイコンテクストが心地よいけど、壮大な楽屋落ちと見なせないこともないか。あと、あっさんの「動機」は何だったんだろう。見逃してるのかも知れないけど、最後まで分からんかったぞ。もしかして、リアルのあっさんのカリカチュアかとすら思ってしまった。いや、もしかして本当にそうなのか。

Season1ではうなちゃんだったけど、今回いちばん印象に残ったのがR。とにかく演技が上手い。表情が魅力的なうえに立ち居振る舞いがきれい。死の淵からの帰還のところとか、ああいうベタな展開なのにちゃんと演じ切ってる。この人、良い女優さんになれそう。

死の淵で思い出したけど、今回「一線」を超えてるのが、加害者側があっさんとミソ(名前ベタ過ぎ)、被害者側がRとたぶんJということに。これってもしかして全力で深読みするところ?

〆はやはりこの人、たかみなは何なの?もしかして単に「出して」とタンタンふった?