AKB48の旅

AKB48の旅

誰がCDを買っているのか

2012年06月27日 | AKB
真夏SGが178万枚。凄い数字だけど投票権が付いてるから、とか安易に考えてしまいがちになるけど、第4回選抜総選挙の総投票数は1384112票。しかもこの数字はモバイル票とかも含んだ数字。ググっても投票の内訳が分からないようだけど、恐らくこのうち数十万票は、CD投票権以外になるはず。となるとCD投票権のうち、半分前後が行使されていないことになる。この票に反映されていないCDは、誰が何の目的で買っているのか。

異論はないと思うけど「君は僕だ」は、最高レベルの良曲だと思う。メロディはキャッチーで聞き込むほどに癖になる。歌詞もあっさんにジャストの個人仕様となってる。そのあっさんは知名度は言わずもがな、それ以上にスターオーラで光り輝いてる。曲の魅力で、歌手の魅力で、これ以上のものはまず出ないレベル。それで売れる枚数が、発売一週で約13万枚。第3回選抜総選挙の獲得票数が約14万票だから、これがそのまま売り上げになってるとすれば、固定ファンだけが買ってることになる。けれども、売り上げ推移とか見ると、むしろそうではないようにも見える。

太ヲタさんの複数買い。話としてはよく聞くし、話として面白いしマスコミでは、そしてネットでも確かに目立つ。けれども実数としてどんなものなのか。言ってみればネットの乗数効果みたいのがあって、ネット故の拡大再生産が過剰に働いている可能性はないか。

憶測の上に憶測を重ねる愚になるので、話を先に進められないのがもどかしいけど、そしてヲタさんと一般という対立軸自体が胡散臭いけど、真夏SGの投票されなかった数十万枚は、間違いなくヲタさん以外の何者かの購入だろうし、「君は僕だ」を買ってる少なからぬ人は、固定客ではない新規の方なんだろう。

この辺りの真実が、今度のアルバムの売れ行きで見えてくることを期待したいな。