手つなさっしー

思い出して、DVD見返してみた。AKB紅白対抗歌合戦のHKT48の「手つな」。すぐ後ろでさっしーが一緒に踊ってる。ペアの相手はまゆゆ。フリがちゃんと入ってる。これが去年の12月20日だから、まだ半年たってない。いやあジェットコースターだなあ。

このダイナミズム、動的平衡の前のめりこそがAKBの楽しさ。それこそ常時励起状態なんであり一見不安定に見えても、組織が揺らぐことはない。お仕着せでも上意下達でもない、日々自己組織化の更新と改変を続ける動的組織だからこその、不安定という名の安定。だからこそ常にピークの一つ前。ビューティフルドリーマーにして14番目の月。こんな存在はかつてなかったし、これからも現れないだろうな。

でと、こっそり書いとくけど、さっしーのスキャンダルが秋元康管掌になって以降、見事なコントロールが行われてるね。ぐぐたすからANN、そして爆笑問題日曜サンデーと、いわば「ホームグラウンド」を使っての、これは見事な危機管理にして情報管理だと思う。必要最小限の情報だけを使って、これだけ物語をあらかじめ作り込まれると、噂される文春の第２弾が出ても、霞んでしまって話題にもならないんじゃないか。この流れだと、第２弾はお蔵入りかな。秋元康はさっしーを守り切ったと思う。