徳光氏が64位の票数を読み上げた瞬間の、メンバーの驚きの表情と、その背景から聞こえる観客のざわつきが、なんというかリアルだな。そして「中西優香」のコールで目を見開いて驚きの表情を浮かべる中西さんと、緊張から開放されて、爆発するようなSKEメンバーの喜びと祝福の表情。とりわけ、すぐ後ろにいた高柳さんが印象的。
63位で呼び出されて、雛壇を降りて行く金子栞さんに、大声で「おめでとう」と叫ぶ松村さん。62位の「卒業メンバー」に沸き立つ観客とメンバー、そして「平嶋夏海」のコールに「なっちゃん」とさけぶ高橋さん。単なる私見だけど、この辺りで、今年の総選挙の開票が、去年とは別物であることを、観客もメンバーも身をもって悟ったような気がする。
そこには無駄な抑圧とか緊張感はない。選ばれたメンバーに対する心からの祝福と共感、喜びの表情が溢れている。もちろん去年までだってそうだったのかも知れないし、実際、仲谷さんは「非選抜アイドル」の中で、そういう趣旨のことを書いてる。
けれども、それでも去年までは、人によっては「残酷ショー」と呼ぶ、ある種サディスティックな雰囲気があったのかも知れない。そんな張り詰めた空気、メンバーを苛む重苦しさ、陰気は、今年はなかった。もちろん、上位の発表に向かうにつれての、重苦しい緊張感は間違いなくあるけど、それはガチンコで勝負する世界では当たり前のこと。
58位で呼び出された磯原杏華さん。ご本人の心底からの驚きの表情と、SKEメンバーの暖かい祝福の表情の対比が素晴らしかった。磯原さんの地道な努力は、いつも一緒にいるメンバーだからこそよく知るところであり、その努力が報われた、そんな瞬間。今年の総選挙が「残酷ショー」なんかではない、正に、一所懸命に対する祝祭空間であることが決定的となった瞬間じゃないだろうか。
またまた全くの私見だけど、磯原さんを、勝手に今年の総選挙の陰のMVPに認定したい。SKEのオフィシャルブログが事実上有料なんで、引用とかはなんとなく自粛してきたけど、総選挙関連の磯原さんのブログはホント、素晴らしかったと思う。
呼び出しに続いてのスピーチでは、まずは中西さんが素晴らしいことを語ってくれた。「皆さんと一緒なら、奇跡は何度でも起こせる」というのは、厳密に言うとアレだけど、そんな野暮なことは言わない。勢いとしては100%正しいのであり、リアルバーチャル連続体であるところのAKBムーブメントを、正確に表現してることになる。
金子栞さんのスピーチでは、それを見つめるメンバーの表情、とりわけ木元花音さんの涙が印象的。磯原さんのスピーチを見つめるSKEメンバーの真摯な表情が、なんというかやはり感動的としか表現できないか。見てる人は見てる、「その努力、決して裏切らない」そんな日本的な価値観が美しいなあ。やはり美しいものを目の当たりにする、それに勝るものはない。
そして藪下柊さんのksgkぶりと、舞台裏での屈託のない笑顔が、良いスパイしになってる感じかな。
63位で呼び出されて、雛壇を降りて行く金子栞さんに、大声で「おめでとう」と叫ぶ松村さん。62位の「卒業メンバー」に沸き立つ観客とメンバー、そして「平嶋夏海」のコールに「なっちゃん」とさけぶ高橋さん。単なる私見だけど、この辺りで、今年の総選挙の開票が、去年とは別物であることを、観客もメンバーも身をもって悟ったような気がする。
そこには無駄な抑圧とか緊張感はない。選ばれたメンバーに対する心からの祝福と共感、喜びの表情が溢れている。もちろん去年までだってそうだったのかも知れないし、実際、仲谷さんは「非選抜アイドル」の中で、そういう趣旨のことを書いてる。
けれども、それでも去年までは、人によっては「残酷ショー」と呼ぶ、ある種サディスティックな雰囲気があったのかも知れない。そんな張り詰めた空気、メンバーを苛む重苦しさ、陰気は、今年はなかった。もちろん、上位の発表に向かうにつれての、重苦しい緊張感は間違いなくあるけど、それはガチンコで勝負する世界では当たり前のこと。
58位で呼び出された磯原杏華さん。ご本人の心底からの驚きの表情と、SKEメンバーの暖かい祝福の表情の対比が素晴らしかった。磯原さんの地道な努力は、いつも一緒にいるメンバーだからこそよく知るところであり、その努力が報われた、そんな瞬間。今年の総選挙が「残酷ショー」なんかではない、正に、一所懸命に対する祝祭空間であることが決定的となった瞬間じゃないだろうか。
またまた全くの私見だけど、磯原さんを、勝手に今年の総選挙の陰のMVPに認定したい。SKEのオフィシャルブログが事実上有料なんで、引用とかはなんとなく自粛してきたけど、総選挙関連の磯原さんのブログはホント、素晴らしかったと思う。
呼び出しに続いてのスピーチでは、まずは中西さんが素晴らしいことを語ってくれた。「皆さんと一緒なら、奇跡は何度でも起こせる」というのは、厳密に言うとアレだけど、そんな野暮なことは言わない。勢いとしては100%正しいのであり、リアルバーチャル連続体であるところのAKBムーブメントを、正確に表現してることになる。
金子栞さんのスピーチでは、それを見つめるメンバーの表情、とりわけ木元花音さんの涙が印象的。磯原さんのスピーチを見つめるSKEメンバーの真摯な表情が、なんというかやはり感動的としか表現できないか。見てる人は見てる、「その努力、決して裏切らない」そんな日本的な価値観が美しいなあ。やはり美しいものを目の当たりにする、それに勝るものはない。
そして藪下柊さんのksgkぶりと、舞台裏での屈託のない笑顔が、良いスパイしになってる感じかな。