2時間番組と言うこともあって、見終わるまでちょっと日があいたけど、NHKBSプレミアム「手塚X石ノ森 ニッポンマンガ創世記」が面白かった。秋元康氏が出演していたということで、たまたま見たという面もあったけど、いろいろ思うところがあった。
番組自体は、爆笑問題の田中氏がほぼ司会役で、語ってるのは浦沢直樹先生と、花を添える形での吉木りささん。浦沢氏は適任というか、当然の出演にして、吉木さんのオタクぶりが微笑ましかったかな。この辺りの気質が松井Rさんとの近似性にして、実は顔の系統も似てると言えば似てる。
ぼんやり見ていて不思議だったのは、多忙を極めてるだろう秋元氏が、なぜこれに出演していたのか、あたり。たぶんNHKなんで、台本があってリハがあって、そこは爆笑問題ということで相当な編集が入ってて、収録時間は半端なかったんじゃないか。
秋元氏の発言はそれほど多くなかったし、例によって例の如くの当たり障りのない内容ばかりだったし、ホント、なんで出たんだろう。というわけで、そこは「真意」なるものを、深読みしたい誘惑に駆られるところ。実際には、懇意のプロデューサーなりに頼まれた、くらいのことなのかも知れないけどね。
ソースがイマイチはっきりしないけど、秋元氏が語ったとされる「時代を作りたい」という言葉がそれにあたるとすれば、実際に「時代を作った」どころではない、一つの世界を作った、世界的なムーブメントの草分けとなった、手塚治虫という存在に、秋元氏が憧れてるということなんだろうか。
漫画文化が、正に日本文化の精華であるように、アイドル文化というのもまた、日本文化の精華そのもの。そういう関連性から、手塚先生に自身を重ねてるのだとしたら、それはそれで興味深い話ということになる。爆笑問題の太田さんとか、その辺り突っ込んでくれても良かったように思うけど、そこは間違いなくNHKなんで、カットされることになるだろうし、いずれにしても視聴あたわず。
手塚先生も石ノ森先生も、60歳で亡くなってる。秋元氏は55歳か。やはりいろいろ思うところはあるんだろう。
番組自体は、爆笑問題の田中氏がほぼ司会役で、語ってるのは浦沢直樹先生と、花を添える形での吉木りささん。浦沢氏は適任というか、当然の出演にして、吉木さんのオタクぶりが微笑ましかったかな。この辺りの気質が松井Rさんとの近似性にして、実は顔の系統も似てると言えば似てる。
ぼんやり見ていて不思議だったのは、多忙を極めてるだろう秋元氏が、なぜこれに出演していたのか、あたり。たぶんNHKなんで、台本があってリハがあって、そこは爆笑問題ということで相当な編集が入ってて、収録時間は半端なかったんじゃないか。
秋元氏の発言はそれほど多くなかったし、例によって例の如くの当たり障りのない内容ばかりだったし、ホント、なんで出たんだろう。というわけで、そこは「真意」なるものを、深読みしたい誘惑に駆られるところ。実際には、懇意のプロデューサーなりに頼まれた、くらいのことなのかも知れないけどね。
ソースがイマイチはっきりしないけど、秋元氏が語ったとされる「時代を作りたい」という言葉がそれにあたるとすれば、実際に「時代を作った」どころではない、一つの世界を作った、世界的なムーブメントの草分けとなった、手塚治虫という存在に、秋元氏が憧れてるということなんだろうか。
漫画文化が、正に日本文化の精華であるように、アイドル文化というのもまた、日本文化の精華そのもの。そういう関連性から、手塚先生に自身を重ねてるのだとしたら、それはそれで興味深い話ということになる。爆笑問題の太田さんとか、その辺り突っ込んでくれても良かったように思うけど、そこは間違いなくNHKなんで、カットされることになるだろうし、いずれにしても視聴あたわず。
手塚先生も石ノ森先生も、60歳で亡くなってる。秋元氏は55歳か。やはりいろいろ思うところはあるんだろう。