AKB48の旅

AKB48の旅

NHKBSプレミアム「第5回AKB48選抜総選挙スペシャル2013」アンダーガールズ

2013年07月18日 | AKB
この順位辺りからは、もう入る見込みがないメンバーは察しが付いてるわけで、ネクストガールズまで辺りとは、雛壇の空気感が変わって来てるのが伝わってくる。そして選抜とのせめぎ合いで、特定のメンバーと観衆の間に、次第に重苦しい雰囲気が漂い始める。徳光さんの読み上げも、そんな空気に敏感に反応してる感じ。

呼び出しでは、入山さん、木崎さんの、悔しそうな表情が印象的。入山さんに関しては、単に感情が表に出ないということなのかも知れないけど、スピーチでも「悔しい」と語ってるから、やはり悔しさなんだろう。これまでは圏外だったんだから、これはこれでなかなかのビッグマウスということになるのかな。木崎さんについては、周囲のSKEメンバー達も気が抜けたような表情で、やはりもっと上位になる、なって欲しかった、そんな失望感みたいなものがあるんだろう。

山田さんの腰砕けは、フジの放送でもしっかり見てるし、よほど嬉しかったんだろうけど、それでもやはり面白いとしか。26位で呼び出される直前の、宮脇さんの表情が強ばってるのが分かる。やはりここまで順位が上がってくると、宮脇さんとは言え、圏外という悪夢におびえてたんだろう。北原さんが21位で呼ばれた時の、驚きの歓声と、さらに上位のメンバーの厳しい表情が印象的。このあたり、プロフェッショナルな仲間意識が垣間見る。

17位で柴田阿弥さんが呼ばれる直前の、うつむいて強ばった須田さんの様子と、呼ばれた直後に、柴田さんに向けた笑顔が、何というか須田さんらしいな。選抜に入ったことを確信した喜びを、けれどもそれを上回る仲間への祝福の表情で覆い隠す。ガチンコだから美しい。ガチンコなのに美しい。

スピーチでは、やはり松村さんが抜けてるかな。この攻めてる感じが素晴らしい。自身の立ち位置に自覚的で、期待されてる役割にしっかりと応えようと努力してる。こういうのを覚醒と呼ぶんだろう。松村さんに「魂」が宿っている。

舞台裏のシーンでは、柴田さんの感極まった言葉と表情が、なんと言っても素晴らしすぎる。そして涙を流しながら一言も語らない木崎さん。もちろん、その姿自体は編集かも知れないけど、その編集意図は100%肯定できるし、木崎さんの思いがしっかりと伝わる。