AKB48の旅

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Viva La Vida

2013年07月29日 | AKB
何度目かのNHKBSプレミアム「第5回選抜総選挙スペシャル」を見て、ようやく当初は棚上げにしておいた「問題」に向かい合う気持ちになってきた。

去年の総選挙スペシャルでは、石原Pはサウンドトラックにビートルズを持ってきた。それをもって、「君たちはビートルズなんだ」という石原Pのメッセージとして捉えることとした。

では今年はどうか。オープニングに使われたのはColdplayの"Viva La Vida"、そしてエンディングが公演曲であるところの"to be continued"。今年のこのメッセージを、どう受け取れば良いのか。

"Viva La Vida"という題名だけを聞くと、正に栄光を称えるという風に取れないこともないけど、問題はこの曲の歌詞が難解なところ。けれども、石原Pといえども、キリスト教的な教養の要素はほぼない、そう勝手に解釈することにして、題名の出典であろう"Now the old king is dead. Long live the king."をこそ、その意図と捉えようか。

「老いた王は死んだ。万歳!」というわけで、その意味するところは、世代交代にしてAKB第二章ということになるだろう。前田さんは去り、大島さんはさっしーに膝を屈した。

ただし、石原Pがキリスト教的な教養を意図してるんだとしとしたら、そのメッセージはほぼ真逆と言うことにもなりかねないけど、こっちの可能性はまずないかと。

"to be continued"の方は、はるかに分かりやすい。意味するところのそのままだから。これからも世代交代は続く。昨日王者であったものは、明日には去り、あるいは新たな王者の前に屈することだろう。