AKB48の旅

AKB48の旅

SNH48の今後

2012年10月21日 | AKB
国際情勢は読めないもの。とにかく変数が多すぎて、しかも隠れ変数の方が多かったりしてどうにもならない。表面上は、日本、中国、アメリカのパワーゲームのように見えるけど、中国は一国家として動いてるどころか、小平氏曰く「砂のようにばらばら」なわけだし、そもそもが民主主義でも国民国家でもない。アメリカはとなると、関与してる要素が多すぎてアウトプットが全く見えてこない。

結局は日本の対応次第と言うことなんだろうけど、現行民主党政権では何も決められない。というか、民主党政権には、国家としての日本の利益を追い求めるモチベーションがない。自己保身にしか関心が向いてない議員が大半だし、スパイという言い方は何だけど、日本以外の勢力の利益を求めるような輩が多すぎて迷走するしかない。

それ以前に、尖閣問題は一見国家間の紛争に見えて、例によって指桑罵槐なんであり、中国内部の権力闘争の比率の方が高い。はた迷惑な話だけど、程度の差こそあれアジアが日本の影響下にある以上、とりわけ特亜が日本によって生み出された鬼っ子である以上、そこは腹をくくるしかない。

具体的には、日本文化を受容してる中国の若者達が、彼らの所属する共同体というか「結社」を超えて、ゴル・ボドルザーの如く「再び文化を取り戻すのだ」というルビコンを渡れるのかに尽きるんだろうと思う。つまりは毛沢東の呪いを打ち破れるのか。洗脳を自ら解くというのは極めて困難なんだよね。こんなことは考えたくもないけど、せめて通州事件の再来なんて最悪の事態にならないことを祈るしかないのかな。文化の力を信じたいけどね。

週刊新潮10月25日号「秋元康研究 第6回」

2012年10月20日 | AKB
正直、途中から読むのが苦痛になってしまった。スルーしようかとも思ったけど、秋元康についての記事であることは間違いないし、乗りかかった船なんで、嫌々おつきあい。

書かれた内容に目新しいものはないと思う。おニャン子以降、プロデューサーとしてのギャンブルに負け続けた、それでもどうにか生き残ってきた、そんな頃の秋元康をどう見るかは、その評価をする者の視点次第だけど、正直、2chの隔離板のような、むき出しの悪意に触れるのはけっこうきついものがある。

既述だけど、私自身、程度の差はあれど同類だった、偏見でもって秋元康を見てた、それが偏見に過ぎないことに無自覚だったこともあり、この記事内容はかつての自分の姿を見せつけられるようだった。むき出しの悪意そのものよりも、そんな見たくもない自分の姿を見せつけられる、そんな苦痛とでも言うか。

敗者は歴史を語れない。確かに負けが込んでいた頃の秋元康の評判が良くなる要素などないだろう。ならば勝者ならどうか。今まさにギャンブルに勝った、勝ち続けてる秋元康は、実際のところ何をしたか、しているのか。その姿から、過去を逆算するのが、より望ましいあり方じゃないかと思うし、それはそんなに難しいことでもないとも思う。

本ブログの求めるものの一つがそれなんだし、いくらかはその目標に近づけてる、手前味噌もたまには良いでしょ。

チラ裏な話

2012年10月19日 | AKB
一度まとめておこうとは思ってたけど、信頼できる情報をほとんど見つけられないんでほったらかしにしてた、48Gの「下部構造」。確実に言えることは、AKB、SKE、HKTが所属するAKSが京楽傘下にあること、NMBが所属するKYORAKU吉本も、資本上は京楽なこと。つまりは国内の48Gずべてのオーナーが京楽ということになる。「重力シンパシー公演」については、ちょっと前に書いた。

AKSが京楽傘下になったのはレーベル移籍の頃(2008年7月)とされており、実際、2008年7月31日に「SKE48オープニングメンバーオーディション」が行われている。当時の主催先であるピタゴラスプロモーションが京楽の子会社であることは、京楽のウェッブページにも明記されてる。京楽の子会社が運営するサンシャイン栄の目玉としてSKE48を立ち上げる、そのためにAKB48のノウハウを持つAKSを買収した、そういう理解が、筋としては正しそうに思える。

まあ「買収」とは書いちゃったけど、AKSが実際に京楽の連結子会社になってるかどうかは確認できなかった。4人の取締役のうち二人が京楽ということで、間違いないとは思うけど。もちろん視点を秋元康に持ってくれば、これは金策の結果に過ぎないということになるんだろうけど、そこは視点をどこに持ってくるかの話。

SKE48が儲かってるのかどうかは分からないけど、48Gとしては儲かってるのは間違いないところで、HKTはこの流れに乗って作られたんだろうと推測できるけど、よくも京楽がOK出したもんだと思う。これも一説によると、HKTの運営には吉本(KYORAKU吉本?)が入ってるらしい。資本関係から見れば何の不思議もないけど、所属先だけを見てると、このあたりがなかなか分かりずらい。

一方JKT48は、運営母体、そして根拠はないけど資本も地元のMNCグループで、ググると楽天とか秋元康自身とも人脈があるらしいことが分かるけど、京楽との関係はなさそう。ネット上の怪しげな情報ではMNCは非華僑系のスカルノ関連企業体で、これだと某元大統領夫人もしっかり絡んで来ることになりそうなものだけど、そうなると先日の発言は何だったんだろう。それとも領土問題にかこつけた、実はそっちが真意だったのかな。

TPE、SNHも、JKTと相似の理解で良さそうだけど、要するにエリアフランチャイズかな。となると海外移籍組は、よくある「立ち上げ部隊」ということになるな。半年から一年で帰国予定というのも整合的になる。ただ、TPEには吉本が絡んでるという情報があって、ここら辺の裏側がどうなってるのか分からん。

以上、現状理解の書き殴り。

意気地なしマスカレードの特典「指原莉乃X小林よしのり屋台対談」

2012年10月18日 | AKB
内容的にはゆるいかな。還暦を迎えようというおっさんと小娘の会話のはずなんだけど、さっしー側に違和感が金輪際ない。むしろ小林先生の方がおどおどしてすら見える(誇張してます)。ほぼ指原大勝利な内容と見て良いのかな。まあ、さっしーソロのおまけなんで、スタンスとしては当たり前か。

従来通り、小林先生は思想というフィルターでAKBを語ることはない。真性のヲタ、おっさんヲタという立場を決して譲らない。そこがなんとも潔いなあ。そして指原アンチと公言しつつ、さっしーを「本物」呼ばわりする、「本物」だからこそアンチが沸くのであり、それは必要なことなんだと言い放つ。ビジネスアンチ宣言と見せて、実は好きな子に意地悪をする小学生状態のシミュレーション。やはりおもろい人だわ。

結論というほどのものでもないけど、さっしーのコミュ力と地頭の良さ、利発さが際立つ感じで、ファンしか見ないだろう(Type Cだしね)特典映像としては、十分すぎるくらいの合格点だと思う。

HaKaTa百貨店 第2回

2012年10月17日 | AKB
むちゃくちゃ面白かった。第1回に比べても編集が細かく入ってる印象だけど、それって多分、峯岸さんのトーク力がものを言って、素の収録の尺を取れた、その中から選りすぐったから、だからこんだけ面白くなったんじゃないかと思う。こんなだと逆に、かえって今回のナマ収録を素で見てみたいと思ってしまった。それこそCDデビューの特典とかで付けてくれないものか。HKTファン(になっちゃったぞ)ならばこそ、グダグダのひな壇をこそ見たい。

具体的な感想としては、この懐かしい感じは何なんだろう。「箱の中身はなんじゃろな」が王道だから、だけではないと思う。HKTメンバーのリアクションの初々しさ、あざとさのなさかな。奇しくも秋元康が島崎さんを評して使った言葉だけど、リアルタイムの今この瞬間のHKTにこそ相応しいと感じる。

もちろん女性というのは順応力が高い生き物なんで、芸能界という「あざとい」世界にいれば、この素朴さは必然的に失われて行くもの。秋元康がこの表現を敢えて島崎さんに贈ったのは、それでも変わらないからこそ、その不器用さ、図太さ、ぽんこつぶりを称えてのことというのはわかってるつもり。それでもだからこそ、今この瞬間のHKTメンバーの「可愛さ」を賞賛したいし、やがては失われてしまう輝きだからこそ、いとおしい。

深夜番組と言うことで、残念ながらこれを見てる人は既にファン、それもさっしーファンが大半だろう。けれどもさっしーという大票田を考えれば、番組としてのできは最高というか、HKTに推し変していただくという目的は見事に達成されてるんじゃないか。スタッフの皆さんGJ!