AKB48の旅

AKB48の旅

宮脇咲良ぐぐたす3月24日23:14

2014年03月26日 | AKB
以下」宮脇咲良ぐぐたす3月24日23:14

こんばんは!

今年も、選抜総選挙が行われることが決定しましたね。

私は、HKT48のお披露目当初、あまり良い位置ではありませんでした。
今は、場所など関係なく輝こう!と考えることが出来ますが、入った当初は目に見えるものが立ち位置だけだったので、不安でもあり、悔しかったです。

HKTが初めて参加すると聞いたバラエティ番組。
番組に参加するのは、五人だけでした。
その五人に選ばれなくて、メンバーが帰ってくるのを劇場で待ってた時、凄く落ち込んでいました。
でも、その反面もっと頑張ろうという気持ちが強くなりました。

そんな時に開催された選抜総選挙。
皆さんに応援していただいて、沢山の方の力で、なんとランクインさせて頂きました。
まだあの頃は、まさかランクイン出来るなんて思ってもいなかったので、本当に感謝の気持ちでいっぱいで、胸が苦しくなったのを覚えてます。

この選抜総選挙を境に、色んな事が激変して、沢山のお仕事に呼んで頂けるようになりました。

大袈裟かもしれませんが、今私がこうしていられるのは、本当にファンの皆さんのおかげだと思っています。

正直、怖い気持ちもあります。
前回26位というとても素敵な順位を頂いたので、その順位を超えることは出来るかなという不安もあるし、総選挙特有のあの緊張感は今だに慣れません。

でも、私はチャレンジしたいです。皆さんと一緒に成長し続けていきたいです。

傷つくことを恐れはしない。
何があっても怯まずに、自分の夢を追いかけたい。

こんな私ですが、 応援よろしくお願いします。

さくら咲け!

以上引用(改行位置変更)

今年も立候補制ということで、続々声が上がってるけど、例によって宮脇さんの書き込みが興味深いものだった。

全体の構成としては、第3回選抜総選挙での柏木さんのスピーチに倣ってるように読める。この辺り、やはり同郷であり、容姿的にも近いものがある柏木さんのことを、強く意識してるんだろうか。その上で、それとなく「ファースト・ラビット」を引用する巧みさ。

今回の順位とか、予想は極力避けたいところだけど、それでもAKB全体にとっての利得を最大化することを考えるなら、宮脇さんには選抜にまで届いて欲しいとも思う。


恋ひたる辻占煎餅 - AKB48 恋するフォーチュンクッキー平安ver 初音ミク

2014年03月25日 | AKB
しばし聞き惚れてしまった。すばらしいアイディア。そしてすばらしい仕事ぶり。歌詞の字面だけ見てたら、使用単語とかで違和感が否めなかったところだけど、こうして初音ミクに歌わせると、もう「こまけーことはいーんだよ」モードになってしまう。

名無しの市井の方々だと思うけど、こういう仕事が発案されて、実現されてしまえるところが、実は正に日本なわけで、こうやって2次利用、3次利用という形で、文化の乗数効果が広がっていく素晴らしさ。ヲヲ、勢いで書いてみて我ながらに気づかされたけど、「文化の乗数効果」という表現は、意味不明なようでいて、もしかして含蓄が深いかも。

単なる静的な情報の集積、物語の堆積ではない、動的で連続的な情報の自律的な増殖と、物語の再創造の繰り返し、それがAKBムーブメントで起こってることなんであり、それを比喩的に「文化の乗数効果」と表現するというのは、ありなんじゃないか。

https://www.youtube.com/watch?v=faBqU7WvHds#t=89

汝がことを恋ふれども
妾に絶へて興もなし
幾度目かの失恋の備へ
あ!は!れ!

あたり見ゆれば数多なる
らうたき姫がさぶらへば
すくすくしき花は目に留まらじ
あ!は!れ!

昼餉の間流るる管弦
つれづれに聴きはべれば
知らぬ間に音価に合せ
つま先より動き出す
止むかたなし今し思ひ
来たれ 来たれ 来たれ 童
占ひてよ

恋ひたる辻占煎餅
行く末さほどわろくあらじ
や!や!や!
幸ひを呼ぶには笑まひを見するのみ
心の辻占煎餅
運勢けふよりもよくせよ
や!や!や!
や!や!や!
浮世捨つるべきものにもあらじ
ややと驚く奇特が生ず
汝といづこか相思ふるけしき


「プロ」「長嶋」「持って生まれた天才」

2014年03月24日 | AKB
3月21日のTBS系番組「A-Studio」のゲストが前田さんだったんだけど、例によって実に前田さんらしい、不思議な魅力に溢れてた。その正体が何なのか、これまた例によって説明には窮するしかないけど、表面的な美醜を超えた、けれども内面からの輝きのようでいてそうではない、経験とか知性とか人間性とか、そういう一般的な「内面」とは無縁な、得体の知れない何ものかの輝きとしか表現できない。

今回は趣向を凝らしたつもりになって「ブラックホールの情報量は、その表面積に一致する」にかこつけた比喩でも持ち出してみようか。内部構造は何もない、それこそブラックホールなのに、その表面には、その質量に一致した膨大なエントロピーが刻まれ、発散される。うーん比喩としては意外にいけてるのかも知れないと自己満足。

その前田さんについて秋元氏が評するところの言葉が、「プロ」「長嶋」「持って生まれた天才」の3つだったと、司会の鶴瓶師匠が明らかにしてくれてた。秋元氏が前田さんについてどう思ってるのか、それは本ブログでも何度か取り上げたし、ファンであれば自明ということになると思う。けれども今回は、鶴瓶師匠という名も実もある方の口から、「地上波は影響力あるんだからね!」の地上波で放送されたわけで、これってなにげに凄いことなんじゃないか。

「これから恐ろしい仕事をしていくんじゃないかと思います。」という締めの言葉は、決して鶴瓶師匠の外交辞令なんかじゃないだろう。

「今日までのメロディー」

2014年03月23日 | AKB
「今日までのメロディー」は案の定というか、予想はしてたと強弁したくなる、特異なタイプの当て書きになってた。巧妙な作りだと思うし、うまいこと曖昧さを演出してるけど、大島さんに対するこれまでの秋元氏の言動を鑑みれば、これは比較的容易に読み解けるメッセージであるように思う。

大島さん絡みの歌詞の恒例通り、やはり秋元氏の視点は、歌詞の中では表だっては姿を現して来ない。では視点をどこに持ってきてるかというと、一読して明らかなように、大島さんご本人になってる。独白調に設えられてる。その上で誇張表現だけど、「やり切った」「後悔はない」と、大勝利的に語らせる一方で、「本当はわかっていた」今になって「心に染みる」と、遠回りに「敗北」を滲ませてる。

なにより「時は静かに 運命を切り拓く」というフレーズが、秀逸にして正鵠を射過ぎて泣ける。AKBの、そして大島さん本人の運命を切り拓いた主体は、大島さん自身ではない。もちろんここでは主語の如くになってる「時」が切り開くはずもなく、「静かに」と修辞することで、大島さんが受動的な立場であったことを、痛切に指摘してることになる。こういう肺腑を抉るようなフレーズを歌わせるところがナントモなんだけど、けれども、その事実を、大島さんが既にして受け入れたであろうことは、既述の通り。

この歌詞の紙背からは露骨なくらいに、秋元氏の「どうだ、大島。俺の言ったとおりだったろう?」という声が聞こえて来そうだし、一方で「全部お見通しでしたね。」と決して言わない、言えない大島さんの矜持も、巧みにまぶされてると思う。

AKBとXX大島優子SP

2014年03月22日 | AKB
なかなか見応えのある内容だったと思うけど、まず真っ先に感じたのが、大島さんだと予算が付き易いのかなあたり。ヒルトンのスイートルームでのインタビューに、「ご褒美タイム」には豪華なスイーツ付きと来たもんだ。大島さんメインだと何かと豪華になるという同様の傾向は、過去の番組でもあったような。

肝心の内容的には、がっつり大島優子的AKB48史だったと思うけど、特に新情報はなかった中でも、それでもいくつか興味深いところはあったかな。一つは、第1回選抜総選挙について語られた率直な感想。何より2位になれた喜びを語ってたけど、このあたりは、例の「前田コール」を含め、当時のヲタさんとの温度差が感じられたし、当時をリアルタイムで知らない身としては、ちょっと意外だったかも。

もう一つは、夏まゆみ氏から贈られた言葉「本物になれ」の件。フォトブックだったかでこの話も聞き知っていたように思うけど、どっか秋元氏の大島さん評と絡んで、正しく理解できていなかったかも知れないと気づかされた。これはもしかして大島さんが語った以上に奥深い言葉かもしれない。このあたり、来月発売予定の夏まゆみ著「ダンスの力: モーニング娘。AKB48……愛する教え子たちとの物語」を読んでから、あらためて論じるかも知れない。

そして、やはりと思わされたもう一つが、大島さんだと、AKB48史が個人史になるなあということ。そこに秋元才加さん、宮澤さんの姿はない。不可分の存在としては現れては来ない。この辺り、大島さんの立ち位置というものが自ずから透けて見える感じと言い切ろうか。